JCP市原時夫です

千葉県房総の睦沢町から、政治・経済・歴史・オペラ・うたごえを考えるgabuku@m12.alpha-net.ne.jp

安倍政権打倒の国民的運動呼びかけに 大声援と決意の声

2014年07月16日 | Weblog

 
昨夜行われた日本共産党創立92周年の志位和夫委員長の記念講演2時間をインターネットで視聴しました。阿倍首相の「異常な性急さ乱暴さの根本には阿倍首相自身の反動的野望がある」「日本の安全や世界の平和の目的から出発していない、祖父(岸信介元首相)に続く、歴史のリーダーとして名を刻みたい野望のためだ。亡国の政治そのもの。」とずばり指摘しました。
 「2013年度利益上位5社12兆円から22兆円に急増。一人当たり役員報酬11%増、株主配当20%増。正社員1%増、500社で内部留保20兆円増えた。」と異常な大企業優遇がもたらした格差を指摘、税金は負担能力に応じてと提言しました。
 「東電は、汚染地下水を他の地下水と混ぜて捨てている。1ミリシーベルトを引き揚げ除染をやめる。石原氏の最後は金目だ発言は実態を無視した原発を収束ねらいの中ででたもの」と指摘。「11月沖縄県知事選挙・・・全国支援を集中しよう」と新基地許さないオール沖縄県民との連帯を表明。
 一点共同を広げ「戦後最大の反動政権安倍政権打倒の国民的大運動を」訴え。
 未来社会を視野にたしかな歴史、草の根に広がる支部・地方議員と市民の共同をさらに広げるためにも日本共産党へ入党を訴えました。


「赤旗」より
日本共産党は創立92周年を迎えた15日、東京都新宿区の日本青年館で記念講演会を開きました。
 志位和夫委員長が「『亡国の政治』と決別し、未来に責任を負う新しい政治を」と題して講演。日本と国民に災いをもたらしている安倍政権の「亡国の政治」を、集団的自衛権、暮らしと経済、原発、米軍基地の四つの問題から浮き彫りにし、「安倍政権は、歴代自民党政権の中でも、戦後最悪の反動政権だといわなければなりません。
 このような内閣は一日続けば、その分だけ、日本と国民に災いをもたらすことは明らかです。安倍政権打倒の国民的大運動を起こそうではありませんか」と呼びかけました。「そうだ」「よし」、志位氏の訴えの随所で拍手と声援がわき起こりました。
 「みんなの力で安倍政権を打倒しようではありませんか」との呼びかけに、会場から拍手が地響きのように起こり、しばらく鳴りやみませんでした。
 報道カメラマンの石川文洋さん、漫画家の高口里純さん、聖護院門跡門主の宮城泰年さんが日本共産党への期待のビデオメッセージを寄せました。
 会場は第2会場まで満杯となりました。インターネットでも全国に中継され、1258ヵ所で視聴会がおこなわれました。
 会場には入党コーナーも設けられ、次々と相談者が訪れました

