名残惜しい苺栽培
苺を栽培して、年々苺畑が広がった。
大きな実を着けるコツも解った。
収穫も増え、イチゴジャムまで作ってしまった。
何よりも、美味しい味であった。
ブランド名の付いた苺と食べ比べての結果である。
その畑を手放すことになってしまった。
苺の実を眺めて、種の発芽を思い立った。
種は小さくて、扱いは厄介である。
赤い果肉が付いてくるので、一度乾燥させてから
湿ったキッチンペーパー上で種を転がし洗う。
発根には、スチロパールの梱包空容器を利用することにする。
種は紫草と同じ様に低温保存処理を2週間する。
必要であったかどうかは不明。対比してみれば良かった。
キッチンペーパーを湿らせて種を並べ、発根を待つ。
蓋は無い。蓋をすると種の腐敗や黴が出てしまう心配がある。6/16
時々、乾燥しない様にスプレーで水分補給をする。
1週間後には小さな根が出たようである。6/22
2日もすると緑が見える。6/23
赤い滲みは、苺の果肉が残って出た滲みと思われる。
ポットを用意して、爪楊枝の先で発根種を移す。
培土は赤玉土に使い回しの用土を篩った細粒で、20個をセット。
翌日には、小さな発芽の姿をたくさん確認する。
これからどの様な生育振りを見せる事であろうか。
陽射しが好きな様だ。小さな双葉が首を伸ばす。
「とよのかと よもそのめいを わすれまじ」
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