紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

日本ムラサキ・文月の生育(続)

2023-07-08 20:18:42 | 日本ムラサキ栽培
「多くの苗が茎立ちへと急伸、開花間近に!」
長らく停滞気味であった苗は数本を残して、ほとんどがしっかりした生態で茎立ちとなった。

総数60本であったが52本が大きく生育中。他に害虫被害で出遅れた苗が5本、種からの発芽苗3本がある。

草丈は20cmが最も生育の良い1番手である。10cm 程で2本立ちの苗もある。

茎の太さは7〜8mm 本葉は互生となり、脇芽が既に生育中。
これが分枝となって生育して行くと70~80cmの大きな株となる。


その本葉のサイズ、長さ15cm ビッグサイズである。

葉幅は3.5cm このサイズは驚きだが、無肥料である。葉のスマートさで無肥料と分かる。
5年間の耕作放棄の畑で夏草、秋草が生い茂りアスパラの根が地中を独り占めしていた。


茎の先端部、蕾を抱えている。来週中には開花となりそうである。
種子の収穫を心待ちに、最後の栽培に気を配りたい。

  「はなよりも たねをまちつつ こしかがめ」

コメント (3)    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 日本ムラサキ2023・文月の生育 | トップ | 2023・日本ムラサキ開花 »
最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (chica_s)
2023-07-13 14:58:36
たくましい成長ですね!
西東京市のベランダプランターのこちらは、苗がなんとか生きているという状態です。
これまでじっと時期を待っていた苗たち、茎立ちしてから花が咲くまでは早そうですね。
続きを楽しみにしております。
開花! (satou)
2023-07-13 21:29:52
chica_s 様
当ブログへの投稿ありがとうございます。
西東京市?初めて目にする地名で思わず、調べてしまった。私が栽培している紫草の種は
三鷹市ムラサキ復活プロジェクトより譲り受けている。お近くの様ですね。
2011年に14個の花を数えた記録があった。それまでは、蓼藍の栽培に夢中で藍染めが主であった。
種子の選別から、発根、発芽、生育と夢中で・・この歳(80)になってしまった。
今年が最後の栽培記録となりそうです。このブログも入力ミスが多くて負担になってきた様です。
お返事ありがとうございます (chica_s)
2023-07-17 21:56:20
西東京市、どこにあるのかなと思ってしまうネーミングですよね(笑)
三鷹市ムラサキ復活プロジェクトの活動はインターネットで以前から拝見しておりましたが、、
satou様はそちらの種を育てていらしたのですね!
ワークショップなど、一度参加してみたいと思っております。

私の両親と1つ違いのご年齢とは驚きました。
入力ミス、気づいたことがありません(笑)
俳句も毎回楽しみに拝見しております。

この暑さでただでさえ体力が奪われがちです、、
こまめに休憩なさって下さいね

コメントを投稿

日本ムラサキ栽培」カテゴリの最新記事