こんな世界があったのか!と驚きの連続。小澤征爾・村上春樹対談

2014年07月15日 | Weblog

クラッシック音楽は全くと言って良いほど聞いたことがない私ですが、何度かテレ部放映された小澤征爾さんの番組はとても考えさせられました。
 村上春樹さんも世界的な作家であることは知ってますが、全く読んだことがありません。
 でも、この二人の対談は驚きの連続。面白かったです。
第一に、内田光子さん(クラッシックピアニスト)とか大西順子(ジャズピアニスト)いることを初めて知り、内田さんの演奏はなにか、玉がころころ転がるような演奏だなあと新しい音楽の世界を知ることが出来たこと。大西順子さん大変な実力がある若手なのになぜ引退かなど、興味が出てきたこと。
 第2に、村上春樹氏のそれはもう、ものすごい、クラッシック音楽を聴いてきた中で生まれてきた疑問を率直にぶっつけて、小澤さんが、真剣にやわらかく誠実に応えるその内容へのおどろきと、発見があります。
 たとえば、小澤さんはカラヤンとバーンスタインという個性が全く違う、(中身を読むとわかります。)二人にかわいがられ吸収してきたこと。
 齋藤秀雄氏に教わっていた頃、暗譜したオーケストラ譜をどれだけ、楽譜として再現できるかを訓練したなど、私は人間業ではないと思うこともやっていたという全くの別世界を知る驚きがあります。
 著名な指揮者や演奏家の特徴なども、村上氏が次々と疑問を呈し、おどろくことに次々と「ああ彼は友人で・・・とか大変な交友があり、応えてくれています」
 小澤「ただね、このオーケストラの演奏は子音が出てこないですね」に至っては意味がわからない。でもすごいと言う感じ。
 小澤「ショスコビッチの方がやはりきちっとまとまった音楽になっていますのよ、マーラーの持っている狂気みたいたなところは、彼の音楽には感じられない」
村上「・・・・政治的な理由で狂気みたいなものが簡単に出せ得なかったところがあるかもしれません」と。私は、インターネット・CDで何曲かショスタコービッチを聞きましたが、この部分は納得しました。
 第3に、音楽の解釈の方法論ですごく興味深かったです。
 村上氏は、作曲家・演奏家の歴史的におかれた位置や政治・経済的な背景から作品を説明できるのではという視点で質問していますが、小澤さんは「楽譜に相当深く集中します。だからその分、というか、ほかのことってあまり考ええないんだ。音楽そのもののことしか考えない。自分と音楽とのあいだにあるもおだけを頼るというか・・・」と時代に敏感にならざるを得ない作家と音楽作品の演奏という芸術家とのちがいかもしれませんが・・・・疑問の残る点です。
 第4に、村上氏は、小澤氏は「あえて口にされないこともそこには数多くあった・・・・・ことも含めて・・・自然な共感をもって受け止めることが出来た」と書かれています。どのような意味かは分かりませんが、ここでの、真摯なやりとりはある意味で感動しました。
 第5に、小澤氏の人柄です、ジャズピアニストの大西順子氏の引退表明コンサートを聞いて「俺は反対だ!」と客席から叫び、自らの病気の悪化により共演できなかった内田光子さんへ「残念残念。次は必ずやるぜ。光子さん。」と書いた。純粋さに共感します。一途なんですね。
 第6、若い音楽家を世界的な視点で育てている情熱のすごさと、超エリートを育てるということで一貫していると思います。小澤「資質はあるけど、深みがない・・・・そういうひとこそここに入れたいんです」
村上「天性のものは仕込めないけど、考え方とか姿勢とは仕込める」
小澤「そいういうことです」小澤氏の多忙さ年齢・健康を考えれば当然の選択だと思いますが、それだけでよいのかという疑問も残ります。天性の素質あるものを選択できる条件がそろっいる社会と言えるのかという点です。
 ただ、小澤氏は自ら責任の負える範疇で正直に述べられているのだと思います。

原発ゼロ、憲法9条まもれと歌い続ける。フォークグループ

2014年07月15日 | Weblog

今日の「赤旗」に、私の知り合いのフォークグループ「ヒューマンファーマーズ」と「いわき雑魚塾」が参加したコンサートの記事が出ていました。
 憲法9条まもれ、原発ゼロを歌にして広げている記事に元気をもらいました。
「赤旗」より 
福島第1原発事故の責任を問う「ふるさとを汚したのは誰」、憲法9条を守り続ける大切さを訴える「平和の暦」などを披露しました。
 同原発に近い福島県いわき市で活動している「いわき雑魚塾」は、「でれすけ原発」「福島の海よ」などのオリジナル曲を演奏し、原発の廃炉をよびかけました。
 各グループはトークのなかで、集団的自衛権の行使容認を決定し、原発再稼働も推進する安倍暴走政権の危険性を指摘。原発ゼロの実現や憲法9条を守るためにともに力を合わせていくことをアピールし、共感の拍手に包まれました

