塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

マドリードと東京、重なるゼルビアとヘタフェの存在

2013-02-10 01:43:22 | 日記
 スペインの首都マドリード。

 この都市を代表するクラブは当然レアルになりますが、シメオネ政権下で優勝を視野にいれるアトレティコ・マドリード
と、小規模運営でありながら近年その存在感を見せつけるヘタフェ。

 この2クラブを見逃してはなりません。

 ですからマドリードに住む方全てがレアルを支持するわけではありませんし、同様にカタルーニャの関係者がバルセロナ
の勝利ではなく、エスパニョールを贔屓にしていても不思議ではありません。

 長野と松本はダービーの存在価値が桁外れに高い事で有名ですが、隣接しているわけではないので、ファンが同じ居住区
に住んでいるわけではありません。

 しかしマドリード、トリノ、グラスゴーにロンドンと、欧州の都市はファンが同じ居住区に住みながら異なるクラブを支援
するのは当たり前ですし、それはリオやブエノスアイレスでも変わりません。

 日本では言えばさいたま市が似たような状況ですが、むしろ東京はマドリードと同じ感覚が見えてきました。

 レアルはFC東京
 アトレティコはヴェルディ

 そしてヘタフェをゼルビアと捉えるならば、3つのクラブの立ち位置がより鮮明になってきます。

 ヘタフェは当然資金がありませんから選手の育成を重要視していますが、同時にレアルと巧みに交渉することで選手のレンタ
ルを行うことに長けています。

 グラネロの例がそうですね。

 ゼルビアもヴェルディから選手を受け入れながら、同時に育成を疎かにしていません。

 「少年サッカーの街、町田」

 は、この街を愛するファンの拠り所なのでしょうし、JFLに降格したとはいえ1年でのJ2復帰は当然視野に入れています。

 ライバルになり得るヴェルディから秋田豊新監督を招聘し、新体制をスタートさせたのは面白い試みと言えます。

 東京のファンは3つのカテゴリーで結果を追うことが出来ますから、FC東京のファンなら東京全体の問題としてJ2とJFL
を顧みると良いかもしれません。
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