塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

アヤックス、チャンピンズリーグ4強へ

2019-04-18 02:06:42 | 日記
 アヤックス・アムステルダムがユヴェントスを撃破し、チャンピオンズ・リーグ4強に駒を進めます。

 この出来事はライバルのPSVやフェイエノールトのファンも、さすがに敬意を払っているのではないでしょうか。

 僕の記憶に間違いが無ければ、彼らの4強進出は1996年以来だと思いますが、当時のアヤックスはサッカーにおける移籍の大転換期ともいえます「ボスマン判決」が大きく作用します。

 選手たちが続々と退団したことは、やむを得ない面もありました。

 既に当時のアヤックスはエール・デヴィジの優勝だけでなく、チャンピオンズ・リーグ、そしてグレミオに競り勝ちトヨタカップも獲得しましたから、アヤックスでタイトルを防衛する。

 こんな気にはなれなかったことは否めません。

 選手たちは以後、イタリアとスペインに新天地を求めるわけですが、アヤックスはそれでもリーグの代名詞であり続けます。

 アヤックスを伏兵として考えるならば、2004年以来の快挙と言えるでしょう。

 この2004年はモウリーニョ率いるポルトが優勝し、トヨタカップではコロンビアのオンセ・カルダスに勝利し、世界一となります。

 このトトタカップが、欧州王者と南米王者が東京での一発勝負で世界一を決める、という仕組みでの最後の対戦となり、以後クラブ・ワールドカップとして更なる発展を目指します。

 この2004年は、あのファン・カルロス・バレロンを軸にしたスペインのラ・コルーニャも4強に進出し、大きな話題となりました。

 特に8強でミランに勝利した点はセンセーショナルであり、以後伏兵と呼ばれるクラブが躍進したのは、2012年に優勝したチェルシーくらいでしょうか。

 僕が伏兵と呼ぶのは、チェルシーが初優勝したという意味合いで、クラブの知名度では無いのですが。

 今、アムステルダムだけでなくオランダ全土が喧噪に包まれていることは間違いないでしょうね。
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