ちゃたろう山日記+

山の日記や日々のたわごと

どはまりラストスキー@富士山

2008年06月03日 | 登山記録
今シーズン最後はやっぱり富士山で締めようと、この月曜日に出かけた。
しか~し、・・快適なスキーで終わろうと思っていたのだが、コース取りの
ミスによりどはまりの劣悪スキーで終わってしまいました・・大反省です。

当初の天気予報では日月と晴れマークだったのに直前に月曜日が曇りから
雨マークに・・・仕方あるまいここは速攻登山である。4時にスタートして、
7号5勺からは夏道をたどらず白山岳のコルを目指して一直線に登っていった。

お陰で、9時過ぎには到着。前回夏道沿いに行って6時間近く掛かったが、
今回は5時間あまりの登りであった。


(ドロップポイントから見た斜面)

しかし、山頂についた頃にはチラチラと雪!が舞い、ゆっくりしている場合ではない。ツエルトの下で軽く行動食を食べてすぐに降りることにした。

頂上直下の斜面はいささかアイシーな感じではあったが、何とか危険性は感じ
ずに滑ることが出来た。
高度を落として行くとだんだんと雪も緩んできて滑りやすくはなってきた。
ここからは大沢をどんと下る手もあったが、以前行った吉田大沢より西よりの
斜面を目指すことにした。


(上部斜面を滑る)


アプローチポイントをGPSで確認しながら降りていくが、今は雪の着き具合も
少なくなっていてどうもよくわからない。かすかに雪が岩にまとわりついている
場所があったのでそこから尾根を乗り越えることにした。

尾根を乗り越えると昨年とは違った光景が広がっておりまして、雪の着いている
場所が明らかに少なくなっていました。
それでも雪をつないでいけば何とかなるだろうと滑り始めたのですが・・。

途中でGPSを確認すると全然方角が違った方へ来ており、明らかにこのまま
下るのはヤバイ感じ。仕方なく雪の無いガレをトラバースして西へ西へと
向かうが、足下のザレで歩きにくいことこの上ない。

幾らかの雪を見つけては滑りまた板を外して歩いて・・を繰り返したが
結局快適斜面には当たることが出来ず、最後はひどいブッシュの中を
さまよって下る事に・・・高度2700m当たりからはだんだんとガスも
巻いてきてGPSで林道を確認出来ているとはいえ暗澹たる気持ちで
歩いて!下山したのでした。


帰ってきて良く確認してみると、尾根を乗り越すポイントは昨年とは
ほぼ同じようではあったものの、その先に雪が無かったことから
雪を追いかけてとんでもない方向へ行ってしまった感じです。
マッチャンの話では上部に別のトラバースのトレースがあったようなので
もっと上の辺りで尾根を乗り越えているのかも知れません。
以前の記録をあてにせず、雪の状態とその他の情報を良く観察しないと
いけないなあ~と、来シーズンに向けての大反省なスキーでした。




最新の画像もっと見る

コメントを投稿