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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

観客席に陣取る生徒たちを見て

2025-03-20 22:15:15 | 日記

 今日行われたセンバツ高校野球の天理高校対山梨学院。

 

 いずれも過去の優勝高校ということもあり、非常に注目度が高かったと聞きましたが、むしろ気になるのは勝敗や先発選手ではなく、観客席にいる控え選手たちでしょう。

 

 冬の高校選手権でも、観客席で応援する生徒はいますよ。

 

 しかしサッカーの場合

 

 1・プリンスリーグなど、生徒たちが多く試合に参加できる環境は、野球とは比較できない

 2・サッカーの場合、2種登録でプロクラブの一員となり、試合に参加可能

 3・女子も冬の選手権、WEリーグの創設と行き場は各段に増加

 

 という面があります。

 

 野球の場合、観客席に陣取ってメガホンをたたく生徒たちは、試合に出られる居場所が必要でしょうし、1976年、つまり僕が生まれた49年前から一貫してプロは12チームしかありません。

 

 都市対抗野球、大学リーグ、独立リーグがありますが、サッカーと異なりどんなに秀でた学生でも、学生の枠組み、つまりプロの一員として試合に出場することはできませんからね。

 

 その一方で識者たちは、日本の逸材が簡単に米国を目指すことを嘆いていますが、打開策を考慮する、プロサッカーのようにいかにして生徒たちに出番を増やすかという考えがないように見えませんか。

 

 古橋享吾は今でこそ日本代表ですが、FC岐阜やヴィッセル神戸で研鑽を積み、スコットランドで活躍できる下地を作りましたが、それは日本では3部までのプロがあるためです。

 

 案外僕たちが思う以上に日本サッカーは、プロもアマチュアもサッカーに没頭できる環境が備わっているのではないでしょうか。

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