紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

2024日本ムラサキ・野生地を探す

2024-05-25 20:17:13 | 日記
「むらさきは元来、野生の植物で山野に生ずる多年生草本・・牧野植物図鑑より」
根を薬用とし、また紫色の染料として根を採るために栽培されて・・・。       
栽培地を離れ、庭先にて栽培する身になってから、密かに考えている事がある。
『野生に戻して・・・自生地ができたら・・⁉️・・と❓』
この植物を如何に楽しむ事が出来るかを、探す手段でもある


自生出来る場所探しは、陽気に誘われて4月中旬頃からスタート。
この場所は、最初に借用した畑である。春先から晩秋までの半年だった。
蓼藍の栽培が主だった。翌年から自宅近くの耕作放棄の畑に移動。
疎林の下に僅かな平地であるが落ち葉が深く、断念?


上の写真の疎林の上にある畑地が切れる角地でガードレールとカーブミラー
大きな榎の下にオートミル?カラスムギ⁉️


クズ、フジツル、ブタクサ等々、敵は多いが・・・⁉️
最も期待できそうな場所・・❣️
試しに種子を播いてみる。6月の雨の後の発芽に期待❓


里山の急斜面、崖崩れ防止の整備工事 跡地。下には民家が並ぶ。
くの字型に数段のコンクリートの壁面の危険地域。
エノキの大木が倒れて根元が土を抱いている。
その上に種子を播いてみた。黄色のマーク内。


5月下旬、双葉3粒の発芽を確認❣️
帰路、1m以上の大きな蛇・アオダイショウに戸惑う。

「ひみつりの たくらみあかし そでにされ」
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2024・日本ムラサキ・鉢栽培の現状

2024-05-18 21:28:24 | 日記
「二つの鉢で対比的に栽培中・その後」
細長い鉢と浅く広い鉢にて、三月からスタートして2ヶ月に入る。
生育状態が気になり、根の様子を見る事にした。


これは、細長の深鉢の現状で納得の生育状況。

生育状況に疑問が出て来た底の浅い鉢の苗である。
双葉の大きな苗であったが、深鉢の苗の半分のサイズ‼️


土を掬って出して行くと、間も無く細い横根が出て来た。
鉢の形状に合わせた様な根の生育である。


出した土は、深鉢の土と同じである。
しかし、その下の土はほとんどが赤玉土である。これは、意図した構造的な仕組みである。


鉢の底まで土を入れ替える必要はない。庭土を篩って用意した土を投入。

特に肥料は入っていない。庭土は草を生育するに充分な養分を持っている。

庭土を入れながら、時々赤玉土の小粒を混入させる。
苗を定植した時には、余りにも生育を制御する配合になっていた様だ‼️


生育不良では無く、意図した土の配合の結果だった❣️
鉢の受け皿に水を入れ、鉢の底から吸水させる。
数分で水が上がって来た。鉢の土の配合は自らが考えた結果だったが、すっかり忘れている。

  「かくてまた 老いのげんじつ われをおし」

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2024・日本ムラサキ栽培・花壇の現状

2024-05-11 20:11:36 | 日記
「花壇への苗の定植は・・⁉️イマイチの状況で昨年とは比べ様も無い」
定植後既に1ヶ月が経過。活着しているのは間違い無いのだが、本葉の生育が不安定だ。
好天の日には、強い西日を受けて葉が丸まってしまう苗が出る。


遮光ネットが必要なのだが、ちょっと手が回らない。

一方、この4本は開花期を迎えた❣️既に先月の当ブログにて紹介済み。
今年定植の苗が順調に生育すれば、2年目は何もしなくともOK と思っていたのだが・・?


草丈35cm、一本立ちである。初めの2輪が開花 ❣️日毎に開花して行きそうである。
根元からは、3本の茎が伸び始めている。


明日、2輪が開花か❣️草丈30cm2本立ちの茎だが・・・
もう一方は蕾を抱えた状態。


鉢植えの苗、本葉7枚目。膠着状態・・・❓

細長い鉢植えの苗、2本立ちになるかと見ていたが・・・元の苗の葉が傷み始めて来た。
定植時の苗の葉と入れ替わりになる様な変化である。茎立ちは近いか‼️
鉢栽培は紫草栽培を始めた最初の1本以来で、用土も栽培環境も異なる。
特に浅い鉢での栽培方法は・・・どうしようかと思案中❓

「てまかけず そだてるくふう たれがしる」
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2024・日本ムラサキ栽培・裏庭の現状

2024-05-04 20:10:56 | 日記
「昨年、日本ムラサキ・最後の栽培地は、裏庭であった。
今年は野菜栽培と花壇に変貌❣️」



朝方の裏庭全景、手前の緑は小松菜と春菊(そろそろ間引きの予定)左の畝は苺。
もう一畝はトマト、キュウリ、ナスの栽培。


更に奥、ブロック塀際にアスパラガスがある(10年も前に畑から移植)。

ブルーベリー7本、花盛りを迎える。3種類がある。昨年秋に移植。
ヒヨドリが目ざとく、飛来して枝に止まって花を咥えたのには驚いた。
早速、防鳥ネットを張らなくてはならない。急を要す‼️


既に実が大きくなり始めている。
完熟期には熟した順に、毎日紙コップ一杯程、取れるので面倒な事はない。
一度に完熟期を迎えたら、収穫は大変な事になる。


冬越しの日本ムラサキの新芽が一群大きく生育中。半分以上は表の花壇に定植。

芍薬の群生?旧宅庭より根を掘り出し、伏せて置いたのだが・・。
芍薬の根を始めて掘り出して、困惑した記憶がある。
ゴツゴツした形態不明の根で幾つかに割れて掘り出した。

不定形な根は割れて出たが、割れた小片も共に伏せた。
それがそれぞれ皆、芽を出した様だ。葉を見れば芍薬に違いない。


白花スミレ!花は既になく、こんもり大きく育ってしまった。
株分けしようと根元を見ると小さな玉が幾つか付いていて、手を引いた。
これは何なのか不明で、詳細を確認してからと・・・。

他にハナニラは、青から白の遅咲きまで数種類が咲く。
また、サフランは散歩中に路肩で見つけ半分を頂いて庭先に移植。
前記の白花スミレも路辺で、見つけた一株。
  
   「おいてなお めがでるくさに きもそぞろ」
    「どてのうえ ひときわめだつ サフランや」
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