レオナルド・ダ・ヴィンチとラファエロ・サンティ。
彼らふたりとミケランジェロは、イタリア国内だけでなく世界的にルネサンスの象徴とされ、絵画と彫刻の世界でひときわ輝いています。
ミケランジェロは、ネーデルランドの我かたちに対して
「あらゆることを成し遂げしようとし、何も成し遂げていない」
と批判したが、彼はスノワールから。「解剖学」を意識しすぎだと批判されているといいます。
これは角川文庫「怖い絵 泣く女編」のファン・エイクの開設において、著者の中野京子が語っている出来事ですが、人間は批判から逃げることができないのでしょう。
ダ・ヴィンチにしても最後は
モナ・リザはルーブル美術館にある
それは莫大な報酬もあったが、フランソワ9世が彼を庇護することを決意した
というように、彼もイタリアでは思うようにいかないことが多々あったため、なおでしょう。
フランス代表のジェームズ・ロテンが
「メッシはパリ・サンジェルマンで何も成し遂げていない」
「彼は体たらくだ」
と執拗に批判し、いても無駄な存在としてあおりました。
ロテンはASモナコ在籍時、フランス代表に選出され、贔屓のクラブであるパリ・サンジェルマンに移籍します。
ロテンの中には、メッシがもっと働けばよいという、その気持ちがあったのでしょうが、メッシは彼の言動に反応しなかった、そのことで心を平穏にさせたのではないでしょうか。
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