紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

2024・日本ムラサキ卯月の定植

2024-04-20 20:50:16 | 日本ムラサキ栽培
「4月の定植は初めてである。例年5月末、6月始めの定植であった」
今春の天気予報では、このまま気温が高い予報となっている。
ポット苗の育苗は既に室外管理となっているので、露地への定植に踏み切る。
昨年生育して根を残した4本の新芽の生育は既に10cmに生育している


昨年は蓼藍を栽培した場所である。例年より1ヶ月以上も早い。

1・2月に発芽して室内にて育苗を続けた苗、トレイ2個に80ポット。
あらかじめ、80個の定植箇所を確認する。


室外での育苗は、給水が大雑把となり傷んだ苗が出てしまった。
露地の花壇の土は真砂土❣️この土は紫草の栽培、紫根の収穫には好都合と聞く。
ただ、紫根の染料としての結果はイマイチらしい・・・。


ポット苗からの定植は余り経験した事が無い。
1月当初のポット苗は形が崩れる事も無く、容易に定植出来た。
ただ、まだ根の張りが少ないポットでは、培養土が崩れて厄介となる。


生育期間の異なる苗の混在で、草丈を揃えたいのだが・・・⁉️
予定としては50cm止まりで揃えたいと考えている。


既に10cmの草丈の新芽苗も80本の中に入る事になる。
手前に小さな発芽苗があり、近過ぎると思い掘って見るが深過ぎて手を引いた。
ポット苗の定植は2日間で終えて、発泡スチロール苗床の越冬苗の定植に入った。
これは冷凍保存種子、冷水保存種子、浮種子等々の発芽結果苗である。
苗数はカウントしてないが、40本は越えるであろう‼️

   「なえうえて しろきはなぞの さていかに」 


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2024日本ムラサキの新芽

2024-03-30 20:06:25 | 日本ムラサキ栽培
「北信濃の春の訪れ」
例年になく雪は少なく、どちらかと言うと暖冬であった。
積雪はあったが数日後には消え、地面が陽を受けた。
先週末で冬場を凌ぎ切ったようである。


自宅玄関前に花壇がある。昨年は蓼藍の栽培が主だった。
晩秋に日本ムラサキの根を数本並べて植えて置いた。
駐車場の雪かき後の雪置き場となった。


この処の最低気温はマイナスを脱して陽射しも高くなった。
まだまだ、と思って確認もせずにいたのだが、既に地表に新芽が出ていた。


それぞれに2〜3個の新芽が出ている。

これは古い茎が消えてしまった。重い雪を積み重ねた故か。

古い茎は目印に過ぎず、いずれ切り取る事になる。

以上が昨年の株からの新芽で2〜3個の新芽をどの様に育てるのか❓
そのままにしても良いのだが・・・検討中・・。


新芽苗の中間に、小さな緑あり‼️これは発芽苗の双葉では・・⁉️
種子を播いた覚えは無いが・・・記憶に残る事はもう無いので不明だ。

    「きおくなく ふたばをみれば ムラサキや」 

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2024日本ムラサキの栽培・3月弥生

2024-03-16 20:50:07 | 日本ムラサキ栽培
「根無し双葉、苗のその後・・・」
やはり双葉からの根の再生が気になって、発根セットはそのままであった。
種子は回収して双葉のみの生育状況の変化を待っていた。
双葉は丸くそり返り、幾つかは片肺になって残り2個になる。

2/17の投稿の写真、諦めた筈であったが・・・・。

種子はその後変化はなく、取り除く。

小さいながらも本葉が3枚に生育している事に気が付く❣️

本葉の最下部の濃い緑が気になる。ルーペで見るが良くわからない。

カメラで少し拡大して見ると・・・新しい双葉では・・⁉️

角度を変えて見ると、対生で肉厚の葉は、正に双葉の姿に類似して見える‼️
前の写真に戻ると、最下部の濃い緑の下に薄白く伸びているのは”根”ではなかろうか?
想像では、古い双葉の下から根が出てくるとばかり思い、待っていたのだが・・・。
古い双葉とは、サイズが異なり過ぎるが小さな本葉3枚には相応であろう‼️

   「あてはずれ それみたことと ねがうえに」

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2024・日本ムラサキ、冬越し

2024-02-24 19:44:20 | 日本ムラサキ栽培
「来週は3月を迎える、冬越しを果たした苗床」
寒の戻りはあったが、苗の様子を見ると春の新芽が確認できた。
苗床が春近しを察知して、師走に播いた種子も発芽を始める。


昨日、一昨日と日が出ず曇り日で 雪が散らつき蓋をしたままであった。
曇り日だが、時々強い陽が射すので 蓋を取る。最高気温5℃であった。


箱際に発芽が1列に並ぶ、2ヶ月以上も発芽時期を待った事になる。

あちこちに発芽苗と冬越しの新芽が混在する。
冬越しの新芽は昨年発芽してその葉は枯れ、カットしてある。


大きな双葉の片方が傷んだままで、冬を越し新芽の生育が始まった苗である。

新芽苗と発芽苗のサイズが驚くほど異なる。
新芽苗は昨年発芽した苗で、本葉4枚で1月には多くが枯れた。
その新芽は 可愛いサイズである。
春本番を迎える時期には、どの様な姿になるのだろう⁉️


先週に続いてまた、1粒が発根してきた。
見放した発根セットで丁度1週間後の事である。
やはり双葉からの根の再生が気になっている。

   「みはなして きになるなえに しんねあり」
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2024・日本ムラサキ如月の雪

2024-02-10 16:41:21 | 日本ムラサキ栽培
「1ヶ月振りの大雪 ! 」
正月の雪は、いよいよ来たかと身構えたが、その雪もすっかり消えた。
従って2月に入って気楽に構えていた。日中の雪は、わずかに地面を白くする程度であった。


夜間12時間の積雪量には驚いた。その内、止むだろうと思っていた。
夜間激しく降り続けた様だ。30cmを超える。


庭先の苗床は、緩やかな丸みを帯びて雪の下に。
翌々日の日差しを待って、掘り出す。2日間遮光状態だった。
緑を保つ越冬が課題だったので、我慢の日課を継続中。


室内にて、赤玉土を培土に100粒(2022産)を播種(1/28)

10日目に発芽の兆しを確認(予測通り)。黄色のマーク内、4個。
翌々日、掘り出してポット育苗に移行。黄色のマークの発根種、4個。


古い種子で2022年の残り種子である。室外の物置に保管していた種子である。
管理して保管していた訳では無い。この種子が発芽する意味は大きい。
返って、冷蔵庫の保管管理が万全とは言えない印象を持ち始めている。
冷蔵庫での長期間の保管は強い乾燥を強いて、問題があるのでは・・・❓

 「れいぞうこ いまさらきずく はたらきや」


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