「続伸する花茎」
真夏日の日々、分枝の先端は花を咲かせては続伸して行く。
渦巻き状の蕾を持った先端成長点は、30〜40cmを越えて尚、続伸中である。
草丈は80cmに達する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/08/0cb2324299db378128791302a50e3f29.jpg)
分枝の数は本葉の数とほぼ同じである。
渦巻き状から解かれた分枝は、真っ直ぐに伸びる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/84/47cf643801ca855226dc5c1014373305.jpg)
分枝は花を付けた先端の2本に続いて上から順次14〜17の本葉の脇から
出て花を咲かせながら伸びて行く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/e2/69897497049bcc15ae58643ea63e23c5.jpg)
シジミ蝶やって来て、受粉作業。
結実は4〜5日すると緑の種子を見ることが出来る。
花1輪に複数個の種である。
3〜4個の種子が多く、どうも基本的には4個で、
未受粉の結果0〜3個となるのではと推測。
その根拠は、それぞれの分枝の花形の花弁の変形を見ていないからである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/8e/49cd2a2e32f40feb3b1a7e8cf2105950.jpg)
「前回8/19 ムラサキの花1輪と種子数」の花弁と種子数について記した内容は、
どうも正確な観察に基づいていないのではないかと思う。
花弁の変形に気付いて、推察で種子数と関係があるのではと思い、
たまたまデータとして結び付いた写真を、見つけたに過ぎない。
素人の思いつきに過ぎないが、我ながら上手い筋書きで赤面の至りである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/df/3385f64153fd4146e5fb4a2f4b547e73.jpg)
心配した通りの密生状態となってしまった。
しかし、僅かな空間を縫って下から分枝が伸びて来て花を咲かせ、実を付けて行く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/e6/175b0d94df25f9108148ea081fcb7479.jpg)
最も早く花を咲かせた株で、根元が木質化して来た。
分枝も1番下が既に出て行き空を仰いで、花を咲かせ続けている。
「たねのかず ちがいのもとの したりがお」