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Michael君(マイケル・グルーバー)は、「A Chorus Line」全米ツアーを離れてしまいましたし、Broadway公演は8月に終わってしまいましたが、Broadwayリバイバル版のオーディションのドキュメンタリー映画「ブロードウェイ♪ブロードウェイ コーラスラインにかける夢 (原題:Every Little Step)」は、現在、日本の映画館で上映中です。11月3日に見に行ってきましたので、その感想と、全米ツアーの現在、そしてBroadwayのキャスト達のその後についてお伝えしますね~。(写真は、全米ツアーのステージフォトです。)
さて、まずは映画の感想からです。(こちらから映画の公式サイトがご覧になれます。)
映画は、オーディションが始まったばかりの頃、最終的に役が決定する何ヶ月も前から始まります。キャリアを積んだベテランからポッとでの新人まで、ものすごい数のオーディショニー達が、アメリカ国内はもちろん、世界各地から集まっていました。
それが1次選考、2次選考と次第に数が減り、本命候補だった人が落とされたり、無名の新人が注目を集めたり、なかなかめぼしい候補がいなくて選考に苦労したりと、いろいろなドラマが展開されます。
大きく取り上げられているのは、ソロナンバーのある役の候補者が中心なんですが、特にキャシー役、ヴァル役、コニー役、シーラ役のオーディショニー達は、インタビューされたり、自宅から出かけていくところや、自宅でオーディションの結果を知らせる電話に出ているところ等のシーンも登場します。
その他にも多くのオーディショニーが画面に映し出され、その中には、ナズがBroadwayで見たリバイバル版のキャスト達の顔がたくさん見られましたし、またMichael君の友人でツアーでビビ役として出演していたピラーさんや、同じくMichael君の20年来の友人のコーリーンさんの顔もあって、懐かしいやら嬉しいやら、わくわくしながらの観賞でした。(ピラーさんは一瞬しか画面に登場しないんですが、コーリーンさんは、キャシー役のオーディションのシーンで、候補者が集められた時、最初にエイビアンさんが話しかける女性で、その他にも何回か画面に登場します。)
たぶん、オーディションが始まってからそれぞれの役が決定するまでの間に撮った膨大な映像に編集を重ねて、選りすぐりのエピソードを集めてのドキュメンタリーになっているんじゃないかと思うんです。上映時間の関係もありますから、ザックをはじめ、オーディションのシーンがまったく出てこない役もたくさんあります。
思いがけず嬉しかったのは、キャシー役の最終選考に、Broadwayで木曜日にキャシーを演じていたネイディーンさんが残っていて、けっこういっぱい見られたことでした♪ 彼女は、2005年のボストンでの「White Christmas]でフィル役を演じていたMichael君の相手役をしていた女優さんで、ダンスもお芝居もとても上手なんです。映画の中では、ブルーのレオタードを着ていました。
またコニー役の候補で、高良結香さんの親友で、同じコニー役の候補としてライバルになってしまうエレーンさんは、結香さんがコーラスラインを離れた後、コニー役を射止めた女優さんで、ナズが見に行った昨年の夏と今年の1月のステージでは、彼女がコニーを演じていて、楽屋口でも何度もおしゃべりして仲良くなった方だったので、彼女のオーディション風景を見られたのも嬉しかった!
