次回のCRAFT勉強会は
2月8日(月) 18:30から
ジャパンマック福岡で開催されます。
テキストの2は「緊急度を確かめる」になっています。
これは、依存症と暴力の関係と、暴力への対策です。
前回の時に、講師の方が「暴力の問題を抱えておられる方はいますか」と
たずねられて、該当する人がいなかったので
「それでは、暴力への対応は後にまわして
次回は3のコミュニケーションを変えるを先にやりましょう」と言われました。
改めて、テキストを読んでみると
「CRAFTのプログラムは、緊急度の高い暴力が日常化しているケースや
嫉妬妄想による暴力は、想定していない」と書かれていて
そういう暴力を伴うようなケースは、本人への対応については
まずは家族が、自助グループや相談機関に相談をして
話を聞いてもらったり、アドバイスを受けるのが最優先だと思います。
そして、この場合の暴力というのは
「殴る蹴る」といった身体的なものだけではなく
家族が声をかけると、怒って大声で怒鳴るとか、物を投げたり家具を殴りつけるなど
暴力的な言葉でおどしたり、怒りを激しくぶつけるような場合も含まれます。
一回目のDVDの中で、松本先生が「段階に応じて」と言われていました。
実は私は、ずっと依存症について勉強してきて
この依存症の段階とかレベルという考え方を
もう少しみんなに分かるように明確にしていただきたいと心から思います。
ガンにステージがあるように、依存症も
例えば、学生のネット依存なら
1 普通に生活して、家族とも会話しているが、ネットをやっている時間が長い
2 夜中までネットをやって、勉強などはほとんどできず、遅刻や欠席もある
3 学校にはほとんど行かず、一日中ネットをやっている
4 注意をすると、激しく怒って物を投げたり、怒鳴ったりする
あるいは、部屋に引きこもったり、家を飛び出したりして
家族との会話がまったく成立しない
というふうに、おおまかでいいから、進行の度合いを分類して
この1とか2の段階だったら、CRAFTの1や3の
「現在の状況を客観的に認識して、家族が対応の仕方を変えることで
依存症の進行を止めて、状況を改善させることができる」という方法が
より有効であるように思われるので
こうした家族の対処法をもっともっと広めていただきたいです。
ギャンブル依存症だったら
1 ヒマな時間は、ほとんどギャンブルをやっている
2 嘘をついて(仕事だと言って)ギャンブルをしに行く、持っているお金を全部
ギャンブルに使ってしまう
あたりまでが病気未満というところで
<借金してギャンブルをする>になれば、金額には関係なくもう依存症の領域だと思います。
これはあくまでも私がだいたいこうじゃないかと思ったことですけれども。
依存症は、アルコールでも薬物でも、ギャンブルでもネットでも
その他の依存症もですが、やりたいという衝動や渇望を抑えられなくなる
脳のコントロール障害です。思考が、依存の対象から離れられなくなって
冷静な正常な思考ができなくなり(前頭葉が機能停止?頭こわれちゃった状態?)
しかも、どの依存症でも、病気の領域に入ると
自分では、その状態についての、正常な自覚はできなくなります。
一方家族は、なんとかそれを止めてほしい、やめさせたいと
小言や叱責、懇願を繰り返すうちに
今度は家族のほうが、依存の問題がひと時も頭を離れなくなって
こちらも、依存症と同じような思考の状態になります。
これがCRAFTのような、家族の回復プログラムが有効とされる理由だと思います。
CRAFTでは「家族が悪いわけではありません」ということが明言されています。
小言や叱責も、懇願も、はたまたギャンブル依存症での
借金の尻拭いも、そういう病気だということを知らなければ
まさか、相手が頭こわれちゃってるとは思いませんから
そういう行動をするのは、当たり前のことだと思います。
ただ、そういう病気なのだということが理解できたら、考え方を180度変える。
まだ依存症という段階まで進んでいなくても
本人VS家族という悪循環を続ければ、進行する可能性が高いので
少なくとも、家族の脳が依存症の領域に踏み込まないように、思考を切り替える。
それが、とても大切なのだと思います。
ジャパンマック福岡で作っていただいた資料には
それではどうすればよいのかということがとても分かりやすく書かれています。
「効果のないことを止め、効果のあることだけをする」
そして対応の仕方で、失敗する原因は次のようなものです。
1 先に言いすぎる
2 言葉が多すぎる
3 正しいことを言いすぎる
4 答えを出しすぎる
5 相手のあらが見えすぎる
6 先回りして考えすぎる
7 感情的になりすぎる
8 起きていないことを恐れすぎる(予期不安)
9 事実を相手にきちんと見せていない
「まさに」という感じです。「ごめんなさい」というしかありません。
当てはまらないのは7の「感情的~」くらいです。
つまり私の人生は失敗の連続でした(笑)
2月8日(月) 18:30から
