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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

メスト・エジル、クラブ側と温度差あり

2020-07-31 11:10:40 | 日記
 アーセナルはヴェンゲル退任後、ウナイ・エメリとミケル・アルテタという二人のスペイン人指揮官を登用してきました。

 エメリ政権の初年度、評判はそれほど悪くなかったはずですが、ヨーロッパリーグ3連覇というセビージャ時代とは、考え方の相違が現場に混乱をもたらしたようです。

 対戦相手によって布陣を変更する
 勝利すれは良い考えだと評価されるが、敗けが込むと猫の目のようだと批判される

 エメリ政権終盤がそうですた。

 専門サイト「ゴール・コム」が指摘していますが、両指揮官に共通している点が、メスト・エジルを契約下に置いていることを苦痛に感じている点です。

 ヴェンゲルは退任前の5年間でFAカップを3度得ていますが、エジルはその際の主役として指揮官から頼りにされていました。

 しかし、エメリとアルテタは自分が描く展開、布陣にこのドイツ代表を置く必要が無いと感じているようですし、何より報酬が高すぎベンチに腰かけているだけでは、いたずらに資金を消費する。

 という形を売れていているんですね。

 アーセナル側もチャンピオンズ・リーグに出場できないため、単純に利益の増加が見込めず

 チャンピオンス・リーグと同時期の形で選手コストが圧迫している
 しかし、私たちは参戦はしていない

 とひどく気を揉んでいます。

 難しいのは、エジル、代理人、アーセナル、これら3社が合意の上で現在の報酬が定まったこと、そしてエジルがガンナーズから移籍する考えを持っていないためです。

 コロナの影響もありますが、古巣のブレーメンとシャルケの財政は、アーセナルよりも劇的にひどく、ルーツを持つトルコのガラタサライも彼の希望する報酬は無理でしょう。

 エジルの妻はガラタサライのファンですから、彼女の希望を考慮し年俸を低く見積もる形でトルコへ、という考えはきっと夢物語でしかないのでしょう。
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