紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

苺種の発芽に挑む

2016-06-26 19:24:25 | 園芸

 名残惜しい苺栽培
 
  苺を栽培して、年々苺畑が広がった。
 大きな実を着けるコツも解った。
 収穫も増え、イチゴジャムまで作ってしまった。

 何よりも、美味しい味であった。
 ブランド名の付いた苺と食べ比べての結果である。

 その畑を手放すことになってしまった。
 苺の実を眺めて、種の発芽を思い立った。

 種は小さくて、扱いは厄介である。
  赤い果肉が付いてくるので、一度乾燥させてから
  湿ったキッチンペーパー上で種を転がし洗う。

 発根には、スチロパールの梱包空容器を利用することにする。




 種は紫草と同じ様に低温保存処理を2週間する。
 必要であったかどうかは不明。対比してみれば良かった。




 キッチンペーパーを湿らせて種を並べ、発根を待つ。
 蓋は無い。蓋をすると種の腐敗や黴が出てしまう心配がある。6/16
 
 時々、乾燥しない様にスプレーで水分補給をする。




 1週間後には小さな根が出たようである。6/22
 2日もすると緑が見える。6/23
 赤い滲みは、苺の果肉が残って出た滲みと思われる。




 ポットを用意して、爪楊枝の先で発根種を移す。
 培土は赤玉土に使い回しの用土を篩った細粒で、20個をセット。



  
 翌日には、小さな発芽の姿をたくさん確認する。



 これからどの様な生育振りを見せる事であろうか。



 陽射しが好きな様だ。小さな双葉が首を伸ばす。


  「とよのかと よもそのめいを わすれまじ」

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