塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

日本代表、やはり指揮官交代へ

2018-04-09 14:34:41 | 日記
 ハリルホジッチとトルシエ。

 歴代の日本代表監督の中で強権的であると指摘された両氏は、いずれもアフリカで代表監督を務めた経験を持ちます。

 アフリカ諸国はほとんどの国で

 代表選手の年齢詐称
 政府が独善的に代表に介入する
 選手が勝利給をめぐって協会と揉める

 というように、代表監督の任務では「全く関係のない」面で気苦労が絶えません。

 つまり、自分の意思を最優先させるのは強硬手段にでるしかない、その癖、習慣が日本でも出てしまった側面はあるでしょうね。

 トルシエの時代、この方針が問題に上がっても大問題にならなかったのは

 1・日本はワールドカップ出場が1回のみ
 2・海外に出た選手で代表登録されたのは、カズ、中田などごく一部の選手のみ

 ということで、監督が半ば独善的に戦術を唱えても許される下地がありました。

 しかし今は欧州各国でカップ戦、リーグ戦で優勝を味わう選手さえ存在し、移籍市場でも戦力として日本人選手は認知されています。

 例えば吉田と岡崎はモウリーニョ、グアルディオラ、クロップにポティッチェーノと

 独善的な指揮官
 適切な戦術と言葉を具現化できる指揮官
 指揮官としての心構え、態度

 を屈指のプレミアリーグで見てきた、言い換えれば

 「監督は莫大な報酬を得ている」
 「一方で報酬と立場に見合う責任を取り続ける覚悟」

 を見てきているわけです。

 指揮官を見て

 「何でこんな奴が指揮官なんだ」

 と選手に思われては即座に解雇されるリーグにいるからこそ、独善的と囁かれる指揮官に違和感を覚えるようになったと感じます。

 さて協会は16時から会見を開くそうですが、どのような内容になるでしょうか。
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