「種の生命持続力に驚く」
紫草の種の生命維持力は何年ぐらいだろう?
植物によっては翌年の春までで、凡そ半年位と短命なものもある。
藍の種はその良い例で、翌春後には芽を出さない。
種の保管状況も関係があるのかもしれないが、紫草は自然界で、それとは
おかまい無しに発芽し生育してくるのでびっくりである。
以前、度々登場する使い回しの培土からのムラサキの発芽で
その発芽維持力に驚いている。
3年前に紫草を栽培して、翌年から苺の栽培に切り替わって
今年も苺を育てた畝がある。
3年前に紫草の種を採取した場である。
3本は既に移植をして2本は鉢で成育中である。
今年も美味しい苺をたくさん採れた畝。
最後の見納めに点検すると1本紫草の苗を発見。
3年前に落ちこぼれた種が苺苗の移植で、好位置に動いたのだろうか。
苺の株元で冷気を防ぐ事が出来たのであろうか、苗丈は伸びている。
苺は数株を移動するが、殆どは放棄することになる。残念なり。
数週間前に苺畑から鉢へ移植して、室内の隅で成育中である。
15cm, 7cm の草丈に成育中
これは、別の場所に設置した栽培装置の苗である。
昨年秋10〜11月に発芽して、今春新芽を見せた苗である。
最低気温はまだ、20℃を下回る。
従って草丈は伸びず、本葉がロゼット状のままである。
「いちごのは なえをかばいて せがのびる」