ジャパンマック福岡で開催されます。
テキストの2は「緊急度を確かめる」になっています。
これは、依存症と暴力の関係と、暴力への対策です。
前回の時に、講師の方が「暴力の問題を抱えておられる方はいますか」と
たずねられて、該当する人がいなかったので
「それでは、暴力への対応は後にまわして
次回は3のコミュニケーションを変えるを先にやりましょう」と言われました。
改めて、テキストを読んでみると
「CRAFTのプログラムは、緊急度の高い暴力が日常化しているケースや
嫉妬妄想による暴力は、想定していない」と書かれていて
そういう暴力を伴うようなケースは、本人への対応については
まずは家族が、自助グループや相談機関に相談をして
話を聞いてもらったり、アドバイスを受けるのが最優先だと思います。
そして、この場合の暴力というのは
「殴る蹴る」といった身体的なものだけではなく
家族が声をかけると、怒って大声で怒鳴るとか、物を投げたり家具を殴りつけるなど
暴力的な言葉でおどしたり、怒りを激しくぶつけるような場合も含まれます。
一回目のDVDの中で、松本先生が「段階に応じて」と言われていました。
実は私は、ずっと依存症について勉強してきて
この依存症の段階とかレベルという考え方を
もう少しみんなに分かるように明確にしていただきたいと心から思います。
ガンにステージがあるように、依存症も
例えば、学生のネット依存なら
1 普通に生活して、家族とも会話しているが、ネットをやっている時間が長い
2 夜中までネットをやって、勉強などはほとんどできず、遅刻や欠席もある
3 学校にはほとんど行かず、一日中ネットをやっている
4 注意をすると、激しく怒って物を投げたり、怒鳴ったりする
あるいは、部屋に引きこもったり、家を飛び出したりして
家族との会話がまったく成立しない
というふうに、おおまかでいいから、進行の度合いを分類して
この1とか2の段階だったら、CRAFTの1や3の
「現在の状況を客観的に認識して、家族が対応の仕方を変えることで
依存症の進行を止めて、状況を改善させることができる」という方法が
より有効であるように思われるので
こうした家族の対処法をもっともっと広めていただきたいです。
ギャンブル依存症だったら
1 ヒマな時間は、ほとんどギャンブルをやっている
2 嘘をついて(仕事だと言って)ギャンブルをしに行く、持っているお金を全部
ギャンブルに使ってしまう
あたりまでが病気未満というところで
<借金してギャンブルをする>になれば、金額には関係なくもう依存症の領域だと思います。
これはあくまでも私がだいたいこうじゃないかと思ったことですけれども。
依存症は、アルコールでも薬物でも、ギャンブルでもネットでも
その他の依存症もですが、やりたいという衝動や渇望を抑えられなくなる
脳のコントロール障害です。思考が、依存の対象から離れられなくなって
冷静な正常な思考ができなくなり(前頭葉が機能停止?頭こわれちゃった状態?)
しかも、どの依存症でも、病気の領域に入ると
自分では、その状態についての、正常な自覚はできなくなります。
一方家族は、なんとかそれを止めてほしい、やめさせたいと
小言や叱責、懇願を繰り返すうちに
今度は家族のほうが、依存の問題がひと時も頭を離れなくなって
こちらも、依存症と同じような思考の状態になります。
これがCRAFTのような、家族の回復プログラムが有効とされる理由だと思います。
CRAFTでは「家族が悪いわけではありません」ということが明言されています。
小言や叱責も、懇願も、はたまたギャンブル依存症での
借金の尻拭いも、そういう病気だということを知らなければ
まさか、相手が頭こわれちゃってるとは思いませんから
そういう行動をするのは、当たり前のことだと思います。
ただ、そういう病気なのだということが理解できたら、考え方を180度変える。
まだ依存症という段階まで進んでいなくても
本人VS家族という悪循環を続ければ、進行する可能性が高いので
少なくとも、家族の脳が依存症の領域に踏み込まないように、思考を切り替える。
それが、とても大切なのだと思います。
ジャパンマック福岡で作っていただいた資料には
それではどうすればよいのかということがとても分かりやすく書かれています。
「効果のないことを止め、効果のあることだけをする」
そして対応の仕方で、失敗する原因は次のようなものです。
1 先に言いすぎる
2 言葉が多すぎる
3 正しいことを言いすぎる
4 答えを出しすぎる
5 相手のあらが見えすぎる
6 先回りして考えすぎる
7 感情的になりすぎる
8 起きていないことを恐れすぎる(予期不安)
9 事実を相手にきちんと見せていない
「まさに」という感じです。「ごめんなさい」というしかありません。
当てはまらないのは7の「感情的~」くらいです。
つまり私の人生は失敗の連続でした(笑)
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