紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

2024・日本ムラサキ、冬越し

2024-02-24 19:44:20 | 日本ムラサキ栽培
「来週は3月を迎える、冬越しを果たした苗床」
寒の戻りはあったが、苗の様子を見ると春の新芽が確認できた。
苗床が春近しを察知して、師走に播いた種子も発芽を始める。


昨日、一昨日と日が出ず曇り日で 雪が散らつき蓋をしたままであった。
曇り日だが、時々強い陽が射すので 蓋を取る。最高気温5℃であった。


箱際に発芽が1列に並ぶ、2ヶ月以上も発芽時期を待った事になる。

あちこちに発芽苗と冬越しの新芽が混在する。
冬越しの新芽は昨年発芽してその葉は枯れ、カットしてある。


大きな双葉の片方が傷んだままで、冬を越し新芽の生育が始まった苗である。

新芽苗と発芽苗のサイズが驚くほど異なる。
新芽苗は昨年発芽した苗で、本葉4枚で1月には多くが枯れた。
その新芽は 可愛いサイズである。
春本番を迎える時期には、どの様な姿になるのだろう⁉️


先週に続いてまた、1粒が発根してきた。
見放した発根セットで丁度1週間後の事である。
やはり双葉からの根の再生が気になっている。

   「みはなして きになるなえに しんねあり」
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2024・日本ムラサキ、春苗

2024-02-17 19:45:10 | ムラサキの栽培
「雪は消え・・・春の日来る、春苗の発芽」
赤玉土を培土にした苗床に発根、続く・・・❣️

日毎に5〜6個の発根が続く、金星マーク。

2年前の残り種子の発根である。前年の種子の発根と変わらない。

ポットに上げて育苗となる。既に40ポットに‼️

順調に発芽、春苗のスタートです❣️

数日前のポットでは双葉が開く。畑を離れたので希望者に販売予定。

この双葉はキッチンペーパーの上で発根を見た苗。
ポットでの生育が不良であった。


1月下旬にセットした容器で動きがストップして放置状態であった。
2週間振りに1粒が発根❣️この時間差は、結実時の差か、不明?
この我慢は生育不良の双葉をポットから戻した故である。


他に同様の生育不良の双葉を戻して、根の生育を待っていた。
不思議な事に根は再生せずに、何と双葉から本葉の生育が始まっている。
双葉を裏返して見ると根の先端部が黒く固まっている。
小さくて手当の方法が見つからない‼️残念だけど・・・諦めた。

  「ゆききえて かぜのつめたき はるなるや」
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2024・日本ムラサキ如月の雪

2024-02-10 16:41:21 | 日本ムラサキ栽培
「1ヶ月振りの大雪 ! 」
正月の雪は、いよいよ来たかと身構えたが、その雪もすっかり消えた。
従って2月に入って気楽に構えていた。日中の雪は、わずかに地面を白くする程度であった。


夜間12時間の積雪量には驚いた。その内、止むだろうと思っていた。
夜間激しく降り続けた様だ。30cmを超える。


庭先の苗床は、緩やかな丸みを帯びて雪の下に。
翌々日の日差しを待って、掘り出す。2日間遮光状態だった。
緑を保つ越冬が課題だったので、我慢の日課を継続中。


室内にて、赤玉土を培土に100粒(2022産)を播種(1/28)

10日目に発芽の兆しを確認(予測通り)。黄色のマーク内、4個。
翌々日、掘り出してポット育苗に移行。黄色のマークの発根種、4個。


古い種子で2022年の残り種子である。室外の物置に保管していた種子である。
管理して保管していた訳では無い。この種子が発芽する意味は大きい。
返って、冷蔵庫の保管管理が万全とは言えない印象を持ち始めている。
冷蔵庫での長期間の保管は強い乾燥を強いて、問題があるのでは・・・❓

 「れいぞうこ いまさらきずく はたらきや」


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2024日本ムラサキ・如月

2024-02-03 19:55:10 | 日本ムラサキ栽培
「寒気、再来の節分・・・‼️」
新年となり雪の日も続き、春まで雪は残るかと思われたが・・?
雪は消えて暖かな日々で・・・春 と言う訳にはいかない。毎朝霜柱の冷え込みである。


陽当たりの良い庭先に埋め込んだ苗床。
10:00と15:00にはカバーを取ったり、掛けたりの日々が続く。
陽射しの強い日には、ビニールカバーを取って陽に当てる。


最低気温マイナス5℃前後の日々が続く。苗床の外では霜柱が出来ては消える。
この気温で、苗床には発芽して来る種子がある。勿論苗床の地温はプラスの温度である。


多くの植物は、開花の時期が限られている。
従って種子を播く時期もおよそ決まっている。発芽の時期も一斉となる。
日本ムラサキは、その点が異なる。従って数ヶ月も遅れて発芽してくる種子がある。


昨年早くに発芽した苗は双葉が傷み、本葉が辛うじて緑を保っている。
冬場を乗り越えるには・・・後1ヶ月の辛抱だ。


自室内にて育苗中の苗、既に本葉3枚目が生育中。
下は、双葉から本葉2枚が生育中。


これから先、外気に当てる事ができる様になったら、希望者に送付予定・・⁉️
径6cmの小さなポットの苗のパッキング方法を検討中。
小さな花だが6月頃から咲き始め、11月頃まで次々と頂花2輪が常に咲き続ける❣️
草丈は100cmを超える‼️(短く育てる方法を実施予定❓)

   「このはなの ふしぎをしりて ともにいき」
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