紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

水中の発根

2016-05-13 19:31:50 | 園芸

 「水中で発根する紫草」

 水中で発根する話は聞いていたが・・・。
 現実に目にするのは初めての事である。
 
 5/11に低温保存の紫草の種を30粒、水を入れたパック内に沈み込ませる。
 一晩のつもりが二晩になり、その忘れ物を思い出した。




 5/13わずか2日目で、しかも水中で3個も発根している。
 これには、驚きであった。
 低温での保存期間が長く、パックに日が当たった事も一因か。




 トマトの苗を買い求めた。
 種を買って発芽させると多すぎるので、各種のトマト苗を1本買う。
 移植して支柱も立てずにいて、数日後風に揉まれて根元で切れてしまう。

 辺りを捜してみると千切れとんで、乾いてしまった茎を発見。
 ものは試しとビーカーの水に挿して置いた。




 数日後、無理かと思っていた根が出始めた。
 わずか茎の中心部に水気を残した千切れの茎であった。

 細い命が続いたようだ。 
 
 トマト栽培では脇芽を掻くので、その時に使う方法である。
 この方法で1本の苗から必要数の苗を育てている。




 この方法はトマトを栽培し収穫出来る期間が1ヶ月以上も長く続く。



     「おどろきて おいをわすれる ひがつづく」

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