紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

紫草(日本ムラサキ)の栽培記録 3

2014-07-27 22:04:49 | 紫草栽培
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7/4 移植後1ヶ月目、温室育ちの苗がロゼット状態から脱する。最低気温と関係がある様だ。20℃以下になる日が無くなって時には23℃の日があったりする。移植後の1ヶ月の内3日位しか20℃を越えた日がない事を考えると7月になってから連日最低気温は20℃を越えている。

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草丈が伸びない分、葉が大きく生育する。葉幅2.8cm、長さ8cm、葉数11枚、丈8cm。中には葉幅 3cm になるものも有るが、丈はどれも10cm 未満である。

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7/6 害虫被害発生 ヨトウムシか? 葉は1枚だけしか残っていない。

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 隣の苗も マルチを切り開いて害虫を捜す。2匹のヨトウムシを見つけて処分する。
しっかりした苗だっただけに、残念でならない。今後の回復を期待するのみである。

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7/8 いよいよ草丈が伸び始める。10cmを越えるようになり茎の太さも確認出来るようになった。畑で自然発芽生育した苗と比べると大きな違いがある。草丈が伸びなかった分、根がしっかり大きくなったのではないかと思う。




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第5畝


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害虫被害の苗回復!

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1週間後まだ新芽は黄緑色で弱々しい。

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2本立ちとなって回復、株立ちとなる。これは生育法として検討する必要が有りそうだ。

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7/23 第1畝~第5畝(4、5畝は温室の苗、移植時期も4~5日異なる)

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7/25 第5畝

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 第6畝

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 第3畝、畑で発芽し移植した株、開花も早かった。

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温室で育苗された苗は1ヶ月半を要してこの大きさになった。
畑で発芽し生育した苗にはこうした姿を見る事なく生育し1本立ちのまま花を付ける傾向があった。

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葉の長さは11cm~13cm 葉巾は4cm 草丈14cm~17cm に生育 

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温室育ちの苗も頭頂に蕾を抱え、開花が始まる。

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株立ちとなる、ここまで生育すると苗と言うより株という姿である。

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あちこちで株立ちがだんだん増えてくる。草丈は30cm~40cm 

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紫草(日本ムラサキ)栽培記録2

2014-07-11 13:45:15 | 紫草栽培
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移植後1ヶ月目の苗、温室育ちのなえである。



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畑で自然に発芽生育した苗との差は歴然としている。
既に開花時期となる。



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第4畝 草丈はまだ10cm 未満が多い。




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第2畝 畑育ちの苗の畝生育の違いは何処に原因が有るか不明。




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第1畝 畑育ちの苗の畝。移植作業の最初の畝である。
早朝の移植作業で曇りの天気予報であったが日中の気温は31℃にもなった。
遮光も出来ず大分、危ぶんだが全ての苗が活着し安心した。
その後の生育ぶりは苗によってまちまちである。



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第1畝から第5畝(手前が第5畝、温室育苗)  



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第1畝から第6畝。移植後1ヶ月を経るが植え替え苗が出てくる。
移植後、新しい根の成長が弱い苗である事が解った。



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第5畝、日照の強い日が続いた後でこの様な苗が出てくる。



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苗を抜いてみると、移植後に発根したのはほんのわずかであった。
赤玉土の使用が多過ぎた箇所かも知れない。赤玉土を全く使わなかった畝で
こうした苗がでない所を見るとこの推測は当たっているかも知れない。

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