まだ「コーラスライン」を映画でもステージでもご覧になったことがない方へのご注意として、映画の中で、関係者が作品の成り立ちについて語っている部分で、ある役がオーディションに受かるかどうかをネタばらししてしまってますので、そのつもりでご覧下さい。 (パンフレットの中でストーリーを紹介している文章でも、別の役についてのネタバレがあります。)
ナズは、自分のブログでは絶対書かないように気をつけていたんですが、この役がオーディションに受かるかどうかは、「コーラスライン」が現在のような大ヒットミュージカルになっていく過程で重要なエピソードなため、作品の中で触れずにはいられなかったのだと思います。
この映画は、Broadway作品のオーディションのドキュメンタリーという、いまだかつて公開されたことのなかった映像が見られることでも大変貴重なんですが、作品の生みの親で今は亡きMichael Bennett氏のインタビューや、彼が実際に22人のダンサー達をインタビューした録音テープ等も聞けますし、当時から作品のクリエイティブ・チームに加わっていて、今回のリバイバル版にも参加している人達の話も聞けるので、その意味でも価値のある、本当に素晴らしい映画でした。
もう1回か2回、映画館で見たいと思いますし、DVDになったらぜひ購入したいなと思っています。DVDになる時には、特典として、カットされてしまったシーンがたくさん収録されているといいな~と思います。
以前、このブログで紹介したステージ版と映画版のこぼれ話と映画とステージの違いについては、下記からどうぞ♪
ステージ版こぼれ話
映画版こぼれ話
映画と舞台の違い
さて、まずは映画の感想からです。(こちらから映画の公式サイトがご覧になれます。)
映画は、オーディションが始まったばかりの頃、最終的に役が決定する何ヶ月も前から始まります。キャリアを積んだベテランからポッとでの新人まで、ものすごい数のオーディショニー達が、アメリカ国内はもちろん、世界各地から集まっていました。
それが1次選考、2次選考と次第に数が減り、本命候補だった人が落とされたり、無名の新人が注目を集めたり、なかなかめぼしい候補がいなくて選考に苦労したりと、いろいろなドラマが展開されます。
大きく取り上げられているのは、ソロナンバーのある役の候補者が中心なんですが、特にキャシー役、ヴァル役、コニー役、シーラ役のオーディショニー達は、インタビューされたり、自宅から出かけていくところや、自宅でオーディションの結果を知らせる電話に出ているところ等のシーンも登場します。
その他にも多くのオーディショニーが画面に映し出され、その中には、ナズがBroadwayで見たリバイバル版のキャスト達の顔がたくさん見られましたし、またMichael君の友人でツアーでビビ役として出演していたピラーさんや、同じくMichael君の20年来の友人のコーリーンさんの顔もあって、懐かしいやら嬉しいやら、わくわくしながらの観賞でした。(ピラーさんは一瞬しか画面に登場しないんですが、コーリーンさんは、キャシー役のオーディションのシーンで、候補者が集められた時、最初にエイビアンさんが話しかける女性で、その他にも何回か画面に登場します。)
たぶん、オーディションが始まってからそれぞれの役が決定するまでの間に撮った膨大な映像に編集を重ねて、選りすぐりのエピソードを集めてのドキュメンタリーになっているんじゃないかと思うんです。上映時間の関係もありますから、ザックをはじめ、オーディションのシーンがまったく出てこない役もたくさんあります。
思いがけず嬉しかったのは、キャシー役の最終選考に、Broadwayで木曜日にキャシーを演じていたネイディーンさんが残っていて、けっこういっぱい見られたことでした♪ 彼女は、2005年のボストンでの「White Christmas]でフィル役を演じていたMichael君の相手役をしていた女優さんで、ダンスもお芝居もとても上手なんです。映画の中では、ブルーのレオタードを着ていました。
またコニー役の候補で、高良結香さんの親友で、同じコニー役の候補としてライバルになってしまうエレーンさんは、結香さんがコーラスラインを離れた後、コニー役を射止めた女優さんで、ナズが見に行った昨年の夏と今年の1月のステージでは、彼女がコニーを演じていて、楽屋口でも何度もおしゃべりして仲良くなった方だったので、彼女のオーディション風景を見られたのも嬉しかった!
