労務管理・安全対策向田社会保険労務士in札幌

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少子化よりテンポの早いIT化は問題?

2008-12-06 07:55:24 | Weblog
昨夜からの雨は雪へと替わり、
カレンダーも残すところあと1枚。
今月は、例年より労働日数が少ないため1日当たり密度の濃い仕事をしなければなりません。
そのため、今月は休みがなく、日々ひたすらに積み残した仕事と格闘。
仕事量より心に余裕がなく忙しく感じるのかもしれません。

今年は、先月までに3回ほど事務所の「整理整頓」をしました。
必要なものが種類ごとに一定の場所にまとめて置く。
ファイルは見やすく、きれに。
その結果、多くの紙ごみなどが出てきました。
職員には「もったいないがゴミ屋敷を作る」と言われ、びっくり。
整理整頓をして、捨てる時の目元は「勝ち誇った目」がきらりと輝いてみえました。
延べ10時間ほどかけて、やっと満足いくようになりました。

ところで、副産物としてみんなで協力して「整理整頓」することで信頼関係が高まったような気がします。

明年も「1日整理整頓日」を設けたいと思います。

さて、先日某銀行の課長とお話をした時のことをお話しします。
その課長は、元拓銀が破たんして現銀行に勤務するようになったそうです。
これから賃金が上がる手前で破たん。
当時は支店長でも一千万円を超えていたようです。
良いところがなく残念という気持ちがあったようです。

現在の支店では、毎月貸し倒れがあり困っているようでした。
「貸したくても貸せない」のが本音のようです。

そして、「これから忙しい時期となり残業が多く大変ですね」との問いに、
「昔と違いそんなに忙しくない」との回答。
「なぜ」との問いに、「本店との機械化が進み今の人員でも多い」という回答。

銀行は多くの雇用があり、その銀行が人員を減らすとなれば、これから職を求める人からすると「また一つ雇用の大きな市場が減ることになる」。
このまま景気の減速と同時にIT化が進むと、「少子化で仕事をする人手が足りなくなる」というシナリオは崩れる。

IT化も、便利になり良いことであるが、「どこまで本当に必要なのか」を検討し、限度としての一線を引く必要があるのではないでしょうか。




















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