紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

秋苗の苗床、移転移植(続)

2021-09-25 19:17:17 | 日記
「苗床の移植は、無難に終了・草マルチへ」
土手に芒かアシ?(葦、芦、蘆、葭・ヨシ)が伸びてきた。彼岸花は、まさに秋の彼岸に咲く。

1ヶ月前に穂の付いた長い茎を切って乾燥させて保存中である。
土手に並べてみる。まさか、これほど長く生育するとは思わなかった。


心配した通りに、別の草の芽が出てきた。この草の生育は止めなければならない。

発芽間もない苗であるがこの時期、生育が滞る事なく畑地に根付いた。

この場所で来年の春先にはムラサキの新芽を見たいものである。
課題は苗の越冬である。今年の春には苗床状態での越冬は無事であった。
別に定植した苗はその後の生育に、支障が出て枯れる苗が出た。


刈り取った葦はすぐにカットする。
これを利用するのが一番である。乾燥を待たずに広く取った列の合間に敷く。


移植した発芽秋苗は210本を越える。
この場所に紫根収穫後、種を播いておけば春苗としの発芽も期待できよう。
色々な育て方があり、先々楽しみであるが・・・・・。

日を追う毎に老化が現実となり、紫根の収穫に支障がありはしないかと心配している。
心細い思いが脳裏をよぎるが、心して紫根収穫の10月を迎えたいものだ。

「あきのむし よわねだすなと なきつづけ」

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秋苗の苗床、移転移植

2021-09-19 19:35:27 | 日記
「庭先の苗床より、苗を畑へ仮移植」
昨年の例に倣って、苗床より苗を掘り出して畑地の苗床に仮移植をする。
畑に苗床を用意すれば良かったのだが、畑ではムラサキが発芽する前に他の草の芽が沢山出る心配があった。

種を播いてから既に1ヶ月を経過している。
予定通りに発芽した苗で双葉苗から本葉3〜4枚茎立ちをした苗を掘り出す。


根は10cmを越える苗もある。根は数本が絡み合うように伸びている。
根が長いと移植作業は厄介である。


双葉の苗では5cmを越える主根がある。根の太さは絹糸の様に細く長い。
薄いピンクの色が特色である


苗の大小で区分けをして、畑へ運ぶ。畑の苗床は雨の降る数日前に、用意して置いた。
10cm以上の深さを鎌で切り裂き、片面に土を寄せて苗を並べる。


双葉の苗は、根は1本で5cm程度なので割合楽に作業が進む。
10本毎にアカザの茎をカットしてマークとする。苗数を数えると160本に達していた。
次の雨予報の日までに小分けして作業を進める予定だった。
掘り出す時に、それを忘れほぼ全てを抜いてしまった。


2時間近く無理な姿勢で作業を終えた。
翌日から、足腰がだるく、体調不良となる。数日間、床に横になって絶望感を抱く。

雨予報の前日、何とか畑に行ってみる。苗はすこぶる元気であった。
それを見て、気力も湧いてきた。(げんきんなものだ)

ついでに持参した苗床の発根した種を伏せて帰る。
早く生育して太い根で、冬越しをして欲しいと心配をする。

 「なえそだち いきるともあり つぎのはる」
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秋苗の発芽・なんとか回復!

2021-09-11 19:35:23 | 日記
「秋苗の発芽回復なるも、遅れを取り戻せるか?」
種の保管管理に問題があり、どの袋の種が期待すべき種であったのか不明が原因である。
新苗床手前の列から半分がほとんど発芽しない。


メモが無い種の袋には、沢山の種子が入っていた。
これは、浮種で中に発芽する種の可能性があり
即廃棄でなく余裕があれば試してと言う記憶であった。
しかし、その記憶がすっかり忘れてしまっていた。


この古苗床は一番奥の列壁面際に播いた種に記憶がある。
それは種を水に数日漬けて置いた際に緑色が出て来た種である。
つまり、廃棄すべき種を各列に播いていた訳である。


この古苗床は庭先に放置して置いたので、草の種が所々に出てくる。
マークした箇所に発根した種が確認できる。発芽はこれからである。


始めの新苗床で、これから硬い殻を抜けて発芽する直前の様子である。
この列は幾つか発芽して来そうである。


発芽の全く無かった列の発芽の様子である。
1週間で既に双葉から本葉を開いている苗あり、これから発芽の苗ありで困惑・・・・。
それでも、先週末手を入れていなかったら未だに変化無しであったろう。

さて問題は、今後である。このまま良かったと見ている訳にはいかない。
9月4日に既に発芽していた苗は、9月3週目には畑に定植をと考えていたが・・・。
10月に入れば気温は最低気温は15℃を切る様になるであろう。
苗床から、そっくり畑地へ移し替えかと思案中である。
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回復なるか?苗床

2021-09-04 18:50:18 | 日記
「動き始めた苗床」
8月末苗床に箸棒を差し込み、列をほぐした。

3日目から、少しずつですが変化してきました。 

これから先目が離せません。

畑の紫草、種が結実するにはまだまだ日数を要すると思われます。

「初めての スマホ投稿 手が震え」

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秋苗、播種・失敗か?

2021-09-01 16:38:40 | 薬草・薬用植物
「苗床に播いた種が、なかなか発芽して来ない?」
昨年同様に、播いたつもりだが「バラ播きでは無く列にすれば良かった」のメモが気になった。  
列は丸箸を押さえつけて凹みを作って、種を並べた。当ブログ日記2021−08−21参照


ボツボツ発芽して来たのだが、こちらが老いて来たのか播種に問題があると判断する。
マークの発芽状態は明らかに異常である。


根が地上部に出て来てしまった。
丸箸で赤玉土を強く抑え過ぎて凹みを作った故であろう。


天地逆転の発芽は初めての事ではない。数年前にこうした事があるのかと驚いた。
赤玉土を箸の先でほぐして、根を下にして挿してやる。


苗床の列全体をほぐしてみると発根状態の種が幾つか見つかる。
種を列で揃える事は、別の方法ですれば良かった。
バラ播きは発根の根の方向を自然に下に向かわせる隙間を保っていたのだろう。


この古い苗床も同様であった。凹みを作り、根の出る場を締めてしまった。
悪い事に苗床表面を平らにすべく、種の上に倍の土を盛ってしまった。
発芽が予定通りに進んだ箇所は、短辺で強く押さえる必要も無かった箇所だった。
種が見え隠れする状態にしてしてやる。

播種には、取り播きと言う方法があった。畝などつくらず、苗床も不必要であった
紫根収穫時に種をその場にバラ播く方法である。
春先には自然とアチコチに発芽してくる。これが一番自然な方法である。
栽培当初には、この苗の生育状況を見て掘り出して、畝に定植した事を思い出している。

  「かたひじを はってそだてた おいのいじ」
「あわれなり かたひじはった おいのいじ」




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