福島で生きる人の思いを歌う

2014年07月14日 | Weblog

以前に、インターネットで購入したCD「僕のつくる道」の中で、「私は生きるために太陽の下」他の3人の阿部さんが歌っています。残った人の思いを歌っています。同じ方ではないかと思いますが、今日の「赤旗」で、「歌うケアーマネージャー阿部純さん」が紹介されています。
「赤旗」より
歌うケアマネジャー阿部純さん(42)
 福島県郡山市の介護施設で介護支援専門員のケアマネジャーをしている阿部純さん(42)は 「歌うケアマネ」と呼ばれています。
 ■全国に出かけて
 仕事の傍ら暮らしや仕事、原発事故などをテーマにした歌を作詞・作曲し、歌います。「話せば1時間はかかる福島の現実と実態が3曲の歌で表現できます」と、仕事を続けながら全国に出かけて歌声を響かせていま
す。
 両親は、ピアノやアコーディオンなどの生演奏に合わせてフォークソングなどを歌った「うたごえ運動」の中で結婚しました。両親の影響もあって阿部さんも小学、中学、高校、短大と合唱部に所属して歌い続けてき
ました。
  「3・11」から3年4ヵ月余が過ぎて「あの日以前の生活に戻れない悪夢が福島では今も続いています」と振り返る阿部さん。「そんな福島で私たちは生きていると伝えたい」と、熱い思いで各地に出向いてコンサー
トを開いています。
 大震災の日、長女の中学校の卒業式でした。施設に戻ると職場は大混乱していました。
 東京電力福島第1原発が爆発したことから浪江町や双葉町などの沿岸部から被災者が郡山市などに避難してきました。勤務先の介護施設も定員をはるかに超える避難入所者であふれました。自らも被災、被ばくしなが
ら、職員たちは働き続けました。日常生活をつづって阿部さんが作詞した「フクシマ人だから言えること」という歌があります。
 ♪避難する人 残る人 街から笑顔が減ったみたい 現実はあまりにも残酷で どっちも辛 (つら)い 辛いんです 
■エール送った歌
 当時、中学を卒業する長女、小学校を卒業する次女、小学5年生に進級する三女がいた阿部さん。「子どもたちのクラスでは避難する子どもだちとのお別れ会が毎月開かれました」 阿部さんは「避難はいやだ。
ここで高校生になろうね」と友達と誓った長女の思いを尊重して福島に残りました。
  「いとしい娘(あなた)たちへ」は、そんなわが娘とすべての子どもたちにエールを送った歌です。
 ♪希望だらけのはずだった私たちの新しい春は 大きく変わった日本中が悲しみ迷っているけど 娘(あなた)たちは 選べるはず娘(あなた)たちは 生きられるはず 2011年7月、東京・明治
公園で開かれた原発ゼロをめざす緊急集会に出演。昨年は青森、京都、愛媛など全国各地を回りました。
  「人間らしく生きることと、原発は相いれない」と考える阿部さん。長女が母と同じ介護職の仕事に就きました。

あいつは純粋だから、自衛隊の精神教育に洗脳されてしまった。

2014年07月14日 | Weblog


今日の「赤旗」を見て、すでに自衛隊は、人殺しの訓練と精神的な準備を整えていることを知り、震えました。


「赤旗」より

「息子の命は憲法が
守ってくれていた」
 安倍内閣が集団的自衛権行使容認の「閣議決定」1日)を強行したことに、自衛隊員やその家族が不安を強めています。陸上自衛隊の「最強部隊」とされ、戦地にもっとも
近いといわれる「第1空挺団」千葉県習志野駐屯地、約2千人)の隊員の父親が本紙に、「息子の命を守ってほしい」と思いを語りました。(憲法問題取材班)

  「勝手に憲法解釈を変えられて、息子が死んだら、うらんでもうらみきれないよ」 東日本に住む50代男性が、切迫した口調で訴えます。男性の息子は災害救助にあたる自衛
隊にあこがれて入隊を希望。ところが、体格のよさを見込まれて第1空挺団に引き抜かれました。
 第1空挺団は、パラシュート降下で敵地に乗り込み、戦闘や破壊工作を行うのが主な任務です。「精鋭無比」を掲げ、最強を自称する部隊です。
  真つ先に戦場送り  「太ももなんて、腰みてえに勝手な解釈改憲一約束が違う太いんだ。模擬ナイフで格闘して、相手の喉に刃をあてる訓練までしてるってよ」人を殺す訓練を重ねている空
挺団が、いざ集団的自衛権の行使となればどうなるのか。男性は、「真っ先に、うちの息子が戦争に取られてしまう」と危機感を強めます。
 男性が見せるアルバムの最初の数ページには、無邪気に笑うスポーツ少年の写真が。しかし、ページをめくるうちに、少年の姿は一変します。迷彩服に身を包み、小銃で標的を狙う目は殺気すら感じさせます。
  「おれが死んだら」 あるとき、息子が電話で告げた言葉に、男性は胸をえぐられるような衝撃を受けました。
 「おれが死んだら、親父にカネが出るからね」 自衛隊員は入隊時に、「我が国の平和と独立を守る」として、「事に臨んでは危険を顧みず」と宣誓し、有事に命を投げ出す覚悟を求められます。
 これまで、「事」の範囲は憲法9条のもとで、専守防衛と災害救助に限られてきました。アフガニスタン戦争でも、イラク戦争でも、戦闘地域に送らないという。歯止め”がありました。
 一方、アフガニスタン戦争で戦闘地域に踏み込んだ北大西洋条約機構(NATO)軍は、計1031人(米軍を除く)の死者を出しました。
  「憲法が、息子を守ってくれていた。急に、自衛隊は戦闘地域に行けると言われても、約束が違う」 1日の「閣議決定」を受け、男性は息子を除隊させようと決意しました。すでに、その思い
を息子に伝えましたが、返事は 「仲間を裏切れない」とかたくなです。
 あいつは純粋だから、自衛隊の精神教育に洗脳されてしまった。
 男性は、入隊を応援した後悔や、いつか息子を失うのではないかという不安に苦しんでいます。
  「閣議決定したって言うけどさ、国民の声は聞かなくていいのかよ。いまからでも撤回させられないのか。海外の戦争に出て行って、息子の命を勝手に賭けられたら、たまんねえよ」

