美濃俣丸山

東北の地震の後長野でも起こっていた震災の関係で僕は現場調査へ仕事で行っていた。
高速道路ではSAでガソリン制限が行われ、5Lもしくは10Lまでしか
給油することができない状態となっていた、

こんな状態でガソリンを消費して山に行く気にはなれず3連休は仕事と
家と少しのバイクで過ごした。

そんな訳で、実は地震直後3月13日に山に入ったのだが、その被害の大きさに気づき始めて
アップする気になれずに今まできた。

以前から北陸道を走っていて気になる山域があった。広野ダムの奥のエリアだ。
上谷山には何度かいったが、まだその奥にも山がある。
マッチャンが今回目を付けたのは美濃俣丸山であった。

広野ダムについて、準備をしていると一人の山スキーヤの方とお話することとなった。
後で知ると山で会いましょうの方であった。 彼は三周を目指すということであった。

気がつくと林道はダムに沿った周回路まで除雪されていたので取り付きポイント近くまで
車で入ることができた。



とりつきからは、林道を少し歩いて奥の小さなダムまで入る。そこから先は少し林道を進んで支尾根に取り付いた


上部で林道に合流して途中から尾根に取り付くはずが、取り付き損ねて林道をトラバる失敗もしたが何とか尾根に合流し直して
軽いラッセルをつづけると、途中からすばらしい光景が広がってきた。

上部の稜線は木がスカスカとなって、日野川上流に位置する白い山々が連なるすばらしい光景を目にした、

山頂に着くと四方360°の展望が広がり、今まであまり来たことのないエリアの光景が何とも新鮮だった。

三周ヶ岳もよく見えて、朝会った方も今頃到着しているかもと思われた、

山頂で十分にお昼を堪能しながら、何不自由なくこの自然の中で遊ばせて頂ける事に感謝した。

限りなく白く美しい自然もある一方で、とてつもない牙をむくのも自然である。
僕らは謙虚に優しく美しい自然の方と付き合いたいものだ。

スキーの方は重雪で難渋するかと思ったが案外に楽しく滑ることができ、
あっという間に林道まで降り立つ事ができた。

このエリア、なかなか奥が深そうで興味がわいてきた。








駐車地発 6:55
斜面取付 7:30
912m   9:30
1115m  10:30
美濃俣丸山 11:05(昼食)12:35
912m  13:10
林道   13:35
駐車地着 14:15

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