紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

紫草2017、ポットへ播種(続)

2017-01-23 19:07:45 | ムラサキの栽培

 「紫草、雪中保存ポット」
 1月7日まだ、雪は降っては消えて日陰に残る程度であった。
 その後、深い雪が数回来た。手に負えない雪となった。
 播種をしたポットは深い雪の下になった。



 早く苗を育てたいポットを取り出す。
 60cmも深い雪の下である。トレイの黒い枠を探し出す。




 ポットの上の雪はそのままにして、日溜まりへ移動。



 雪の合間の晴れ日予報である。日差しに当てて雪の解けるのを待つ。
 午後日差しは消えて、雪雲が広がる。




 最低気温-4℃、最高気温は1℃、日溜まりであらかた雪は解ける。
 凍った雪は、なかなか解けずに残る。
 日差しは長く続かなかった。室内へ移動保管。
 
 来月2月初めの発芽を期待している。
 雪の下にはまだ2個のトレイ(80ポット)が残る。 

     「ゆきのなか こらえたたねに めをせかす」

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紫草の種、氷結

2017-01-18 07:16:23 | ムラサキの栽培
紫草の種、氷点下に!
  「低温発芽処理を露地にて実施」 ポットに紫草の種を播いて、雪中での低温処理を計画。 夜半から雪の予報あり、庭先の露地にケース内に並べたポットを設置する。 天気予......


 昨年投稿の記事が配信されて来た。
 霜柱の立ったポットの種は、その後の降雪ですっぽり雪中保存となり事なきを得た。
 雪が解けてから多くが発芽したのである。

 紫草の種は氷結に耐えうるのか、ちょっとした実験をして見た。
 この冬に入ってからの事である。
 
 パックに種と水を入れ庭先にそのまま放置する。
 翌朝の冷え込みで、氷漬けになった種をそのまま数日間経過後、室内へ。
 その後解凍された種を温室に入れたが、発芽の兆しは全く無く廃棄した。
 ちなみに、冷凍庫に氷なしで保管した種も結果は同じだった。

 冷凍保存は無理な事であった。

    「むらさきを むりをしょうちで こおりづけ」 

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紫草(日本ムラサキ)の種、雪中保存

2017-01-15 15:47:37 | ムラサキの栽培

 「日本ムラサキの種、雪の中」
 低温保存中のポットを並べたトレイは、すっぽりと雪の下になった。
 漸く例年通りとなる。ブルーベリーの奥に置いてある。




 正月三ヶ日の発芽苗をポットへ移植する。
 発芽後2週間で、双葉から本葉が出て来た。




 越冬苗である。昨年10〜12月に発芽した苗を育苗中。
 日差しと水分補給に気を配る。
 勿論温度管理が肝心だが、外気と関連するので天まかせとなる。


 室内の最低気温は0℃に下がってしまう。
 簡易温室内は、なんとか15℃を保つ。


     「ゆきのなか またひととせを えがきみる」


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紫草2017、ポットへ播種

2017-01-07 16:38:26 | ムラサキの栽培

 「低温保存中の種を播種」
 発芽処理のため、庭先にて低温保存中の種をポットに播く。
 引き続き低温保存を継続する。昨年より2週早めの育苗計画である。
 昨年は月半ばにポットに播種をして2月中旬に発芽している。




 赤玉土は紫草の発芽には欠かす事ができない。中粒と小粒である
 小粒にはココピートを混ぜてある。保水、保温、軽量化を考慮。




 中粒をポットに最下部に敷く。



 小粒を8割方ポットに入れて、各ポットに種を3粒播く。
 種の上に赤玉土細粒を薄く掛ける。所謂、浅播きである。




 6cmのポット、20個入るトレーがある。好都合であった。



 昨日の雪が解けずに残る場所にトレーを設置。
 明日から天気は下り坂、しかも雪予報である。水も注さずに放置する。
 低温保存は既に10日も経つているので、10日後にはトレー1つを温室へ移す予定。

    「でるでない みつぶのたねの うんだめし」
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紫草(日本ムラサキ)元旦の発芽(続)

2017-01-03 19:45:51 | 紫草の栽培

 「正月三ヶ日の発芽」
 元旦の発芽に続いてほとんどが発芽する。



 発根している種は、3日程で発芽する。
 殻の帽子を、あみだにして顔を出す。
 自然に殻は落ちるが楊枝の先で手助けしてやると良い。




 反対側から見る、手前が昨日芽を出し、今朝帽子を落としてやる。


 
 今朝の発根2粒である。早速セルポットに移す。
 室温が低い故であろうか数粒の発根が続く。


   「いきがって あみだのぼおし おちぬたね」



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