紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

2024日本ムラサキ・種子の採取(続)

2024-09-28 19:39:12 | 日本ムラサキ栽培
「2回目の種子の採取」
種子を取れる株は数える程しか無い。花壇の栽培は芙蓉との混植で生育せず失敗。
畝で育てたのは苺、しかも収穫は数株であった。プランターにすれば良かった。
しかも、7月に膝を痛めて、半ベット生活も・・・余儀ない日々となった。


花期を終えた分枝をカットして、ビニール袋に取り集める。
全体量が少ないので、これでほぼ終了か・・・❓


毎年のパターンで種子とゴミの萼を選り分ける。道具も長年使い続けた物。
これだけ少量なら、一息吹けばゴミは取り除けるのだが、部屋の中では後々厄介だ。


容器のバットを少々傾けて、筆先でゴミの萼片を動かすと種子はコロコロと転がり集まる。
分枝を切り取り、葉が緑色を保ち萎れる前に種子を指先で落とす事がコツです。
日にちが経って葉が枯れてからでは、葉も種子も一緒に落ちて、その分別は厄介です。


短時間で、綺麗に選別が出来た。緑の種子も硬い種子は一緒だ。

種子の大・小の選別は、まだして無い。乾燥してからの選別になる。
前回の収量と合わせて17g程、残り種子を合わせて20g程が全量となりそうだ。
ショップサイトも閉店してしまったので、余り種子となる。
余り種子は、やはり希望者に届けたいものだ。ショップサイトの再開・・・どうしようか❓
膝の全快は、無理だろうか❓

   「よちよちと おいておさない あしはこび」

コメント (2)
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2024日本ムラサキ・秋苗の発芽

2024-09-21 19:47:37 | 紫草の栽培
「猛暑日の中、秋苗の発芽を確認」
本年産の種子を採取後、1週間程の乾燥期間後、浮種選別をして
そのまま、選別種を水漬けにして時々水を入れ替える。
乾燥した種子に、たっぷり水分を補給。発芽処理❓その効果の程は不明・・だが⁉️


A列 (播種9/6)の発芽9/15  右手4個目。
黄色の発芽は猛暑日の為遮光した結果‼️日を浴びて緑の双葉となる。


A列の発芽、反対側にも黄色い発芽あり。

B列の発芽 遮光ネットを取っての発芽、種子の殻付きで発芽❣️3個目。

発芽を確認出来たのはA列9個 B列4個 のみであった。
これから、まだ遅れて発芽の種もあるだろう。
播種9/6 から9日間で発芽してきた結果である。
この2列の発芽は、種子の選別上予想していた❣️ただ、発芽処理の手抜きが気になった。
この苗床は、越冬して春先に最終的な結果を見る事になるだろう❓


既に花期を終えた分枝が多く、種子の採取に最適な日々となる。
灰白色の種子は取り頃である❣️

 「ひがんすぎ ひびのしごとに たねあつめ」



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日本ムラサキ・古種の発芽力

2024-09-14 19:52:09 | 日本ムラサキ栽培
「昨年・1昨年の古い種子の発芽力を検証」
紫草の種子は1株から数百粒の種子を採取できる。
従って、畝栽培で紫根収穫を目当てに数十本の栽培をすれば、種子の採取量は膨大となる。
その結果、物置に2022・2023産の種子が、まだ少し残っている。
その種子を低温発芽処理をして、その発芽力を見る事にした。


8/29播種、2022、2023産種子2列に各20粒を播く。
2週間後に発芽が始まる。9/11  1列に3個、2列に1個


9/14 1列に4個、2列に2個 種子は生きていた❣️

先週播種の新種子の苗床。まだ、変化はない‼️
このまま・・・いくら待っても 、発芽無しかも知れないが・・・❓
今日の日射はかなり厳しい‼️この夏最高の猛暑日か35.1°C・・・⁉️


一箇所、播種場所が割れている。ミミズが動いた後であろうか、不明❓

苗床のすぐ近くにある一株❣️灰白色の種子が沢山付いている❣️
左膝を痛めて2ヶ月を経過・・・回復は覚束ない。

当ブログは開設以来3,659日目に達したと知る。奇しくも十年目に当たる❣️
トータル閲覧者数731,773pv 訪問者数420,125uu 先週初めて知った❣️
こんなに多くの方が、見ていて下さるとは思いも寄らなかった。

だが、80歳の壁を支えに何とか凌ぐ日々、終焉の日は間も無いかも・・・・❓

 「あるきかた わすれてもどる さんぽなり」 
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2024日本ムラサキ秋苗の播種

2024-09-07 20:01:54 | ムラサキの栽培
「浮種検査(種子の選別作業)に引き続いて秋苗の播種」
かねがね、日本ムラサキの発芽率に関する前提の課題を明確にしたいと思っていた。
種子の選別は、その端緒でもある。開花期間は長く4ヶ月間も咲き続ける植物である。
この期間が種子の結実度、劣化種子、未熟種子を混在させるのではと疑問を持っていた。


苗床の準備。野菜を栽培していた畝を空けて苗床を準備。
この処、雨が無いので数日前から水を散布、遮光ネットを敷いてで猛夏日の日射を防ぐ。


播種作業は辛い作業であった。膝を痛めてまだ完治せず姿勢が定まらない。
腰掛けもダメ。結局、膝を屈しての無理な作業となる。スプーンで種子を掬い、右手親指と
人差し指で数粒を持ち、少しずらす事で1粒1粒を落として並べる。


予め用意したラベルを置いて作業を続ける。
種子が重なる事が多く、それを修正する事は更に困難な作業であった。
A、B列 は発芽の可能性が高い種子列。 C列は発芽の可能性は低いと思われる。


A+B 浮種は発芽の可能性もあり除外できない種子でもある。
C浮種は発芽の可能性は無いと見て良いであろう。小石が2種の境界点。前列はC列。


発芽が難しいと言われる種子の検証試験なのだが?敢えて、発芽処理はしてない。
従って全粒未発芽の懸念・・・もある❓選別段階で水に入れて引き続き5〜6日間保管❣️
これで発芽があれば、これも発芽の事前処理になるのかも知れない❣️
別の検証結果を得る事になるのだが・・・⁉️

   「たねまいて めがでずおわり ぼけさらし」



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