猫は相変わらず生きてます。
ちなみに猫の寿命をググってみたら
何と37年というのがありました。青森かどっかで。
前は人間の食べてるものに
あんまり関心を持たなかったのが
今はちょっと油断するとお皿の焼き魚とかに
かぶりつこうとしたり
何となく呆けて食欲だけ残った認知症の年寄りみたい。
しかも起きてる間はしょっちゅうギャーギャー鳴いてる。
昔TVドラマの「OUT」で
渡辺えり子のお嫁さんに「よしえー、よしえー」と叫んでる
寝たきりのお姑さんがいて、ついそれを連想してしまいます。
「OUT」では深夜の弁当工場でパートをしている主婦の一人が
ギャンブルと女に狂ったダンナを絞め殺してしまう。
友人の主婦が死体をバラバラにして捨てるのを手伝う。
この作品に対する「面白ければいいというものではない」という
批評を目にしたことがあるが
私にはそれをきっかけに死体を解体するビジネスに踏み込んでいく
香取雅子というヒロインの
どこにも行き場のない気持ちも
生活保護を受けながら寝る間を惜しんで働き
寝たきりの義母の世話をしているのに
これでもかこれでもかというように窮状に陥り
それが人間として許されないことだと十分分かっていながら
生きていく金を得るために雅子を手伝うヨシエの気持ちも痛いくらいわかる。
作者は決して衝撃的な展開で読者をひきつけようという姑息な思惑で
こういうストーリーや人間像を設定したわけではないと思う。
ギャンブル依存者の最後は
1.犯罪者になる
2.精神病院に入る
3.死ぬまで回復し続ける(ギャンブルをやらないでいつづける)
のいずれかだと言われている。
言うまでもなく3はとても難しい。
そしてこのような依存者の家族を抱える人間は
雅子やヨシエのように常に出口のない
闇と向き合う人生を送ることになる。
数日前、お金に関するバラエティ番組で
今大人気の評論家勝間和代氏が
「知識のある者が知識のない者から搾取するのが
資本主義の一面」というような発言をしていて
ギャンブル依存症はその典型的なものだ。
知識があってもいったん落ちてしまえば
現状を打開するのは容易なことではないが
知識がなければ破滅するまで搾取されるのみならず
対処のしようのない病気までしょいこまされる。
先日も「年金が出たからパチンコ屋は
年寄りばっかりだった」という話を小耳にはさんだ。
ギャンブルの害はもはや老若男女を問わない。
年寄りだったら依存症にならないというようなものでもない。
なってしまったら治らないのだから
なけなしの金をパチンコやスロットの機械に捨て
食うや食わずでひと月暮らすという地獄に落ちることになるのだ。
そういう社会の仕掛けた陥穽に落ち込まないためには誰もが
「今日一日はギャンブルをやらない」
という毎日を続けていくこと、それしかないのだと思う。
ちなみに猫の寿命をググってみたら
何と37年というのがありました。青森かどっかで。
前は人間の食べてるものに
あんまり関心を持たなかったのが
今はちょっと油断するとお皿の焼き魚とかに
かぶりつこうとしたり
何となく呆けて食欲だけ残った認知症の年寄りみたい。

しかも起きてる間はしょっちゅうギャーギャー鳴いてる。
昔TVドラマの「OUT」で
渡辺えり子のお嫁さんに「よしえー、よしえー」と叫んでる
寝たきりのお姑さんがいて、ついそれを連想してしまいます。
「OUT」では深夜の弁当工場でパートをしている主婦の一人が
ギャンブルと女に狂ったダンナを絞め殺してしまう。
友人の主婦が死体をバラバラにして捨てるのを手伝う。
この作品に対する「面白ければいいというものではない」という
批評を目にしたことがあるが
私にはそれをきっかけに死体を解体するビジネスに踏み込んでいく
香取雅子というヒロインの
どこにも行き場のない気持ちも
生活保護を受けながら寝る間を惜しんで働き
寝たきりの義母の世話をしているのに
これでもかこれでもかというように窮状に陥り
それが人間として許されないことだと十分分かっていながら
生きていく金を得るために雅子を手伝うヨシエの気持ちも痛いくらいわかる。
作者は決して衝撃的な展開で読者をひきつけようという姑息な思惑で
こういうストーリーや人間像を設定したわけではないと思う。
ギャンブル依存者の最後は
1.犯罪者になる
2.精神病院に入る
3.死ぬまで回復し続ける(ギャンブルをやらないでいつづける)
のいずれかだと言われている。
言うまでもなく3はとても難しい。
そしてこのような依存者の家族を抱える人間は
雅子やヨシエのように常に出口のない
闇と向き合う人生を送ることになる。

数日前、お金に関するバラエティ番組で
今大人気の評論家勝間和代氏が
「知識のある者が知識のない者から搾取するのが
資本主義の一面」というような発言をしていて
ギャンブル依存症はその典型的なものだ。
知識があってもいったん落ちてしまえば
現状を打開するのは容易なことではないが
知識がなければ破滅するまで搾取されるのみならず
対処のしようのない病気までしょいこまされる。
先日も「年金が出たからパチンコ屋は
年寄りばっかりだった」という話を小耳にはさんだ。
ギャンブルの害はもはや老若男女を問わない。
年寄りだったら依存症にならないというようなものでもない。
なってしまったら治らないのだから
なけなしの金をパチンコやスロットの機械に捨て
食うや食わずでひと月暮らすという地獄に落ちることになるのだ。
そういう社会の仕掛けた陥穽に落ち込まないためには誰もが
「今日一日はギャンブルをやらない」
という毎日を続けていくこと、それしかないのだと思う。
