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癌と生きる 依存症と生きる

命がある限り希望を持つということ

総量規制について

2009-10-19 22:40:08 | 社会・生活
久しぶりに体調不良でダウンした。
頭痛と嘔吐、吐くから鎮痛剤も飲めなくなって
最後は吐くものがなくなって黄色い胆汁みたいのが出てきた。

さすがに観念して行きつけの鍼の先生へ。
マッサージしてもらったら
頭のてっぺんから足の先までコチコチ。
「ここまでなってたら息苦しくなかったですか?」と聞かれて
「ええ、まあいつも半分死んでるような感じで」と言ったら
不信そうな顔をされた。

話は変わって来年6月には貸金業法が改正されて
年収の3分の1以上は借りられないという
総量規制が施行される。
年収400万なら120万まで、600万なら200万まで
ということだ。
すでにそれ以上借りている場合はどうなるのかという情報は
今の所出てきていない。

ギャンブル依存症の人間は
おそらくほとんどが消費者金融などに借金がある。
そしてたいてい家族にはそのことを隠している。
今までは消費者金融から自宅に請求書などが
送られてくることはなかった。
うちの場合もそうだがそのことが被害を大きくした。
家族には完全に秘密でどんどんお金が借りられる
とんでもない仕組みになっていたわけだ。
しかし今度の改正でおそらくは
自宅に収入証明や専業主婦なら配偶者の年収などを
証明するように求める書類が送られてくるはずだ。

おそらくそれで家族の依存症が発覚するケースも
かなり出てくるように思う。
「幾ら借りてるの?」と問い詰めても
依存者は決して本当のことを言わない。
なるべく借金の額を少なく見せようとする。
100万なら50万、50万なら30万というように。
借金の原因についても何かと仕事上の理由などを並べ
「パチンコじゃないの?」と聞くと
「少しはパチンコもしたけど」というような言い方をする。
「嘘と借金」これがギャンブル依存症の
典型的な症状であることは間違いない。

総量規制で依存症が発覚しても
家族が借金の全容を正確に把握できるのは困難を極めるだろう。
この総量規制については
まだあまり知られていないということなので
もしも情報が得られたなら
随時書いていくつもりでいる。