大晦日は、ダンナが仕事だったので
ざっくりキッチンの掃除をして、お風呂に入って
その後は紅白歌合戦。
お目当ては、18年ぶりに紅白に登場するXJapanでした。
実は私は、怒涛のような子育ての時期(小学校の高学年から
中学を卒業する頃まで)を、XJapanと故hideさんのおかげで
乗り切ったといっても過言ではありません。
XJapanの解散後は、いろんな音楽をを聴くようになり
SIONさんを筆頭に
好きなミュージシャンもたくさんいますが
Xjapanやそのメンバーには多大な恩があります。
仕事と家事と子育てと、ダンナのギャンブル問題を
16ビートのドラムのノリで駆け抜けた日々でした。
ですからYOSHIKIの伴奏でToshiさんが「Forever Love」
を歌い始めた瞬間には、特に解散前のライブの光景がだぶって
一瞬20年前にワープしたようで
思わず泣きそうになりました。
かつてビジュアル系ロックブームの立役者として
一世を風靡したメンバーたちもそろそろ50代。
どうか自分たちの音楽にプライドを持って
これからもずっと活動を続けてもらいたいです。
そんな我が家の元日イベントは2日で
ダンナは録画した天皇杯のサッカーを肴に
飲んでは寝、また飲んでは寝の文字通り寝正月。
今年の正月準備は、コスパ最優先で
ダンナは酒のつまみがあればいいわけだから
黒豆とかきんとんとか、お菓子っぽいものはたくさんはいらない
と分析して、手作りしたのは数の子となますくらい。
黒豆はできてるのをスーパーで購入、きんとんはパス。
あとはお刺身とか鍋とか、ひたすらおつまみ重視でしたが
特に不満も出ず、短い正月気分を満喫しました。
そして3日は、佐賀のダンナの実家に年始。
前回は1匹だったニャンコが、なんと2匹に増えていました。
キャットタワーなんかも建ててもらってて
お兄さん一家がそんなに動物好きだとは知らなかったので
内心はものすごく嬉しかったです。
去年は、娘夫婦のところにも、猫カフェで保護されていた
可愛い二匹の長毛ちゃんたちが来たし
実は動物と暮らすのも、セロトニンを増やす効果があるんだそうです。
世の中の人たちが、ワンちゃんやニャンコと、家族として暮らすことで
日常生活でのストレスが軽減されて
少しでも平和に穏やかに暮らせるようになれるといいなと心から思います。
そして昨日は定例の通院日でした。
患部は少しづつ増大していますし、しこりの皮膚が破れているので
滲出液は結構出ていますが、特に痛いところなどはありません。
前回のCTは9月でしたが、今回もCTと血液検査がありました。
「転移しているのが症状の出ない肝臓だし
今飲んでいるホルモン剤のアロマシンの効果を見るためにも
少し細かく肺や肝臓の変化を見ていきましょう」というお話でした。
今の病院の緩和ケアに転院してからちょうど一年。
ステージⅣの告知を受けてからは、三月で丸二年ですが
考えてみたら、告知を受けてからは一度も寝込んでいません。
仕事をしていた頃は、年に1,2回はギックリ腰で
立つことができず、蛇女のようにずるずる這っていたり
十代から持病の頭痛肩こりで、3ヶ月に一度くらいは
鍼の先生に駆け込んでいたのが、嘘のようになくなりました。
私の両親は、高校生の頃に離婚して
私は父親と暮らし、高校卒業と同時に働き出して
通信制の大学の国文科に入学したのが、結婚をした22才の時でした。
四年後には長男が生まれたので、8年かかって30才で卒業しました。
楽しいキャンパスライフなどとはまったく無縁の
年一回のスクーリング以外は、ひたすら家でレポートを書き
福岡で試験がある時にそれを受けて単位を取っていくという
ホントに地味な大学生活ではありました。
大学を出たからどうなるというものでもありませんでしたが
一度はちゃんとした学問として、文学とか言葉を勉強したかったという
ただそれだけのことでした。普通の大学は経済的に無理ですが
通信制だったら当時年間数万円の学費で受講できました。
結婚して、一応生活が安定していたその時期が
勉強ができる絶好のチャンスだったのです。
そういうわけで20代の後半は、仕事と家事と学業に子育てと
今振り返ると、いつもいつも、あれもやって、これもやってと
他の人の何倍も欲張りで、生き急いできた人生だったと思います。
そこに追い討ちをかけるように、ダンナのギャンブル依存などもろもろの問題が起こり
そこからはもう、嫌でも全力で走り続けるほかはありませんでした。
16ビートどころか、倍の32ビートでもいいくらいの早さが
自分の体内リズムになっていました。
けれど今は、生まれて初めてといってもいいくらい
ゆっくりした時間が流れている感じがします。
たまに「これもガンになったおかげだなぁ」なんて思ってしまいます。
家族とか周囲の人のいたわりも、もちろんあるのですが
自分自身でも「もうあんまりしゃかりきにがんばらなくてもいいかな」
と力を抜けるようになりました。
生きていると、本当に色々なことがあるものだなぁと
我ながら、柄にもなくちょっと感動したりもしたお正月でした。
ざっくりキッチンの掃除をして、お風呂に入って
