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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

サッカークラブはどうして多い?

2013-10-30 12:54:04 | 日記
 アビスパ福岡が経営難を宣告する中、スポンサーは今以上の資金注入を行わないことを発表します。

 それはアビスパが降格と昇格を繰り返すエレベーター・クラブであることと、ソフト・バンクホークスのような優勝争い
に絡む活躍が出来ていない、この2点が関係しているはずです。

 残念ながら、これ以上お金をつぎ込んでも得られるものが無い、言い換えれば

 「クラブの魅力」

 が見つかりにくいのかもしれません。

 サッカーというのは不思議な物で、ひとつのクラブの運営、強化方針に納得できなければ自分たちで興す事が可能です。

 例えば長野県はお世辞にも静岡県のようなサッカーどころでは無い為、山雅とパルセイロがいっそ合併してひとつとなっ
た方が

 1・観客動員が増し、例えば南長野の改修工事のような大規模な資金を削減できる
 2・山雅ならエプソン、パルセイロなら八幡屋磯五郎など、大口スポンサーがひとつに集約できるため、経営基盤の確立
   が今以上に進む。
 
 という声もありました。

 そう、野球やバスケットならば県にひとつの割合であれば、それは本当に凄いことなんですよね。

 でも日本に限らず、欧州と中南米でもサッカークラブは都市を軸に構えていますから、一つ以上あるのがむしろ普通とい
う見方もできます。

 長野県はパルセイロと山雅以外にも活動しているクラブは幾つもあり、彼らがこの2クラブから退団した選手の受け皿に
なっているのは間違いありません。

 もし合併が可能でも

 「なんで合併する必要がある!」

 という批判的な考えの方が圧倒的でしょうし、松本と長野の温度差を踏まえても無理でしょうね。

 F・マリノス、カターレ富山のように、活動していたふたつのクラブが手を組んだ例もありますが、やはり稀有な例と
して見るべきでしょうか。
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