JCP市原時夫です

千葉県房総の睦沢町から、政治・経済・歴史・オペラ・うたごえを考えるgabuku@m12.alpha-net.ne.jp

放射線対策緊急対応を町に要望

2011年07月23日 | Weblog
 近隣の勝浦市産の荒茶から暫定規制値を超える放射性セシウムが検出されるなど、住民の不安が高まっている中で、私は昨日、睦沢町長に3度目の放射線関連の対応を求める要望書を提出しました。



睦沢町長 御園生正美様   
放射能汚染から市民を守る緊急の対応について
2011年7月22日
日本共産党睦沢町議会議員 市原時夫 

6月議会一般質問でも行ったとおり、日本共産党睦沢支部と私には町民から「子どもたちを放射線から守るために」さまざまな不安や改善を求める声が寄せられています。
 睦沢町として、危機感を持って早急に検討され実施されるよう申し入れます。
1、基本要求 
①被曝限度を年間1ミリシーベルト以下の基準を定め、具体的な対策を講ずること。
2、放射能汚染の測定と公表について 
①睦沢町として独自に測定器を購入し、こども園、各学校、学童クラブ、公共施設など子供達が利用する場所を当面毎日測定し、当然費用は東電に要求すること。
②学校等の測定は校庭・広場などの中心1カ所だけでなく、植え込みや遊具、さらには、放射線量が溜まっているとされる側溝など、毎日行うこと。
③学校等のプールは、水質だけでなくプールサイドも測定し、放射能物質が不検出であることを確認すること。
④通学路等についても、綿密な測定を実施すること。
⑤測定結果は、ホームページ及び広報の臨時号も含めての発行など、全町民に知らせる方策を講じること。
⑥町内農産物について独自の測定を行い、給食の食材は抜き取り検査を実施し、安全を確認すること。
⑦家庭菜園を行っている人が放射能汚染を把握できるよう、放射線量測定器を無償で貸し出すこと。
3、放射能汚染の対策について  
①校庭などの表土の検査を行い必要な場合、除去を実施すること。
②内部被曝への心配が寄せられており、希望者には無料で検診できる対策を講じること。
③測定結果にもとづいて、道路側溝の汚泥除去や公園・市有地内の植栽の剪定、草取りなどを実施すること。
以上