紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

ムラサキの発芽(定期点検)

2015-03-30 21:22:26 | ムラサキの栽培
ムラサキ発芽10日定期点検



3月20日播種、右2列に1週間後(3/27)の発芽あり、左2列は3月10日播種、既に本葉が出始める。

10日の違いがあるが、1週間も経たずに発芽する種、10日後に発芽する種があるので似た様に見えるが双葉から本葉が出てくると各列の違いはハッキリする。


左2列は本葉が出始めたが中にはゆっくり者がいて、まだ双葉のままだ。どれが良い苗に生育するか追跡してみたいものだ。

また、次の10日目が来た(3/30)が種を播くスペースが無くなってしまった。しばらくパック内で保管する事にする。
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魅了のムラサキ(紫根染め)

2015-03-23 19:43:26 | 草木染め
ムラサキ、染色結果(紫根染め)


今回の紫根染めの結果、改めてムラサキに魅了されてしまった。


4枚のポケットチーフはムラサキに微妙な差がある、赤味の紫は期待の色合いである。



この2枚のポケットチーフ、染色回数に違いがあるのでそれなりの結果に満足。特に濃厚なムラサキには魅了される。
ちなみに媒染前の中干しを終えたムラサキの染まり具合を見てみよう。



いずれも赤味の多い染まり付きである。これは乾燥紫根ではなく、掘り出したばかりの紫根を使用した結果である。



2枚のポケットチーフ、下は1回の染色で上は1度媒染を終えて後、更に染色回数を加えたものである。
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種蒔きの合間に

2015-03-21 19:58:41 | ムラサキの栽培
種蒔きの合間に紫根染め


媒染前、中干し




染色中、30分程で上げる。布は常に動かしている。


  
紫根、染め液を抽出中。40~50℃で手で揉み出さないとこの色にならない。


 
昨年収穫した紫根である。250g を使用。


昨年秋、掘り出すには根元は細く、そのままに春を迎えたムラサキ。お彼岸に掘り出してみた。雪の下でも根は成長した模様で根元はかなり太い。

冬を前にこの春先の芽は見えていたのだが、根元をこんなに太く育てていたとは思いもよらなかった。枯れた茎は鉛筆程の太さでほぼ同じ太さの紫根を予想していた。



この畝は生育が遅く秋に入って漸く花が咲き分枝も少なく、他の畝と比べると細々とした株で、今年はこのまま花を咲かせて種を早く取ろうかと考えていた。
染色の合間に掘り出した紫根をすぐにカットして染料を煮出してみた。乾燥した紫根に比べると赤味が強いような印象である。
まだ媒染前である。お好みの色合いを期待したい。



10日置きの種蒔きである、3/20手前に2列播く。白い砂は目印で薄く撒いてある。奥の緑は10日前の播種で日毎に発芽数が増え、双葉が開き始めた。
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彼岸前、ムラサキの発芽

2015-03-18 21:00:26 | ムラサキの栽培
彼岸前、ムラサキの発芽

播種(3/10)後 1週間目に発芽あり!



双葉が開かないから、まだ発芽の兆しという所か?




左の列は3/14に発芽後2週間目を迎えた苗である。

右側2列に播種したが赤玉土を掛けてあるので、発芽種がちょっと見えにくい。

今回は発根後、やはり川砂より軽く殻を持ち上げて芽を出した様子があった。発芽には水分が欠かせない。砂は水を吸うと固く絞まって重くなる、赤玉土はその点隙間だらけで、割合と殻付きの芽を軽く出しているように見える。

この事に気付いたきっかけは、あたかも砂に殻を押さえられたかのように、根を空中に伸ばして、上手く発芽出来ない種を数個確認してからの事である。2/13投稿


奥の列の苗である。元気に双葉から本葉の成長が始まっているが、やはりマイペースでゆっくりタイプがいるものだ。2週間後に発芽を始める種がある。
昨年は播種後10日目でポツポツと発芽の兆しが出て、2週間ではまだ双葉を開く芽は少なかった。

これはやはり前稿紹介した発芽抑制物質の処理をした結果と思われる。


奥に向かって四列はほとんどが発芽して本葉の成長が始まっている。白っぽく病気の様に見えるが砂の色である。葉には霧を吹いて水滴が付いていてハッキリ見えないが発芽後の生育は元気である。日差しもたっぷり与えている。3/20には手前に2列播種予定である。種の準備は既に出来ている。

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三月弥生ムラサキの生育(続)

2015-03-14 20:19:30 | ムラサキの栽培

弥生3月ムラサキの発芽 2


播種から2週間目、ほとんどの種が出揃い厚い双葉が開く。

しかし、殻の帽子を付けた状態の発芽間もない芽もあり、まだ隠れている種もあるかも知れない。



既に早い発芽種は双葉の中に本葉が覗いて、苗としての成育を始めた。



この種は洗い擦りをして3日程水に浸け置きしておいた種である。





バットに水を張り3M(スリーエム)のナイロンたわしを使って、指先で種を転がして擦り洗いをしてみた。発芽抑制物質を水で洗い流すと言う説を実施して見ている所である。

参考:発芽抑制物質について、2月14日投稿
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