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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

名手でも完璧なわけではない

2013-07-11 23:35:38 | 日記
 学生時代と異なり実社会に出てみますと、逆説に遭遇することが多いですね。

 僕の店では店長が常に

 「不要な電気は消してください。
  エアコンも温度設定を大切にしてほしい。」

 
 「搬入が終えた段ボールと荷台は、店頭から速やかに片づけてお客様の通り道を塞がないように」

 と僕たちに伝えます。

 僕は入社以来、出来るかぎりこの要望を守っているつもりですが、案外その主張をする店長や課長クラスの方が、このルールを
守っていません。

 数字に強く、パソコンであれだけの仕事ができる方なのにどうしてなのか?という疑問は拭えません。

 僕のようにたいした業務もできないが、それでも実行している人間の方が違和感を感じるのはどうもいただけませんが、それだけ
完璧な人間などいないということでしょうか。

 サッカーも同様で完璧な選手などいません。

 例えば

 1・レフトバックとセンターバックで優れた力量を見せたパオロ・マルディーニだが、ライトバックでは「ただの人」だった。
 2・世界最高のFWと讃えられたロナウドも、ヘディングの巧さはそうでも無かった。

 というように、名手でも異なるポジションや苦手な技術はあるものです。

 僕が今読み返しているナンバー647号では、当時ビジャレアルに在籍していたロマン・リケルメの記事が掲載されています。

 「ファン・ハールはリケルメがボールを持ちすぎと判断したが、ペジェグリーニはそれを抜群のキープ力と判断した。」

 この文章は僕が要約したものでこの通りに書かれてはいませんが、皆さんも納得のいく話でしょうし、見方を変えると弱点が強み
になる好例と言えます。

 完璧な人間がいないからこそ、人々は小説を読むのでしょうし、サッカーを観て楽しめるという具合なのでしょうが。
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