専門サイト「QOLY」によれば、パリ・サンジェルマンはアンジェに1-0で勝利し、今季のリーグ優勝をしかも「無敗」で確定したとあります。
パリ・サンジェルマンは1970年創立とマルセイユやサンティティエンヌよりも当然若く、その歴史の浅さをある意味近年の
ネイマールやレオ・メッシという著名選手の獲得
それ以前にズラタン・イブラヒモビッチとチアゴ・シウバの獲得で、国内での地位安定を目指す
半年ではあるが、デイビッド・ベッカムの移籍で、多くのファンの耳目をパリに集中させる
という大型補強につながったのでしょう。
一方で指揮官のルイス・エンリケは
今季からレアル・マドリードでプレイする、フランス代表のキリアン・エムバッペのように、特定の選手に頼らない方針を貫く
マルコ・ヴェラッティのように、主軸でも売却のタイミングと判断すれば、移籍リストに掲載する
という、ある意味ドライ、割り切った形で移籍市場で振舞いました。
この指揮官の英断が
残留した選手ひとりひとりに、責任と誰かに頼るわけにはいかないという心を芽生えさせる
その意識が団結力につながる
という形になったのでしょうね。
プラティニがプレイしたASナンシーやサンティティエンヌ、世界選抜の先駆けとなったマルセイユ、そして名門と知られるボルドーやASモナコも、無敗でのリーグ優勝はないはずです。
ですから今季のパリ・サンジェルマンの残した足跡は、彼らの充実さを物語る証といえます。
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