その後は紅白歌合戦。
お目当ては、18年ぶりに紅白に登場するXJapanでした。
実は私は、怒涛のような子育ての時期(小学校の高学年から
中学を卒業する頃まで)を、XJapanと故hideさんのおかげで
乗り切ったといっても過言ではありません。
XJapanの解散後は、いろんな音楽をを聴くようになり
SIONさんを筆頭に
好きなミュージシャンもたくさんいますが
Xjapanやそのメンバーには多大な恩があります。
仕事と家事と子育てと、ダンナのギャンブル問題を
16ビートのドラムのノリで駆け抜けた日々でした。
ですからYOSHIKIの伴奏でToshiさんが「Forever Love」
を歌い始めた瞬間には、特に解散前のライブの光景がだぶって
一瞬20年前にワープしたようで
思わず泣きそうになりました。
かつてビジュアル系ロックブームの立役者として
一世を風靡したメンバーたちもそろそろ50代。
どうか自分たちの音楽にプライドを持って
これからもずっと活動を続けてもらいたいです。
そんな我が家の元日イベントは2日で
ダンナは録画した天皇杯のサッカーを肴に
飲んでは寝、また飲んでは寝の文字通り寝正月。
今年の正月準備は、コスパ最優先で
ダンナは酒のつまみがあればいいわけだから
黒豆とかきんとんとか、お菓子っぽいものはたくさんはいらない
と分析して、手作りしたのは数の子となますくらい。
黒豆はできてるのをスーパーで購入、きんとんはパス。
あとはお刺身とか鍋とか、ひたすらおつまみ重視でしたが
特に不満も出ず、短い正月気分を満喫しました。
そして3日は、佐賀のダンナの実家に年始。
前回は1匹だったニャンコが、なんと2匹に増えていました。
キャットタワーなんかも建ててもらってて
お兄さん一家がそんなに動物好きだとは知らなかったので
内心はものすごく嬉しかったです。
去年は、娘夫婦のところにも、猫カフェで保護されていた
可愛い二匹の長毛ちゃんたちが来たし
実は動物と暮らすのも、セロトニンを増やす効果があるんだそうです。
世の中の人たちが、ワンちゃんやニャンコと、家族として暮らすことで
日常生活でのストレスが軽減されて
少しでも平和に穏やかに暮らせるようになれるといいなと心から思います。
そして昨日は定例の通院日でした。
患部は少しづつ増大していますし、しこりの皮膚が破れているので
滲出液は結構出ていますが、特に痛いところなどはありません。
前回のCTは9月でしたが、今回もCTと血液検査がありました。
「転移しているのが症状の出ない肝臓だし
今飲んでいるホルモン剤のアロマシンの効果を見るためにも
少し細かく肺や肝臓の変化を見ていきましょう」というお話でした。
今の病院の緩和ケアに転院してからちょうど一年。
ステージⅣの告知を受けてからは、三月で丸二年ですが
考えてみたら、告知を受けてからは一度も寝込んでいません。
仕事をしていた頃は、年に1,2回はギックリ腰で
立つことができず、蛇女のようにずるずる這っていたり
十代から持病の頭痛肩こりで、3ヶ月に一度くらいは
鍼の先生に駆け込んでいたのが、嘘のようになくなりました。
私の両親は、高校生の頃に離婚して
私は父親と暮らし、高校卒業と同時に働き出して
通信制の大学の国文科に入学したのが、結婚をした22才の時でした。
四年後には長男が生まれたので、8年かかって30才で卒業しました。
楽しいキャンパスライフなどとはまったく無縁の
年一回のスクーリング以外は、ひたすら家でレポートを書き
福岡で試験がある時にそれを受けて単位を取っていくという
ホントに地味な大学生活ではありました。
大学を出たからどうなるというものでもありませんでしたが
一度はちゃんとした学問として、文学とか言葉を勉強したかったという
ただそれだけのことでした。普通の大学は経済的に無理ですが
通信制だったら当時年間数万円の学費で受講できました。
結婚して、一応生活が安定していたその時期が
勉強ができる絶好のチャンスだったのです。
そういうわけで20代の後半は、仕事と家事と学業に子育てと
今振り返ると、いつもいつも、あれもやって、これもやってと
他の人の何倍も欲張りで、生き急いできた人生だったと思います。
そこに追い討ちをかけるように、ダンナのギャンブル依存などもろもろの問題が起こり
そこからはもう、嫌でも全力で走り続けるほかはありませんでした。
16ビートどころか、倍の32ビートでもいいくらいの早さが
自分の体内リズムになっていました。
けれど今は、生まれて初めてといってもいいくらい
ゆっくりした時間が流れている感じがします。
たまに「これもガンになったおかげだなぁ」なんて思ってしまいます。
家族とか周囲の人のいたわりも、もちろんあるのですが
自分自身でも「もうあんまりしゃかりきにがんばらなくてもいいかな」
と力を抜けるようになりました。
生きていると、本当に色々なことがあるものだなぁと
我ながら、柄にもなくちょっと感動したりもしたお正月でした。
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