土蔵岳-西南尾根



この週末も、残る雪に期待をして近江の国から
土蔵岳を目指しました。

土蔵岳は岐阜県側から多く登られている。
それではこちらは近江側から攻めようではないかと
マッチャンは考えた。
実は今年の1月24日にアプローチを試みたのだが
その時はとんでもない積雪の量で 八草トンネル脇の
林道も雪の壁に覆われ車の駐車スペースも無いくらいだったので
あきらめて横山岳に転進したのだった
(そこでイノシシとの戦いが待っているとは知らず・・・)

あれから一月以上経ち再訪するとトンネル脇には駐車スペースもでき
アプローチの林道が現れていた。
出発してしばらくすると林道がヘアピンカーブしておりそのカーブ付近から林道を離れて
支尾根に取り付いた。 ここからダイレクトに尾根へ取り付こうという算段である。
が、取り付いてみるとなかなかの急登&杉ブッシュが所所にあり
なかなか難儀であった。だが40分も登ると急な尾根は緩やかとなり予定の
稜線に合流できた。

ここからは概ね広葉樹の尾根が続く稜線となっており、
適度な斜度の尾根を気持ちよく登ってゆく。

所々植林地帯が現れるが、そこは暗い林となっていて
杉の落ち枝がじゃまである。

稜線にでてから約1時間半で右手から県境稜線が合流してきたピークとなる。
ここからは一旦100mほど下って、登り返すと目の前に土蔵岳が現れた。
ピーク手前で右手の方に広がる広い谷が現れた。山スキーの記録で見る上原谷だ。

最後の頂上までの少しの急登を登り切ると広い土蔵岳の頂上に出た。
頂上からは目の前に金糞岳、白倉岳が現れその先に伊吹山が小さく見えていた。
今日は午後から天気が下り坂との予報だったのでm猫ヶ洞へはあきらめ
ここで切り上げ戻ることにしてのんびりと昼食を取り始めた。

しばらくすると山スキーの方が数名見え「ちゃたろうさんですか?」声をかけられ
た。お話するとネットでよく拝見する「山ヘ行きたい」
の方であった。しばしお話をしていると今度は後続の登山パーティーの十数名の方がみえ
頂上は一気ににぎやかとなった。

頂上でのんびりしたので、後は来た道をスキーで戻ろう。
頂上から一旦鞍部まで下って県境ピークの937mまで100mほど登り返すが、ウロコ板で十分な斜度であった。それから先は快適な樹林をツリーランしてゆく。
杉林のなかは落ちた枝などでややうるさかったが、広葉樹林帯は快適だった。
あっという間に標高480m付近まで戻ってきて、最後に林道までの支尾根の急坂を下る。
急なのは問題ではないが、ブッシュと落ちた枝葉がじゃまをするので要注意だ。
何とか林道に降り立ち、少し登り返すと駐車地についた。

今年の春はだいぶ地元で楽しんだが、いよいよ限界か。
そろそろ北上の時期がやってきたようだ。

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6:45 駐車地発
7:05 支尾根取付
7:44 稜線
9:00 県境稜線
10:00 土蔵山 (昼食)11:20
12:50 林道
13:05 駐車地着

往復 10.0km
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