田村智子参議委員議員が、お隣長南町で語る   和田さんとご案内訪問

2014年07月13日 | Weblog

昨日は、おとなり長南町の和田和夫さんと、地域を訪問しました。来年4月のいっせい地方選挙で、前回の雪辱をはたし日本共産党の空白議席をなくそうと頑張っています。
 今月27日には、田村智子参議院議員が、長南町の「日本共産党と語る会」でお話して頂けるということで、ご案内をいっしょにいいたしました。
  和田さんは、今年の1月の長南町議補欠選挙で、1286票得票率24.57%と参院比例票を6倍に伸ばしましたが、惜しくも時点でした。
訪問した方は「補選は奥さんも入れた。共産党一人は必要だ。田舎だから、前回本選挙は必要だと思っても入れなかった人が多かった。懇談会行きたい。働き盛りが町を離れている」「補選は、途中の選挙だから、落選は残念、親戚にも話したのに。来年は議会に出てしい。」「共産党一人は必要。和田さんは腰が低く、親切だと評判が良い。」など期待の声が寄せられました。

たたかう女性は美しい 横井久美子さんと笠木透氏のコンサート

2014年07月12日 | Weblog


秘密保護法廃案を国会前で歌い続けている、歌手 横井久美子さんと名曲「我が大地のうた」作詞者笠木透氏のコンサートに行ってきました。
「原発ゼロ、秘密保護法を廃案に!」と国民の安全と平和を真正面から掲げたところに、横井さんの思いが伝わります。
 笠木氏との、深いところでの平和への思いと、互いに相手を思いやる、ジョークも交えて、大笑いの対談もありました。お二人の歌に、何度も涙して、会場と一体になりました。「沈黙してはならない」をみずから、実行している、横井さんの勇気と情熱、アイルランドでのコンサート、ベトナム、ネパールと世界を駆け回り、支援活動を続けるその、歌う姿は美しかった。笠木氏が歌の合間に「くみこおーーーと叫んだ気持ちわかります」

反原発運動をなぜ批判 「福島民友新聞」

2014年07月11日 | Weblog


今日の「赤旗」に「福島民友」新聞が反原発運動を「福島差別」との記事を掲載、これに、反原連が抗議文を送付とのこと、この新聞社の姿勢は、こうした市民運動と福島県民の分断をはかることに手を貸すことになります。

「赤旗」記事より
「福島民友」に謝罪記事要求
    反原連
 首都圏反原発連合(反原連)は10日、福島民友新聞社(福島市)に対し、同社発行の「福島民友」掲載の記事への抗議文を送付したことを明らかにしました。
 反原連が抗議したのは、 「福島民友」が2日付で報じた「反原発デモに違和感 『福島差別』助長した側面」の記事です。
 反原連は、「官邸前抗議や反原発デモが『福島差別』をつくっている」との結論ありきのもので、福島県民に対する世論誘導だと指摘。「官邸前抗議の印象を事実と反するかたちで貶(おとし)められた」としています。
 反原発デモについて反原連は「福島原発事故をきっかけに、今後あのような事故が起きないようにと、全国で原発廃止を訴えているものである」と強調。福島県では、県知事、県議会、全地方議会が「県内10基廃炉」を求めており、記事は 「原発廃炉を願う県民の思いも『福島差別を助長する』というに等しいもの」だと批判しています。
 官邸前抗議行動の実態を公正に伝える記事掲載か、偏向報道に対する謝罪記事の掲載を求めています。

