ずっと政治のことを調べたり書いたりしていると
あまりにも暗い未来しか見えなくて
段々欝のモードに入ってきます。
それで気分転換に他の話題を。
日曜日の朝日新聞の「おやじのせなか」というコラムは
舞踏家の田中泯(たなかみん)氏の談話でした。
田中泯氏は山梨県白州町で舞踊資源研究所/花水を運営するかたわら
俳優としても活躍しておられます。
私はTV版「ハゲタカ」のレンズ職人加藤幸夫役でファンになり
その後映画「メゾン・ド・ヒミコ」で
老ゲイ卑弥呼を演じた田中泯氏を観ました。
何が凄いのか。抽象的な言い方ですが
人としてのたたずまいとでも言いましょうか。
人間性や純粋さは数値で表すことができないのですが
それでもゆるぎない信念を持って生きてきた人というのは
年を取ってからそういうオーラをまとっているように思います。
反対に頭の中が常に金のことだけで占められているような人間は
自然と人品卑しい風貌になっていくものです。
横領や詐欺などの事件で逮捕された人物には
そういう人相の人が多いような気がします。
もちろん政治家や役人、企業のトップにも見られます。
ギャンブルに取り付かれた人間も同じです。
勝っても金、負けても金、金以外にどんな価値観もない
泥の底を這い回るような生き様になったら
本当に人間は終わりだなと思います。
そういう人は自分の人生の最後に
一体何を思うのでしょう。
私は情緒的な言葉で
人に何かを訴えるのが苦手な人間ですが
昨年ダンナの母が亡くなった時には
「お母さんが生きている間
借金やらギャンブルやらで心配をかけ続けて
何一つ親孝行もせず親の葬式の香典まで
お兄さんに借りるような始末だったのだから
これからはせめて
死んだ親がこんな子供を生んで育てるのではなかったと
お墓の下で涙を流すようなことにはならないように
人生をやり直してほしい」と話しました。
そういう言葉がどれほど効果があるかはわかりませんが
人に賞賛されるような人生でなくていいから
せめて自分の回りの人間を不幸にするような生き方は
改めてほしいというのが正直な気持ちなのです。
あまりにも暗い未来しか見えなくて
段々欝のモードに入ってきます。

それで気分転換に他の話題を。
日曜日の朝日新聞の「おやじのせなか」というコラムは
舞踏家の田中泯(たなかみん)氏の談話でした。
田中泯氏は山梨県白州町で舞踊資源研究所/花水を運営するかたわら
俳優としても活躍しておられます。
私はTV版「ハゲタカ」のレンズ職人加藤幸夫役でファンになり
その後映画「メゾン・ド・ヒミコ」で
老ゲイ卑弥呼を演じた田中泯氏を観ました。
何が凄いのか。抽象的な言い方ですが
人としてのたたずまいとでも言いましょうか。
人間性や純粋さは数値で表すことができないのですが
それでもゆるぎない信念を持って生きてきた人というのは
年を取ってからそういうオーラをまとっているように思います。
反対に頭の中が常に金のことだけで占められているような人間は
自然と人品卑しい風貌になっていくものです。
横領や詐欺などの事件で逮捕された人物には
そういう人相の人が多いような気がします。
もちろん政治家や役人、企業のトップにも見られます。
ギャンブルに取り付かれた人間も同じです。
勝っても金、負けても金、金以外にどんな価値観もない
泥の底を這い回るような生き様になったら
本当に人間は終わりだなと思います。
そういう人は自分の人生の最後に
一体何を思うのでしょう。

私は情緒的な言葉で
人に何かを訴えるのが苦手な人間ですが
昨年ダンナの母が亡くなった時には
「お母さんが生きている間
借金やらギャンブルやらで心配をかけ続けて
何一つ親孝行もせず親の葬式の香典まで
お兄さんに借りるような始末だったのだから
これからはせめて
死んだ親がこんな子供を生んで育てるのではなかったと
お墓の下で涙を流すようなことにはならないように
人生をやり直してほしい」と話しました。
そういう言葉がどれほど効果があるかはわかりませんが
人に賞賛されるような人生でなくていいから
せめて自分の回りの人間を不幸にするような生き方は
改めてほしいというのが正直な気持ちなのです。
