goo blog サービス終了のお知らせ 

塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

改善点を自分で解決できないなら

2011-07-11 19:48:33 | 日記
 僕は「猫背」で、読書中はどうしても背中がまるくなってしまいがちです。

 また夜寝る時も、仰向けの状態からすぐに左右に寝ころんでしまいます。

 ですからこうして「プログ」を書いているとき、仕事で店内を歩いている時は、常に
自分の背中が伸びているか、胸を張っているかを確認しています。

 改善点は改善しなくては意味がありませんしね。

 Jリーグのプレイヤーも、日々の練習で感じ取った諸問題を解決しようと、奮闘してい
ると思いますが、サッカーの場合の改善点は

 「クラブ全体で解決する問題」
 「個人の意識改革で解決する問題」

 の2点に別れます。

 後者を考えるならば、自分のポジショニングやパス、シュートの精度などは挙げられま
すし、映像や文章で対戦相手を研究することも大切です。

 でも多分、Jリーグの選手たちは今挙げた改善点は、既に日本に留まっていても解決で
きないと思っているのではないでしょうか?

 つまり限定された選手たちの中で戦っていては、代表戦でその度に味わう

 「違和感」

 を克服できませんし、跳躍力や筋力、瞬発力は大陸や国籍で大きく変貌しますから、多様
な民族が集まる欧州サッカーに、日本を含むアジア諸国が惹かれるのは無理もありません。

 1996年のアトランタ・オリンピックの対ナイジェリア戦。

 日本の選手達はナイジェリアのフィジカル・コンディションに圧倒される中、既に彼ら
と国際大会で対戦した経験のある中田はただ1人落ち着いていて

 「もっと攻撃をサポートしてくれないと駄目だ。」

 と左サイドの路木に不満をぶつけ、その言動が西野朗監督を激怒させた。という話があり
ます。

 これは金子達仁の

 「28年目のハーフタイム」

 で描かれている光景ですが、違和感を拭うことは「コンプレックス」を捨てることと
同じ意味なのでしょう。

 これからの代表戦は、逞しくなった選手達を見ることができる場面になります。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

セスクの移籍について、バルサファンが語る

2011-07-11 16:05:47 | 日記
 「ゴール・コム」

 がバルセロナのファンに対して

 「セスク・ファブレガスは必要ですか?」

 とアンケートをとったですが、案外多くのファンが「彼はいらない」と答えているのに
正直驚きました。

 バルセロナの首脳陣は今夏も昨夏も、セスクに対するオファーをアーセナルに出してい
ますし、特に昨年の今頃の移籍報道で

 「アーセナル、セスク、そしてバルセロナ」

 この3者絡みの報道は、両クラブのファンをやきもきさせましたが、バルセロナ首脳陣
とファンの

 「温度差」

 の理由は、一体どこにあるのでしょうか?

 両者が共に感じる共通項は

 「アーセナルが要求する移籍金の金額が高い」

 というものです。

 今夏アーセナルはセスクの移籍金を日本円で40億円程度に設定しているようですが、
バルセロナファンは彼が負傷で欠場することを理由に

 「そこまでの金額を払う価値は無い」

 と思っているようです。

 当然バルセロナ出身であり、グアルディオラを含む現在のバルセロナにスムーズに溶け込む
と期待するファンも存在します。

 結局セスクはアーセナルに残留するかもしれませんが、セスクが加わる事で中盤の構成が
変わることを、恐らく皆が恐れているのでしょう。

 まだ移籍市場が閉じるまで1ヶ月以上ありますから、この問題は今後別の形で進行する
かもしれません。

 むしろ日本のアーセナルのファンはセスクよりも「宮市」のことを、バルセロナファンは
年末のクラブ・ワールドカップの入場券の方が

 「心配の種」

 なのでしょうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

人間性か、手腕か、それが問題だ(2)

2011-07-11 15:51:55 | 日記
 僕の今までの歩みは、ジーコの方に近いですね。

 (この場合は監督限定で、彼の選手時代に言及しません。)

