「日本文学の革命」の日々

「日本文学の革命」というホームページを出してます。「日本文学の革命」で検索すれば出てきますので、見てください

首切り―職探し―新しい仕事 2

2020-09-03 20:00:24 | 日本文学の革命
お台場にはあまり来たことがなかったのだが、これを機会に一周してみた。

まず「ビーナス・フォート」に初めて入ってみた。ここは若い女性や観光客向けのショッピングモールで、ヨーロッパのクラッシックな街並みを再現した作りになっていて、天井には夕暮れをイメージした青い空に綿菓子みたいな白い雲までたなびいていた。迷路みたいな路地が続いていて、左右にはオシャレなショップがたくさん立ち並び、高級そうなレストランもたくさんあった(どこかのレストランで食事をしようと思っていたが「高すぎるだろ」という値段ばかりだったので辞めにしたが)。

さまようようにして歩いていると「レトロ通り」なる所に行き会った。ここは日本の昔懐かしい昭和レトロな街並みを再現した通りで、六畳のお茶の間や床屋やたばこ屋が再現されていて、ヨーロッパのクラッシックな街並とはまた違った意味で楽しむことができた。
ただ東京オリンピックが中止になったせいなのか、客足はまばらで、どの店をのぞいても数人程度しか客の姿がなく、閑散としていた。こんなんで儲かっているんだろうかと心配になるほどだった。このお台場がある湾岸エリアは東京オリンピックでは中心となる場所だった。もしオリンピックが予定通り開催されていたら、ここも押すな押すなの盛況だったろうに。

次いで「ダイバーシティー」の方へ歩いてゆくと、ガンダムがまだ立っていた。ただ新しいガンダムにバージョンアップされていて、「ファーストガンダム」以外ガンダムシリーズを見ていない僕にはなんだかよく分からなかったが。

そこを通り過ぎ、フジテレビのすぐ横の巨大な広場みたいな橋を渡ると、お台場の砂浜が見えてくる。人工的に作られたビーチが連なっている所で、向かいは東京の絶景が見渡され、たしかにすごい光景だ。ビーチ沿いには「deck」という船の甲板(「デッキ」)をイメージしたらしい巨大ショッピングモールもあった。豪華客船に匹敵するような容量を持ったショッピングモールで、中にはたくさんのオシャレな店が立ち並び、吹き抜けの映画館まであった。こちらは結構賑わっていた。別に何も買いはしなかったが、楽しく見て回ることができた。

有名なお台場と言っても、実際には小さな小島であり、歩いて一時間で一周することができた。ここがこれからしばらくの間新しい仕事場になる。

暑さと職探しでバテバテになり、落ち込むことも多々あったが、気を取り直してがんばってゆこう。「奇跡のドア」を開くことができたら、行き詰まって閉塞状態にある今の日本の前に、実に大きな、希望に満ちあふれる可能性を開くことができる。絶対に負けるわけにいかない!

というわけで、新しい環境の中、ひたすらがんばってゆこう。


首切り―職探し―新しい仕事 1

2020-09-03 19:51:02 | 日本文学の革命
だいぶ長いこと投稿してこなかったが、実は7月いっぱいで仕事を首にされてしまい、職探しに追われる日々を送っていたのである。

首にされた理由は「結婚したかった人」で書いたのとほぼ同じような理由である。「会社に絶対服従しろ!会社的価値観を絶対のものと思い込め!」という会社側の主張と「いやそれは御免蒙る。今どき会社的価値観を絶対視するなんて明治維新の際に幕藩体制を絶対のものと思い込めと言われているようなもので、やってらんないね。第一文学が出来なくなる」という僕の立場との対立であり、この居り合うことのできない対立のあげくに例によって首にされたのである。

まあこういうふうに首にされるのは馴れっこになっているのだが、あともう少しで文学が「大爆発」できると喜びいさんで駆けているところへ、横槍を入れられすっ転んだ形になってしまった。
これからいよいよ「コンピュータの本質」を明らかにしてゆこう、今や全人類を飲み込もうとしているこのコンピュータのネットワーク、その強大な合理主義で人間から仕事を奪い、どうかすると人間という存在そのものまで無用なものにしてくるコンピュータ、それを面白おかしく風刺してやろう、それこそ人類のために思いっ切り茶化してやろうと手ぐすね引いて待っていたのだが、残念だ。

しかしまず生活を維持することが必要である。8月に入ったら無収入状態になり、わずかな(すぐに尽きてしまう)貯金を切り崩しながら生活することになるので、できるだけ早く仕事を見つけなければならない。そこでまず職探しをすることを優先して、暑さとコロナに煮えたぎる東京の街を駆け回るハメになったのである。

コロナ不況のせいで仕事はなかなか見つからなかったのだが、8月の半ば過ぎになってようやく仕事にあり就くことができた。政府関係の仕事で(だから民間の不況と関係なく仕事がある)、事務的なオフィス仕事である。守秘義務があるので具体的な業務については何も言えないが、コロナに関係するもので世のため人のためになる仕事である。場所はお台場であり、フジテレビがすぐ近くに見えるオフィスビルで仕事をしている。ただ週三日だけの仕事で、おまけに来年の3月で終了してしまうので、まったくの臨時仕事ではあるが。

先週からこの新しい仕事が本格的に始まったのだが、「週三日だけ」の仕事はかえっていいかも知れない。週五日勤務だと、文学のための時間を確保することが実に難しい。しばしばそのためだけに精力の多くを使い果たしてしまう。しかし「週三日だけ」だと、ぎりぎりの生活費にしかならないが、その分十分な時間を文学に注ぐことができる。どうしても足りなくなったらその時だけ日雇いバイトに出ればいい。一番大切な文学のための「時間」を存分に確保できるのである!