まだ「コーラスライン」を映画でもステージでもご覧になったことがない方へのご注意として、映画の中で、関係者が作品の成り立ちについて語っている部分で、ある役がオーディションに受かるかどうかをネタばらししてしまってますので、そのつもりでご覧下さい。 (パンフレットの中でストーリーを紹介している文章でも、別の役についてのネタバレがあります。)
ナズは、自分のブログでは絶対書かないように気をつけていたんですが、この役がオーディションに受かるかどうかは、「コーラスライン」が現在のような大ヒットミュージカルになっていく過程で重要なエピソードなため、作品の中で触れずにはいられなかったのだと思います。
この映画は、Broadway作品のオーディションのドキュメンタリーという、いまだかつて公開されたことのなかった映像が見られることでも大変貴重なんですが、作品の生みの親で今は亡きMichael Bennett氏のインタビューや、彼が実際に22人のダンサー達をインタビューした録音テープ等も聞けますし、当時から作品のクリエイティブ・チームに加わっていて、今回のリバイバル版にも参加している人達の話も聞けるので、その意味でも価値のある、本当に素晴らしい映画でした。
もう1回か2回、映画館で見たいと思いますし、DVDになったらぜひ購入したいなと思っています。DVDになる時には、特典として、カットされてしまったシーンがたくさん収録されているといいな~と思います。
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以前、このブログで紹介したステージ版と映画版のこぼれ話と映画とステージの違いについては、下記からどうぞ♪
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色々事情があって長期間超多忙状態が続き、本日やっと映画を見ることができました。
私は幸運にもリバイバルオリジナルキャストがフルで出演している舞台(全員が揃って出ていることは少ないんですよね)を2回観ることができ、またほぼ全員のキャスト(タイラー・ヘインズ君以外)の方々とお話しできたので今日はとても懐かしい気持ちになりました。
ケンがほとんど映ってないのは残念でしたが(笑)。彼は今故郷に帰って振付師を目指していらっしゃいます。
あれだけ厳しいオーディションを乗り越え役を得ても、またすぐに次の仕事を探していかなくてはならない彼らは本当に大変ですね。でもだからこそブロードウェイは常に最高の舞台を提供できるのでしょう。
今年日本で行われたトライアウト公演の「トリップ・オブ・ラブ」にラックさんが出ておられたのはご覧になられましたか?「フォッシー」の時からパワフルな彼女のダンスに惹かれていたので今後もがんばってほしいです。
夢を追うことをあきらめない彼らに拍手!
そうですよね~。 hanaさんは、全員がオリジナルキャストだった時に見にいらしてたんですもんね~。 懐かしさは、ひとしおですよね!
Bobbyは、やっぱり歌やダンスのソロがないせいか、ほとんどフィーチャーされてませんでしたね~。 他にも、Gregg、Don、Al等もほとんど登場しませんし、ZachもCassieのオーディションのシーンで少し映るだけで、オーディションのシーンはなかったですよね。
ケンさんは、振付師を目指していらっしゃるんですね~。
特に若い俳優さんは、もうオーディションの連続のようですね。いくつかのオーディションを掛け持ちしていることもあるようですし、キャリアがあまりないうちは、不合格の連続だそうです。
またキャリアがあるベテランでも、誰もがやりたがる競争率の高い役だと、ああいうオーディションを受けることになるようですが、通常は、ああいう形でのオーディションは、あまり受けなくなるようです。
Michael君の場合だと、2000年ぐらいから、先方からオファーが来たりするようになって、ああいう形でのオーディションに参加することはなくなったそうです。
ベテランの俳優さんで、順調にキャリアを築いている方なら、すでにいくつものBroadway作品に出演し、地方公演ではたいてい主演していますから、先方もいちいち目の前で踊ったり歌ったりしてもらわなくても実力を知っているので、俳優さんの側から役に応募する場合も、履歴書を送ったりするだけでいいみたいですね~。
「トリップ・オブ・ラブ」は、残念ながら見ていません~。
ACLがきっかけで大きなチャンスをつかんだ人もいれば、そうではない人もいることでしょう。 どのキャストの皆さんも、いいお仕事にめぐり遭えるよう、お祈りしたいと思います。