ずっとこのブログを訪れてくださってる人には
特にギャンブル依存症については同じ話題が何回も出てくると
思われるかもしれません。
これは私がそろそろボケてきてるというわけではなく
たまたま「ギャンブル依存症」で検索して
初めてこのブログを読んでくれる人に
今私が理解できている範囲での依存症についての知識を
少しでも知っていただけたらという思いで
内容が重複しているのを承知で書いているので
どうかご理解ください。
依存症は完治はしないというのが大前提です。
パチンコに行かないから治ったということではありません。
患者本人にとっても自分の病気自体を認識することも難しいが
死ぬまで治らないということを理解するのはもっと難しい。
ダンナは時々「もう大丈夫だと思う」というようなことを言います。
確かに任意整理をして借金の返済や生活費の工面で
追い詰められることもなくなり
生活はギリギリでも一応普通の生活の範囲で暮らしていけているので
精神的には任意整理をするまでの状況に比べれば
ずっと安定していることは事実です。
でもだからといって治ったということではないのが
ギャンブルに限らずアルコールでも薬物でも他のものでも
依存症全般の恐ろしいところなのだと思います。
福島原発の事故が起こって原子力や放射能について
少しづつ勉強をしてきて放射能の問題についても
一種似たところがあると感じました。
このブログでリンクをしている「いわき日和」の中でも
福島の人たちの空気が二分されてきていることが書かれています。
「いつまでも放射能にこだわっていたら前向きになれない。
復興ができない」
人は直接目には見えない不安とずっと向き合い続けていくのは難しい。
だからそういう考え方が主流になっていくのは仕方のないことで
現地で事故が起きてからずっとそういう不安と向き合ってきた人たちの
状況の深刻さを思えばそれを批判することは誰にもできません。
またそういう雰囲気の中では放射能の危険を主張すると
反対に非国民扱いされかねないといった
逆転の現象さえ生まれてきます。
それでも私は特に影響の大きい子どもたちや若い人たちへの
放射能の影響については現実を正確に把握して
冷静に客観的に判断をする努力を止めるべきではないと思います。
まだまだ国が、政治家が何とかしてくれるだろうという
他力本願な傾向の強い日本のような国では
少数の意見で社会の流れを変えることはできないかもしれませんが
一見前向きなようでいて結局何かに頼るという生き方は
それで失敗した時にはまたその原因を他人のせいにする
という負の無限ループでしかありません。
昨日は大阪の市長や知事選の様子がニュースをにぎわせていましたが
「橋下さんなら変えてくれる」という期待だけで投票して
思うような結果が出なかった時に次を探すということを繰り返すだけでは
永久にそれの繰り返しでそれこそ前向きな結果にはつながらない。
安全神話を旗印に原発を推進してきた自公政権を選択したのは自分たちで
あれもダメ、これもダメと総理大臣を替えたあげくに
政権を担当したことがない民主党を与党にする選択をしたのも
他ならない自分たちなのだという自己責任の考え方は絶対に必要です。
もう自分たちが選択したのだから
どれだけ悲惨な結果になろうが自分たちで負っていくしかない。
放射能の問題だけではありません。
先日生活保護を受けている若者が月に二万円近くを
携帯のゲーム代に使っているという話に
少なからずショックを受けました。
こちらはギャンブル依存症の問題とも連動する話で
目には見えない形で人間を破壊する仕掛けは
パチンコやスロットのみならずどんどん進化し
変質して増え続けています。
以前書いた「世界ゲーム革命」というドキュメントの中でも
ロシアでは人間をゲームから離れさせないための
脳の研究が進んでいるというくだりに恐怖を覚えたことを思い出しました。
もう日本だけの話ではなく世界的な規模で
お金にさえなればという拝金主義が人間の尊厳を陵駕して進みつつある今
私たちは「自分の生きる形と自分の生きていることの意味」を
本当に真剣に考えなければならないところに来ているのかもしれません。
特にギャンブル依存症については同じ話題が何回も出てくると
思われるかもしれません。
これは私がそろそろボケてきてるというわけではなく
たまたま「ギャンブル依存症」で検索して
初めてこのブログを読んでくれる人に
今私が理解できている範囲での依存症についての知識を
少しでも知っていただけたらという思いで
内容が重複しているのを承知で書いているので
どうかご理解ください。
依存症は完治はしないというのが大前提です。
パチンコに行かないから治ったということではありません。
患者本人にとっても自分の病気自体を認識することも難しいが
死ぬまで治らないということを理解するのはもっと難しい。
ダンナは時々「もう大丈夫だと思う」というようなことを言います。
確かに任意整理をして借金の返済や生活費の工面で
追い詰められることもなくなり
生活はギリギリでも一応普通の生活の範囲で暮らしていけているので
精神的には任意整理をするまでの状況に比べれば
ずっと安定していることは事実です。
でもだからといって治ったということではないのが
ギャンブルに限らずアルコールでも薬物でも他のものでも
依存症全般の恐ろしいところなのだと思います。
福島原発の事故が起こって原子力や放射能について
少しづつ勉強をしてきて放射能の問題についても
一種似たところがあると感じました。
このブログでリンクをしている「いわき日和」の中でも
福島の人たちの空気が二分されてきていることが書かれています。
「いつまでも放射能にこだわっていたら前向きになれない。
復興ができない」
人は直接目には見えない不安とずっと向き合い続けていくのは難しい。
だからそういう考え方が主流になっていくのは仕方のないことで
現地で事故が起きてからずっとそういう不安と向き合ってきた人たちの
状況の深刻さを思えばそれを批判することは誰にもできません。
またそういう雰囲気の中では放射能の危険を主張すると
反対に非国民扱いされかねないといった
逆転の現象さえ生まれてきます。
それでも私は特に影響の大きい子どもたちや若い人たちへの
放射能の影響については現実を正確に把握して
冷静に客観的に判断をする努力を止めるべきではないと思います。
まだまだ国が、政治家が何とかしてくれるだろうという
他力本願な傾向の強い日本のような国では
少数の意見で社会の流れを変えることはできないかもしれませんが
一見前向きなようでいて結局何かに頼るという生き方は
それで失敗した時にはまたその原因を他人のせいにする
という負の無限ループでしかありません。
昨日は大阪の市長や知事選の様子がニュースをにぎわせていましたが
「橋下さんなら変えてくれる」という期待だけで投票して
思うような結果が出なかった時に次を探すということを繰り返すだけでは
永久にそれの繰り返しでそれこそ前向きな結果にはつながらない。
安全神話を旗印に原発を推進してきた自公政権を選択したのは自分たちで
あれもダメ、これもダメと総理大臣を替えたあげくに
政権を担当したことがない民主党を与党にする選択をしたのも
他ならない自分たちなのだという自己責任の考え方は絶対に必要です。
もう自分たちが選択したのだから
どれだけ悲惨な結果になろうが自分たちで負っていくしかない。
放射能の問題だけではありません。
先日生活保護を受けている若者が月に二万円近くを
携帯のゲーム代に使っているという話に
少なからずショックを受けました。
こちらはギャンブル依存症の問題とも連動する話で
目には見えない形で人間を破壊する仕掛けは
パチンコやスロットのみならずどんどん進化し
変質して増え続けています。
以前書いた「世界ゲーム革命」というドキュメントの中でも
ロシアでは人間をゲームから離れさせないための
脳の研究が進んでいるというくだりに恐怖を覚えたことを思い出しました。
もう日本だけの話ではなく世界的な規模で
お金にさえなればという拝金主義が人間の尊厳を陵駕して進みつつある今
私たちは「自分の生きる形と自分の生きていることの意味」を
本当に真剣に考えなければならないところに来ているのかもしれません。