紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

日本ムラサキ開花・2022

2022-05-28 16:19:11 | 日記
「意外な場所で日本ムラサキの開花を見る」
苗床で蕾の中に白い点を見出した頃、別の場所で蕾を持った1本があった。
自室南面の基礎の際である。


意外や意外、自宅基礎の壁面下から発芽した苗が生育して1番の開花となった。

故障した雨水タンクのすぐ近くである。雨が降っても水は滅多に滲みて来ない。

雨水タンクは使用不可と思い込み、植木鉢等が乱雑に置いてあった。
良くぞこんな場所で、1粒が発芽してきたものであろ。勿論掃き出しの、こぼれ種であろう。


畑の苗床、昨年の12月に播種。間も無くすると雪の下になった。
定植が急がれるが、栽培畝が未だに出来ていない。


既に定植を終えた畝の下を予定していたのだが・・・変更。
昨年栽培した隣の畑を掘り返して、連作に挑戦することにした。


昨年栽培したので畝立ては容易に進んだ。雨の日を入れても1週間で終了。
およそ15m程の畝となった。雨の日を待って、翌日には定植を予定する。
天気予報では6月1日が雨の翌日となりそうだ。

   「みずなしで よくぞはなさく むらさきや」
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日本ムラサキ2022・定植を終えて

2022-05-21 16:40:44 | 日記
「定植後10日間後の状況」
畝作りに1ヶ月以上も用して、苗は蕾を持ち開花直前になってしまった。
定植は5日間で終了となった。急がれたが5日間連続ではない。
動けない日を間に置いて何とかして終えた。


3列、20cm間隔にて定植。苗数から判断した結果である。

曇り日の予報であったが薄日が射して気温が上昇。暑さに耐える姿である。

同じ日に植えた苗であるが、どこ吹く風の体である。
原因は不明だが、細根が切れずに移動できた故か・・。


多くの苗は「お辞儀」をしてしまうがここまで深く頭を下げるとは・・・?

10日前に定植した苗の復活劇である。
折れ曲がった2本立ちの茎は、枯れ葉の傷を持ちながら空を見る様に恢復してきた。


ほぼ同様の恢復状況。下草も敷萱を抜けて出てくる、クズの芽は即抜く。

3本立ちの苗である。ここまで恢復すれば大丈夫であろう。
その後、やっと雨の日がやって来た
快復できないのは、苗を植えた老体である。
定植作業は膝を屈し、腰を折って屈み込んでの姿勢となる。
1本植えるのに大した時間は掛からないが、30本を続けると負担は大きくなる。
しかも、2mしか進まない。遮光ネットを張る作業はモタモタとなる。
定植を終えて、3日間は寝込んでしまった。
果たして、紫根の収穫まで身体は保つのだろうか?

  「うえたまま あとはどうなる ののくさか」

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日本ムラサキ・定植2022

2022-05-15 19:26:23 | 日記
「漸く始まった秋苗の定植、天気に翻弄される」
長期間掛かった畝に、やっと苗の定植がスタート。苗には蕾。

目印の見当、簡単な治具を作ってみた。青いテープ、20cm 間隔。3列 1m 15本。

小枝を挿して、早速苗を植え付ける。天気は曇り、のち雨の予報。前日雨で申し分無し。

苗は2本立ちが多く、苗の数量不明はこれが原因だった。

曇り日の予報は変わって、時折陽が射す空模様となった。
遮光ネットを張る必要が出てきた。用意はしてあったが、定植作業は中断。
再開した定植作業は、ネットの下で無理な姿勢となる。


植え付けて間も無くすると、苗の先端が「お辞儀」をしてしまう。
頭が重すぎるばかりではない。細根が切れてしまった苗が多い様だ。


根元に水をやって、昨年秋に刈り取って置いた萱をカットして敷く。
何か、無様で哀れな様子となってしまった。
無理な姿勢でする作業に自身も、ヨロヨロして、これからの作業が危ぶまれた。
2m 30本の作業時間は2時間を越えてしまった。
5/10,11,14,15, 午前、午後と続けた日もあったが・・・。
何とか、残り1m となった。本日まで165本を定植、180本は正解であった。

    「よろよろと なえうえつけて みぎひだり」
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日本ムラサキ栽培・畝立て終了

2022-05-07 20:37:14 | 日記

「春の草、根の張りに驚き」
春先の草の生育との格闘である。
気候は順調にと言う訳には行かない。
時に霜が降りる冷え込んだ朝も来る。それでも芽を出し生育を始めた野草は
日増しに、たくましくなるばかりだ。


ヒメオドリコソウの根。

驚くべき根の張り具合である。腐葉土に凄まじく喰い込み、
腐葉土を振るい落とす作業は並大抵ではなかった。


畝立てを開始した頃は、何の芽なのかも不明であった。
ヤブジラミと判明したのは葉が広がり出してからであった。
生育して秋に種を付ける頃には厄介な野草である。


余儀なく、畝立ての変更をする事となった。
苗数を数え始めている内に何時も途中で止めてしまう。
畝立て作業に追い立てられるからである。
定植を急かされている苗数は、予想よりかなり多いと判断。
2列から3列にしないと、残りが多過ぎてまたまた大変である。


足腰の負担は限界に来ている。しかし1mでも先へ進めたい。

本日、畝幅を広げて漸く畝立てを終了した。
3月下旬に鍬を入れてから、1ヶ月以上6週間を要しての作業であった。
老体には堪える日々で、先が想いやられる。
たっぷりの雨を待って定植作業となる。

    「つかれのみ のこりつづけて のびるくさ」

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