紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

日本ムラサキ・遅霜対策

2021-04-26 19:25:20 | 日記
「畑の新芽ムラサキ・霜予報に慌てる」
本日の最低気温2°C 早朝、空には雲があり霜にはならなかった。
予報は0°C だったので霜が降りても不思議では無かった。


明朝、0℃の予報 17:00発表 霜予報である。
既に何回も霜を受けて、ここまで生育してきた。
大きくなってきて返って霜を心配する。


定植の秋苗の新芽である。心配をすればこちらも同じである。

これだけ伸びてくると、本葉も開き始め大丈夫かなと思うが生育はマチマチである。

越冬用の葦が側にあるので、これを苗の上に掛けて霜除けとする。

空に雲が広がれば、今朝のように霜の降りる事はないが・・・満月の空である。


波板で囲った栽培畝、雨を境に急進展する。最初のブロックは約5mで閉じる。120本を定植予定。
もう少し用土の投入が必要かも知れない。筒を並べる予定だったが、手間がかかり変更。
続きのブロックは畑の際まで伸ばす予定に変更。200本を定植予定。
これから3週間で500本を越える苗を畝を用意しなければならない。
晴れれば、畑。農機具は無い。スコップと鍬が頼りの畑仕事である。

右肩は痛み止めの湿布・・・何処まで続くか?
今年限りの栽培と・・・畑が身体を治してくれれば・・・・?

    「だんねんが できるできない いつできる」
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本ムラサキ・秋苗の新芽

2021-04-18 14:41:05 | 日記
「霜を受けた新芽の回復に相槌」
4月9、10、11日と3日連続して霜の朝であった。最低気温 0.5、−2.1、−0.3°C

霜を受けた新芽の回復、根元に緑を確認する。

同様に根元に新しい芽を出して来た。下段の畑の定植苗。

秋苗の苗床、じっくり様子を見ての生育で霜の被害はない。

定植した苗の生育、分厚い葉が霜にも動じない。

茎立ちを始めたが、霜を受けた様子もない。

上段の畑(耕作放棄地)の栽培畝の生育状況である。
申し分無い状況であったが、困った事にマルチの下をネズミが入ってきた様だ。
マルチが膨らみ、苗が飛び出していた。
苗ごと踏んで穴を潰すが翌日は別の場所が膨らんでいる。
ネズミ穴の上では、苗の生育が危ぶまれる。


栽培畝作り、中々進展せず。片面のみ波板4枚をセットしてダウン。
昨年は既に桜の時期に4ブロックが苗を待つ状況だった。
疲れやすい老体となった様である。桜の花も散った。

    「このしごと どこまでつづく あすありや」
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本ムラサキ・栽培畝2021

2021-04-11 16:00:14 | 日記
「ムラサキ栽培畝の作成」
苗は順調に生育している。定植まで、後1ヶ月栽培畝の準備に入った。

桜が満開のこの時期、昨年はほぼ終了していた。崖下に川が流れている。
疲れやすい身体になってしまったようである。


期待していた雨は小雨で、アテが外れ固い土塊を砕く作業となった。
この鍬を使っての粉砕作業は容易に捗らず、叩いては山にし、また叩く。


最底部を平に慣らし表土を入れて、鋤込む。

黒い土が表土で黄色い土は、土底40cm以下の無肥料の土である。

今年は籾殻が沢山手に入ったので、これを鋤込む事にした。

籾殻は湿気を溜め込むので、排水性を考え使う事を躊躇っていた。
筒栽培のブロックの予定なので紫根収穫時の事を考えると、固い土塊は何とかしたかった。
筒の影の土は糠を混入した投入土、どの位糠を混ぜるかは適度に・・・?
肥料は投入してない。糠もあるので別のブロックでは糠も共に使う予定である。
草木灰も取ってあるので、その併用で肥料効果を見る予定である。

まだ、霜の降りる朝が続いている。
畑で新芽を出した苗には手助けができなかった。
取り除いた葦を夕刻、掛けてやれば良かったのだが・・・・。
疲れ切った身体を動かす事が出来なかった。

    「しもよほう きけどうごけず なえあわれ」
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本ムラサキ苗・茎と根

2021-04-04 15:41:07 | 日記
「苗床・長い茎と長い根に困惑」
朝から雨の予報は外れて夕刻になっても雨は来ない。
耕作中の畑の土は白く乾燥して固くて手が出ない。期待の雨であるのだが・・・。


苗床の発芽苗のポット上げ作業をしてる。双葉を開くと根は既に3cmに達する。
多くの苗の根は土を着けているが、茎の部分には土は着かない。


右端の小さな発芽苗に注目する。
茎の最先端に2mm弱の細い根の生育を認める事ができる。


根は短からず、長からずポットへ上げるにはベストな状態である。

根・茎のどちらかが長過ぎて、ポットへ上げる作業に手間取る。

特に困るのは、茎の長い苗である。普通はあり得ない苗である。
霜柱が長く、深く割れた地中に種が落ち込み、底からの発芽苗である。
ポットへ根だけを挿してと言う訳にはいかない。茎も深々と土の中へ・・・。


更に困るのは、苗床の底に根を置いてきた苗である。
挿し芽?と言う状態である。何処からか根が出てくる事を期待するのみである。
ポットには「根ナシ」のラベル。

    「あめをまち ねのなきなえに のぞみもち」 
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本ムラサキ、卯月の新芽

2021-04-01 19:44:15 | 日記
「秋苗の新芽登場」

気掛かりであった秋苗の新芽を確認する。

定植後、仮植えを余儀なくした苗であろ。

秋苗は厳冬を乗り越えて、春の彼岸過ぎに新芽を出してきた。

心当たりの場所であるが、ポツポツと新芽の確認をする。

上段の畑の定植ブロックである。半数以上が新芽を出してきた。

春先の種の発芽とは様子が異なる。茎は太く、多くの本葉に包まれている。

これから、晩秋まで風雨を耐えて無事収穫期を迎えたいものだ。

下段の畑の定植ブロックの新芽、日を置いて緑の葉になる。

昨年秋口、9月に発芽した苗で収穫予定は11月である。
14ヶ月の生育期間である。まだ先は長い。ハウス栽培では無いので心配事は尽きない。
取り敢えずは、新芽が出なかったスポットに仮植えの新芽苗を定植する事であろう。

  「さていかに のびゆくなえに まけまいぞ」

  
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする