紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

2024・日本ムラサキ栽培卯月(続)

2024-04-13 19:51:55 | 日記
「それぞれの苗、生育スタート・・どうなることかと楽しみである。」
今年は、通常の春苗の生育に加えて、2年目の苗、鉢栽培の苗、様々な形態で
日本ムラサキの栽培の生育を追う事になった。


まずは、先週の続編、本葉はや々大きくなったがキッチンペーパーを
新しくして丸い小さな、栽培容器に変更した。
苗の根の先端部をわずかにカットして古い組織を取り除く。新根の生育が鍵である。
根が出てこなければ、先に進展した事にならない。


一本足で立たせる方法も困難だったが・・・。何とか工夫できた。
ポットに赤玉土を入れて、そこに移そうと思ったが・・・確信が持てず、思い留まった。


花壇の2年目の新芽の生育状況。根は余り大きくないのではと推測・・?

昨年の紫根からの新芽である。大きな紫根であれば、新芽数は4〜5本も出て、
大きな新芽となる故での推測なのだが・・・・。


4本あるが共に2本の新芽。これをそのままに生育させるか、
1本をカットして生育させるか・・?


鉢栽培への挑戦?鉢の底は浅い鉢(15cm)なので盆栽風栽培・・・なるか ならぬか?
 本葉は既に6枚


この鉢は細長15cm高だが・・・既にそれに気づいたか?
新芽が横に出てきてびっくり・・・?
まずはその後の生育を見守るより他あるまい。本体の本葉は既に7枚 新芽は小さいが5枚。
土は共に最低部に赤玉土中粒、その上に庭土に赤玉土小粒を混入する。

  「せまきにわ よろけるあしで なえをよけ」
  「つえわすれ ころばぬさきに はいはいを」
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2024・日本ムラサキ栽培(卯月)

2024-04-06 20:12:43 | 日記
「双葉からの根を失った双葉苗の回復を追う」
生育不良は致し方がなかった。原因もほぼ分かっているが、全く消えてしまった訳では無い。
後追いして見るのも一興であろうか。


振り返って見ると1月27日の投稿記事からとなる。
多くの種子の発根を得た透明のタッパー容器である。
特に、冷凍種子・氷温水種子・浮種種子等々が発根発芽を見たのである。

2024・日本ムラサキ、睦月 - 紫草(日本ムラサキ)の記
発根種子をポットに移してから、5個の発芽苗が双葉を広げたままで
生育がストップして仕舞う。そのまま捨てれば、何の事は無かったのだが・・・
つい、容器に移してしまった。


本葉4枚5枚目が生育を始める。双葉の傷みが気になる。
双葉と思しき小さな緑が対生で本葉の下に見えるのだが・・・?
緑は、殊の外濃色であるが更に大きくなるだろうか?


容器のテッシュペーパーを新しくして、古い双葉を取り除く事にする。
心機一転と言う、対策である。古い双葉を捨てることで自力での生育に期待する。


古い双葉は丸く萎み、取り除く作業は困難であった。
爪楊枝を差し込み不安定な状況で、何とか・・・OKとする。


指先で摘む事も出来ない。爪楊枝と箸を使っての作業で指先が震えてモタモタ・・・・。
本葉2、3枚目の葉先に傷みが見える。これは古い双葉に接していた葉先である。


因みに双葉に本葉2枚の苗は、根の生育状況は地上部では想像できない生育振りである。

双葉が地上部に出る前に根の生育は凄まじい勢いで成育する。
果たして、どうなる事であろう。
このまま水耕栽培・・・・?

  「しろうとの およばぬことに てだしむり」 
  「さきみえず しろうとなれば はるのなつ」
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2024日本ムラサキ栽培・春の雪

2024-03-23 20:08:58 | 日記
「再三の積雪に見舞われる苗床」
雪は舞っても3月下旬ともなれば、積雪は少ないのだが・・・。
木曜日の雪は10cm近くも積もり、いまだに庭先の日陰に残る。
しかし、雪よりも怖いのは霜柱である。零下5℃以下になると根が抜けてしまう。


苗床のカバーは中々不必要とはならない。朝夕取ったり掛けたりが続く。

庭と言っても菜園の庭である。苺、ブルーベリーが主である。
やはり、キュウリ、トマトのス栽培ペースが欲しいものだ。


室内にて、植木鉢に日本ムラサキの苗が育っている。
長い鉢と、平らな鉢である。これも外で育てたいのだが、まだまだ外には出せ無い。


室内にて育苗中の苗。来週中には出荷を終える予定。
本葉は既に5〜6枚に生育、秋苗である。


ミニムラサキ?中々根が出て来ない。古い双葉は役立っているのだろうか?
捨てるに忍び難く、水をやってしまう。小さな本葉3枚が屹立してきた。


古い双葉を取って見ようか?しかし・・・確たる自信がない。
これ故に育っているやも知れない。発芽後に根を失った苗で、唯一残り生育を続けている。

「おいためで すえなきなえを ひびながめ」
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苺苗の生育・2024

2024-03-09 19:38:52 | 日記
「その後の苺苗の生育・・・」
苺種の発芽を紹介した事があった。
大小二つのポットで、変わり映えの無い生育振りである。


先月始めの生育状態である。17本もあり、1ポット1本のスペースは無い。

箸を使って苗を取り出して、様子を見る。育苗培養土に問題があった。
培土の袋を(袋のデザインは同じだった・・・)確かめずに使っていたのだ。
「増す土」の表記がある袋に気付いた。


苺苗は何年も前に一度経験した事があるが、生育後の記憶は無い。

細い根が長く伸びているが・・・?
余りにも、心細い生育振りである。


ポットは増やせないので、大きなポットに寄せ植えをする。
培養土を替える事が、取り敢えずの対応である。
日本ムラサキの苗で生育の思わしくないポットがある。
そのポットに使った培土も「増す土」の表記の培土であった。

   「きづかぬは ぼけのはじめか 老いさなか」

苺種の発芽に挑む - 紫草(日本ムラサキ)の記
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2024日本ムラサキ・鉢栽培

2024-03-02 19:51:07 | 日記
「鉢栽培に挑戦‼️」
初めて「むらさき」の栽培した時以来12年振りに鉢での栽培となる。
ポットにて育苗中の中から、少し茎が伸び始めた苗を選ぶ。


小さなポットなので、根の成育状況を確認する必要もあった。

本葉が6枚の苗である。2月始めは4枚であった。

室外での作業は気温3℃で、寒くて出来ない。
土は数日前、苗床の容器を埋める為に掘り上げた土を篩って準備。
赤玉土を混入して鉢の底部にも中粒を敷く。


本場の成育状態から、根の生育も順調と考えていたが実態を見る必要があった。
苗の根の成育状況は、多くの根が出ていて良好な苗の成育を確認する。


ここまで、根本を広げてしまうと定植作業は厄介である。

何とか終了❣️庭の土には赤玉土をもっと混入が必要だったか❓
かつては、赤玉土のみであった様な気がする。https://blog.goo.ne.jp/murasaki904_001/m/201401
果たして、これからの季節に面倒見はどうだろう。
   「むらさきを はちでそだてる としよりや」
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