福島 いわきのみなさんが、被災地からの歌声をお呼びします

2014年07月08日 | Weblog


 毎年、おこなっている「平和といのちを考える会」を今年は、8月24日日曜日に睦沢町中央公民館で行います。朝から写真展と午後12時半から、DVD上映、木質バイオマスの南房総市見学報告、そして、メインはなんと、遠くいわき市から、地元のフォークグループ「いわき雑魚塾」をお呼びして1時間半コンサートと交流会を行います。4時まで、無料です。
 生きることとはなにか、音楽とはなにかを問いかけています。
 

日本共産党と語る会

2014年07月07日 | Weblog
昨日は、「日本共産党と語る会」を地元支部として、知り合いの方のお宅をおかりして、志位和夫委員長の演説会DVDを見ながら、8人で消費税から、介護保険から、集団的自衛権から、社会主義についてまで、実に多彩な話題で盛り上がりました。参加者の方からは「単なる井戸端会議ではなく、深いところ、切実な問題で自由に意見が言える集まりですね」などのお声もありました。まだまだ、旧ソ連や中国と日本共産党が同じと感じているかたもおり、丁寧な意見交換が必要かなと思いました。

ハードよりくらし・福祉のソフト充実を 6議会で質問

2014年07月05日 | Weblog
 睦沢町の6月議会定例会は、13日に開かれました。
 日本共産党の市原時夫町議は、次の内容で一般質問を行いました。
 一つは、町民の方から、「町はなにをめざしているか」「積極的なのは良いが急ぎすぎではないか」など疑問の声が出ていることを示し、こうした声の背景にある、くらし・福祉の負担・サービス悪化から町民を守ることを優先にすべきと質しました。
 町長は、上市場商店外の再整備と広域農道道の駅周辺の再開発など、ハード事業を優先にする方向ですが、
財政計画が示すべきだと質しました。
 町長は今年度中に、財政の見通しを示すと答弁しました。
子育て支援の魅力を語るべき
 国保・介護・後期高齢者医療など税負担の軽減や子ども医療費の高校卒業までの無料化への前進など優先すべきではないか。
 人口の急激な減少を防ぐハード事業というだけでなく、子育ての町睦沢町としての魅力をアピールすべきと提案しました。
介護保険負担増・対象除外・サービス低下は明白
 政府の来年度介護保険改正が、町民の福祉・負担の改悪につながると指摘し対応を質しました。
 改悪がされれば、負担できない利用料2倍になる方が生まれる。新たに介護保険除外の方が出る。家庭介護の増大は、家族の負担軽減という介護保険導入の口実さえ崩す。家族介護を補完する、24時間訪問介護も見通しがない。ことが明白になりました。
就学援助対象の縮小はしない
 生活保護基準の引き下げとそれに伴う、奨学金制度・就学援助対象者の縮小が全国的に問題になっており、自治体として、対象援助の維持の措置がとられており、町にも同様の措置を求めました。
 町は、除外しない措置をとると答弁しました。
ひとり親支援の規定見直しを
 一人親過程への医療費や入学祝い金などの支援措置のための、ひとり親規定条項が、1年以上の経過を必要としていることについて、実態に即した見直しを求めました。
 町は、一部見直しを検討すると答弁しました。

 
 税負担増次々
 6月議会で、税負担の増大など、さらなるくらし圧迫の条例改悪の専決処分が提案され、市原時夫町議以外の賛成多数で採択されました。
○軽自動乗用車税1.5倍に。
○原付・自動二輪1.5倍に
○13年を経過した軽自動車にへの新たな課税
○国保税の課税限度額の引き上げ
 ・後期高齢者支援金等課税を14万円から16万円に増やす
 ・同じく介護納付金課税額を12万円から14万円に増やす
 ・なお、軽減措置の対象を一人35万円まででしたが45万円までと広げました。

全員賛成で
採択された・意見書・陳情書は次のとおりです。
○手話言語法制定を求める意見書提出を求める請願書
○「義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書」採択に関する陳情書
○「国における平成27(2015)年度教育予算拡充に関する意見書」採択に関する陳情書

睦沢町健幸のまちづくり基本条例制定についてを採択
健康を「町民、地域、町がともに協働して、地域社会全体の取り組み」という主旨で基本条例案が採択されました。

防災会議への現職自衛隊員の委員参加に反対
 町の防災会議(防災計画の作成などにかかわる)の委員に新たに、現職の陸上自衛隊の自衛官2人以内の任命を内容とする、条例改正が提案され採択されました。
 市原時夫町議は、災害出動で奮闘されている自衛隊員の方には敬意を表しますが、本来専門部分ある常備消防を中心とした組織の強化をすべきとし。
 専門分野ではない、自衛隊の参加には反対しました。
 自衛隊下志津基地の高射部隊から配置が予定されているとのことです。