 僕はモウリーニョの特徴である

 「周囲が自然と彼に惹かれる」

 要素が何一つありませんし、売上に大きく貢献した、新規事業を開拓したような実績も
持ち合わせていません。

 ただ、

 「ありがとうございます」
 「おかげさまで」
 「結構でございます」

 などとお客様や仕事を手伝って頂いた方への感謝の気持ちは、その場で表現するようには
しています。

 内線電話もありますが、直接出向く事で僕の気持ちが伝わったなら、それが嬉しいと思う
からです。

 (僕よりしたの世代は電話で結構と思う事が多いようですが、多少の時間の無駄はあって
  よいと思うのです。)

 例えばジーコは日本代表監督時代から、練習や戦術に不透明だと囁かれていましたが、彼
は自分でのその点を承知していて、お兄さんのエドゥーをコーチに迎えましたね。

 モウリーニョも同じ事がいえますが、彼の場合は自分のメソッドは他者に供給しているだ
けで、ジーコのように

 「不備を補う」

 という発想は無いと思います。

 僕は仕事ができることよりも、最後に物を言うのは人間性だと思いたいですが、サッカー
に限らず僕たちの社会ではやはり

 「出来る人」

 が評価されます。

 僕は

 「仕事は遅かれ早かれ、皆ができるようになると思う。
  でも人間性は自分で改善しない限り、どうしようもない。」

 と心の中で独り言を呟いていますが、これが単なる強がりであることも当然自覚していま
すが。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

人間性か、手腕か、それが問題だ

2011-07-11 15:43:02 | 日記
 日本代表監督を終えた後、ジーコはトルコに渡りフェネルバフチェの指揮官に就任する
も、思うような結果が出せない彼に、周囲は容赦ない批判を浴びせます。

 しかし、その一方で

 「ジーコの手腕はおおいに疑問だ。
  しかし、彼の人間性は本当に素晴らしい。」

 とファン、評論家が賞賛していた面もあるのです。

 逆にジョゼ・モウリーニョのように

 「レアルは今すぐ彼との契約を見直すべき。彼の手腕と実績は確かに素晴らしいが、その
  振る舞いは20世紀最高のクラブと認められたクラブの足枷になる。」

 要は

 「品位のかけらすらない。」

 とモウリーニョは非難されているわけですが、識者たちは彼の実績や選手からの信望に
関しては言及していません。

 僕はこの論争を聞くたびに、いつも唸る思いがします。

 監督にとって必要な要素は

 「人間性なのか」それとも「策略なのか」?

 「両方持ち合わせたことに越した事はない。」

 というのが正解であり、正論でもありますが人間である以上どこか短所があるわけです
から、このような

 「聖人君子」

 の姿を監督に求めるのが、そもそもの間違いだと思います。

 サッカーという競技が誕生して100年以上の月日が流れ、その間周囲が求める

 「監督像」

 もその時代によって大きく様変わりしてきましたが、この2点の論争だけは今後も収まる
ことは無い様に感じます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

襟元に見る流行

2011-07-11 13:17:47 | 日記
 今店頭では、続々と2011-12シーズンの新作ジャージが入荷していますが、僕
は新しいジャージが公開されると

 「襟元」

 のデザインに注目しています。

 「丸首」「Ⅴ首」そして「編み上げ」に「スキッパー」

 と、襟元のデザインは複数ありますが、2006-07シーズンのナイキがてがけた
ポルトガルやオランダのように、

 「Ⅴ首」

 の形をうまく取りいれた例がありますす。

 また編み上げの例で顕著なのは、1992-94シーズンまで採用された、アンブロ製の
ユナイテッドモデルでしょう。

 編み上げは

 「ウエスタンシャツ」

 に見られるデザインで、見た目は素敵でも着るのはなかなか大変ですが、ファンには非常
に人気があった事を覚えています。

 2011-12シーズンでは、イングランド代表とインテルが

 「ボタン留め」

 を採用しますね。

 アンブロはこのボタン留めを採用するイングランドのアゥエイ・モデルを

 「テーラード」

 と呼んでいます。

 ボタン留めのデザインは襟が付きますから、丸首やⅤ首と比較しても上品で優雅な印象を
与えるのかもしれません。
 
 イビチャ・オシムは

 「サッカーの戦術はネクタイの幅と一緒で、流行が繰り返し訪れる。」

 と語っていますが、サッカー・ジャージのデザインも同様の事が言えそうです。

 (参考文献 サッカーユニフォームの殿堂 名越卓也 東邦出版)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする