塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

天才でも批判から逃げることはできないのか

2024-08-08 10:48:05 | 日記

 レオナルド・ダ・ヴィンチとラファエロ・サンティ。

 

 彼らふたりとミケランジェロは、イタリア国内だけでなく世界的にルネサンスの象徴とされ、絵画と彫刻の世界でひときわ輝いています。

 

 ミケランジェロは、ネーデルランドの我かたちに対して

 

 「あらゆることを成し遂げしようとし、何も成し遂げていない」

 

 と批判したが、彼はスノワールから。「解剖学」を意識しすぎだと批判されているといいます。

 

 これは角川文庫「怖い絵 泣く女編」のファン・エイクの開設において、著者の中野京子が語っている出来事ですが、人間は批判から逃げることができないのでしょう。

 

 ダ・ヴィンチにしても最後は

 

 モナ・リザはルーブル美術館にある

 それは莫大な報酬もあったが、フランソワ9世が彼を庇護することを決意した

 

 というように、彼もイタリアでは思うようにいかないことが多々あったため、なおでしょう。

 

 フランス代表のジェームズ・ロテンが

 

 「メッシはパリ・サンジェルマンで何も成し遂げていない」

 「彼は体たらくだ」

 

 と執拗に批判し、いても無駄な存在としてあおりました。

 

 ロテンはASモナコ在籍時、フランス代表に選出され、贔屓のクラブであるパリ・サンジェルマンに移籍します。

 

 ロテンの中には、メッシがもっと働けばよいという、その気持ちがあったのでしょうが、メッシは彼の言動に反応しなかった、そのことで心を平穏にさせたのではないでしょうか。

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