昨日ニュースを見ていた限りでは
「レベル7と言ってもチェルノブイリとはまったく違う。
放出された放射能の量もチェルノブイリの10分の1」
というあたりがやたらに強調される論調になっていて
「この期に及んで」というか「相変わらず」というか
「放射能の総量の単位が京(兆の一万倍)という時点で
終ってるだろう」と思わず突っ込みを入れたくなるが
感情論で騒いでもどうなるものでもない。
何とか色々なデータをなるべくまとめて客観的に見れるサイトは
ないものかと検索していたらこんなのがあった。
http://atmc.jp/plant/detail/
主に原子力保安院が発表した資料をもとに
かなり色々なデータが網羅されてグラフ化などもされているので
福島原発の1~4号機の原子炉格納容器の状況を
地震津波発生後から時系列で理解することもできるし
マスコミの発表ではあまりにも断片的で
ものすごく分かりづらいこれまでの流れと
現況を把握することができるのではないかと思う。
例えば各号機の核燃料の露出の数値と割合について
1号機 1.65m ( 27.5% が露出 )
2号機 1.5m (25% が露出)
3号機 2.25m (37.5% が露出 )(4/12現在)
全国の放射能値や各国の放射能の拡散予想なども
ここである程度確認することができる。
個人がそんなことを知ってどうなるものでもないと
いう意見もあるかもしれないが
「水をかけて冷やしてます」という報道で
何となく大丈夫なような思い込みをするのは
ちょっと危ないような気がするのだ。
例えば使用済み燃料プールにしても
3号機については爆発が起きたりして
これまで何度か報道で取り上げられたが
当然1~6号の全ての号機にあるもので
現在の状況は1~4号機の燃料プールの
除熱機能は作動しておらず更に計器の不調で
プール水温は計測できていない。
もとより私たちがこういうデータをみても
「何かまだ安心な状態ではないんだな」くらいの
感想しか持ち得ないが
それでも何となく解決してるように誤解していて
いきなりドカンとくるよりは幾らかはましな気がする。
そんな中「ネット規制法案」なるものが閣議決定されたと
報じられた。
「菅政権は長く問題点が議論されてきたコンピュータ監視法案を
閣議決定した。これは捜査当局が裁判所の捜査令状なしでイン
ターネットのプロバイダに特定利用者の通信記録保全を要請で
きるようにするものだ」
マスコミはあんまり当てにはならないから
今正確な情報を得られるのはむしろネットだ。
もちろんネットの匿名性を利用してのデマやいたずらも多いし
ツイッターやフェイスブックなど新しいツールも増えて
政治の世界にいる人たちがもう全然ついていけないのは分かるが
闇雲に「危険だ。規制をかけろ 」みたいなことになれば
それこそ戦時中と同じ言論統制、独裁主義の闇に他ならない。
国民が真相を何一つ知らされないまま
破滅の道連れにされたというほんの60年ほど前に
行われた愚行をまたぞろ繰り返さないことを
切に祈りたい。
「レベル7と言ってもチェルノブイリとはまったく違う。
放出された放射能の量もチェルノブイリの10分の1」
というあたりがやたらに強調される論調になっていて
「この期に及んで」というか「相変わらず」というか
「放射能の総量の単位が京(兆の一万倍)という時点で
終ってるだろう」と思わず突っ込みを入れたくなるが
感情論で騒いでもどうなるものでもない。
何とか色々なデータをなるべくまとめて客観的に見れるサイトは
ないものかと検索していたらこんなのがあった。
http://atmc.jp/plant/detail/
主に原子力保安院が発表した資料をもとに
かなり色々なデータが網羅されてグラフ化などもされているので
福島原発の1~4号機の原子炉格納容器の状況を
地震津波発生後から時系列で理解することもできるし
マスコミの発表ではあまりにも断片的で
ものすごく分かりづらいこれまでの流れと
現況を把握することができるのではないかと思う。
例えば各号機の核燃料の露出の数値と割合について
1号機 1.65m ( 27.5% が露出 )
2号機 1.5m (25% が露出)
3号機 2.25m (37.5% が露出 )(4/12現在)
全国の放射能値や各国の放射能の拡散予想なども
ここである程度確認することができる。
個人がそんなことを知ってどうなるものでもないと
いう意見もあるかもしれないが
「水をかけて冷やしてます」という報道で
何となく大丈夫なような思い込みをするのは
ちょっと危ないような気がするのだ。
例えば使用済み燃料プールにしても
3号機については爆発が起きたりして
これまで何度か報道で取り上げられたが
当然1~6号の全ての号機にあるもので
現在の状況は1~4号機の燃料プールの
除熱機能は作動しておらず更に計器の不調で
プール水温は計測できていない。
もとより私たちがこういうデータをみても
「何かまだ安心な状態ではないんだな」くらいの
感想しか持ち得ないが
それでも何となく解決してるように誤解していて
いきなりドカンとくるよりは幾らかはましな気がする。
そんな中「ネット規制法案」なるものが閣議決定されたと
報じられた。
「菅政権は長く問題点が議論されてきたコンピュータ監視法案を
閣議決定した。これは捜査当局が裁判所の捜査令状なしでイン
ターネットのプロバイダに特定利用者の通信記録保全を要請で
きるようにするものだ」
マスコミはあんまり当てにはならないから
今正確な情報を得られるのはむしろネットだ。
もちろんネットの匿名性を利用してのデマやいたずらも多いし
ツイッターやフェイスブックなど新しいツールも増えて
政治の世界にいる人たちがもう全然ついていけないのは分かるが
闇雲に「危険だ。規制をかけろ 」みたいなことになれば
それこそ戦時中と同じ言論統制、独裁主義の闇に他ならない。
国民が真相を何一つ知らされないまま
破滅の道連れにされたというほんの60年ほど前に
行われた愚行をまたぞろ繰り返さないことを
切に祈りたい。