JCP市原時夫です

千葉県房総の睦沢町から、政治・経済・歴史・オペラ・うたごえを考えるgabuku@m12.alpha-net.ne.jp

反原発運動をなぜ批判 「福島民友新聞」

2014年07月11日 | Weblog


今日の「赤旗」に「福島民友」新聞が反原発運動を「福島差別」との記事を掲載、これに、反原連が抗議文を送付とのこと、この新聞社の姿勢は、こうした市民運動と福島県民の分断をはかることに手を貸すことになります。

「赤旗」記事より
「福島民友」に謝罪記事要求
    反原連
 首都圏反原発連合(反原連)は10日、福島民友新聞社(福島市)に対し、同社発行の「福島民友」掲載の記事への抗議文を送付したことを明らかにしました。
 反原連が抗議したのは、 「福島民友」が2日付で報じた「反原発デモに違和感 『福島差別』助長した側面」の記事です。
 反原連は、「官邸前抗議や反原発デモが『福島差別』をつくっている」との結論ありきのもので、福島県民に対する世論誘導だと指摘。「官邸前抗議の印象を事実と反するかたちで貶(おとし)められた」としています。
 反原発デモについて反原連は「福島原発事故をきっかけに、今後あのような事故が起きないようにと、全国で原発廃止を訴えているものである」と強調。福島県では、県知事、県議会、全地方議会が「県内10基廃炉」を求めており、記事は 「原発廃炉を願う県民の思いも『福島差別を助長する』というに等しいもの」だと批判しています。
 官邸前抗議行動の実態を公正に伝える記事掲載か、偏向報道に対する謝罪記事の掲載を求めています。