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2014年07月02日 | Weblog

 昨日は、5時から国会前の「集団的自衛権行使容認の閣議決定」反対・抗議集会に仲間と参加しました。とにかくびっしりの人でいろんなところでシュプレヒコールやら、ドラムやら、私にもハンドマイクが回ってきて「戦争反対」「九条まもれ」「子供をまもれ」など叫びました。
 すぐ前の男性は独り言のように「僕は創価学会だけど、その中にも僕のように集団的自衛権行使反対なんだ」と言って、いっしょに唱和していました。その脇には、恥を知れ公明党と叫ぶ人も、多彩な平和への願の人が集まっているようです
 昨日の抗議集会のテレビ中継を見ていた4歳の孫が「戦争はもういやだ」(ともしび歌集245)と歌い出したそうです。私が、よく家の中で歌っていっしょに歌ったので、覚えたのでしょう。「ジジーがテレビに出るかもしれないと」と思ったようです。私も集会で仲間と歌い盛り上がりました。
 日本共産党志位和夫委員長は①密室協議の閣議決定は立憲主義の否定、②戦闘地域への派兵はおびただしい犠牲者を生む。③乱暴きわまる解釈改憲、海外武力行使はかっの侵略戦争を「自存自衛」の口実を想起させる。④戦後の日本の国のあり方を否定し、「殺し殺される」国となり、日本国でも国民の命を守るものでもない、他国の人に銃口を向けることを強要する。失うものはかりしれない。⑤憲法破壊のクーデターというべき暴挙⑥閣議決定強行だけで自衛隊は動かせない。撤回を求める。憲法に真っ向から背反する。すべての良識ある国民の声を一つに集め、一点共同で安倍政権の野望を打ち砕くために力を合わせる。と本質と展望を示しています。

「ゴロン太」を園芸の木材暖房で石油から地元資源活用へ 南房総市を視察

2014年07月01日 | Weblog

「平和といのちを考える会」が、今年の会(8月24日中央公民館)の内容の一つとして、自然エネルギー活用の実践例として、県内の南房総市を視察しました。
 石油から木へ
 南房総市は、旧和田町や富山町などが平成の合併で出来た市です。
 市は、農林水産部の中に地域資源再生課を設置して推進しています。
 総合的な自然エネルギーの計画を作成し、その中でまず、施設園芸用「薪」暖房機の導入を行い10台、20台と広がり、30台へと広がる見込みです。
 使用している、施設園芸農家の軽込さんにお話を聞きました。
 冬場のこれまでの、石油燃料は緊急用に残してありますが、ほとんど「ゴロン太」で間に合わせ、午後6時頃に薪を入れ、9時頃にもう一度入れて、かなり広いハウス全体の温度調整管理が出来ていると言います。
 ハウスの隅に一台おいてあるだけで、循環用のパイプは必要ないとのこと。
 森林組合も活性化
 原料は市内の森林から、森林組合が伐採しこれまで捨てていた未利用材の活用かた始まり、プロセッサーと呼ばれる、ショベルカーの先にチェーンソーを付けたもので、一定の長さに伐採、機会で薪割り、市の未利用地を利用して乾燥させたものを、農家に卸しています。
若者雇用と不要資源の活用
 森林組合では、若い方が元気に働いておられました。 また、軽込さんは、不要になった葡萄のツルを、燃料の初期燃焼に活用、また、近所からも不要になった木材が提供されるなど、まさに、循環型のエネルギー創出になっています。
 市の担当課の押元氏によると、利用農家の意見を聞き、市も業者に改良を求めるなど、実際の活用の中でより効率の良いものへ発展させているようです。
 平成25年度は10台だったのが、希望者の状況から
26年度20台、27年度は30台を予定するなど、口コミで農家に評判が伝わっているようです。
市内の環境仕組みを研究し
 市の当初計画では、発電・ペレット化、木質チップ化などさまざま検討されており、第一歩というところでしょうか。
 南房総市の独自の、広大な森林資源の存在と木材切り出し加工・貯蔵・乾燥・運搬の仕組みと農家の需要が創出され、安定性と石油より安価に出来る経済性が保障される条件を整えたことが前進のカギではないでしょうか。
 そのことが、石油を利用して、海外に流れていたお金が、地域を循環するという地域経済の発展に貢献できる条件を生み出しつつあり、化石燃料などの大量消費や人類の存在を脅かす原発からの脱却の一つの方向を示しているのではないでしょうか。