「2018.紫根の生育結果を調べる」
紫根の収穫作業は初霜が来てからと決めているが・・・。
どうも生育結果が気になる。土の様子を含め数本掘り出して見る事にする。
特に気になるのは、初めての栽培である東隣の畑である。
高い畝を作ったのだが苗数に合わせ急遽、幅を広げた記憶がある。
7〜8月の日照りと水不足の影響も心配であった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/77/fb57616108f8f8756fa95eb17e3ee6bf.jpg)
畝のムラサキにスコップを入れるが土が固くて使えない。
石かと思ったが周囲、どこも固い。
石もあったが耕作してない層に根が伸びている様である。
畝幅を広げたので、切り返した畝の土は、浅い畝となったのである。
またこの状況は、7〜8月の日照りと水不足の状況と同じ状態と思われる。
紫根の収穫は、この層が水分を含む時期を待つ必要がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/f7/5907a69d6a918621f738c26d1062cbc3.jpg)
赤い根を見て、まず何より安堵する。この色がなければ染料にならない。
スコップが使えなければツルハシに頼るより他ない。
大きな石かと思ったが水分を失った粘土層であった。
紫根が大きな土塊を抱えている。棒で叩き、土塊を崩して紫根を取り出す。
この畑は初めての栽培なので、これを奇貨とするより他ない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/c9/dab0830084dec0de709004cb62f2c299.jpg)
場所により紫根の生育状況が異なる。3態、共に貴重な収穫である。
土の神に手を合わせなくてはなるまい。
畝作りが、急こしらえである証も受け止めなくてはなるまい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/4f/1cd019e00e0141712b9e081a9af66f16.jpg)
洗って、まずまずの生育と見て納得する。
早速に、2〜3cmのサイズにカットして乾燥させる。
乾燥させてからのカットは、固くて手に負えないからである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/f0/36d7fa439bd2302a19f760ef5a9835fb.jpg)
紫根の太さは、染料としては5mm以下のサイズが使いやすい。
太いとグラム数は多いが、表皮の染料部分がそれ程多い訳ではない。
肉厚な部分に染料が吸収される分を考えるとお得とは言えない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/3e/e670411e2c063c7762fa9e5d55a2cff2.jpg)
この選別は、謂わゆるクズ根で捨てる代物である。
しかし、染料を抽出して見るとかなり効果的な染料が出る。
経験上このサイズを細根として珍重している。
紫根の収穫時期は、11月中旬頃に先送りとなりそうである。
「つるはしの おもさにまさる いろえたり」
紫根の収穫作業は初霜が来てからと決めているが・・・。
どうも生育結果が気になる。土の様子を含め数本掘り出して見る事にする。
特に気になるのは、初めての栽培である東隣の畑である。
高い畝を作ったのだが苗数に合わせ急遽、幅を広げた記憶がある。
7〜8月の日照りと水不足の影響も心配であった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/77/fb57616108f8f8756fa95eb17e3ee6bf.jpg)
畝のムラサキにスコップを入れるが土が固くて使えない。
石かと思ったが周囲、どこも固い。
石もあったが耕作してない層に根が伸びている様である。
畝幅を広げたので、切り返した畝の土は、浅い畝となったのである。
またこの状況は、7〜8月の日照りと水不足の状況と同じ状態と思われる。
紫根の収穫は、この層が水分を含む時期を待つ必要がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/f7/5907a69d6a918621f738c26d1062cbc3.jpg)
赤い根を見て、まず何より安堵する。この色がなければ染料にならない。
スコップが使えなければツルハシに頼るより他ない。
大きな石かと思ったが水分を失った粘土層であった。
紫根が大きな土塊を抱えている。棒で叩き、土塊を崩して紫根を取り出す。
この畑は初めての栽培なので、これを奇貨とするより他ない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/c9/dab0830084dec0de709004cb62f2c299.jpg)
場所により紫根の生育状況が異なる。3態、共に貴重な収穫である。
土の神に手を合わせなくてはなるまい。
畝作りが、急こしらえである証も受け止めなくてはなるまい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/4f/1cd019e00e0141712b9e081a9af66f16.jpg)
洗って、まずまずの生育と見て納得する。
早速に、2〜3cmのサイズにカットして乾燥させる。
乾燥させてからのカットは、固くて手に負えないからである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/f0/36d7fa439bd2302a19f760ef5a9835fb.jpg)
紫根の太さは、染料としては5mm以下のサイズが使いやすい。
太いとグラム数は多いが、表皮の染料部分がそれ程多い訳ではない。
肉厚な部分に染料が吸収される分を考えるとお得とは言えない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/3e/e670411e2c063c7762fa9e5d55a2cff2.jpg)
この選別は、謂わゆるクズ根で捨てる代物である。
しかし、染料を抽出して見るとかなり効果的な染料が出る。
経験上このサイズを細根として珍重している。
紫根の収穫時期は、11月中旬頃に先送りとなりそうである。
「つるはしの おもさにまさる いろえたり」