「日本文学の革命」の日々

「日本文学の革命」というホームページを出してます。「日本文学の革命」で検索すれば出てきますので、見てください

「新しい文学」 すごい勢いで進展した!

2008-07-02 03:09:51 | 日本文学の革命
「新しい文学」を具体的に建設してゆく日々が続いているが、今日の進展ぶりは実にめざましかった

四つの部門に分けて、同時進行的に押し進めているのだが、その四分の三以上が一挙に出来てしまったのだ!
自分でも予想してなかったほどの進展ぶりだ

四つの部門について説明すると
一つ目は「仏教と文学の融合」部門
『文学論』で漱石がやろうとしたことを継承してやっているわけで、これが「新しい文学」の根本原理になるのだが、もうこれも最終段階にきている
今どんどん融合中であり、この中から新しい言語観、新しい文学原理を見いだすつもりなのだ

二つ目は「新しい文体の創造」部門
前の一つ目の部門が成功したら、そこに新しい文体の可能性が生まれる
「人間の言葉・文章の内に神的なものを見いだす文体」とでもいえるものだ
この種の文体を実現した例は今までにもいろいろあって、シェイクスピア、ゲーテ、ドストエフスキー、宮沢賢治、などの文学がある
今彼らの文体を学ばせてもらっているところで、「なるほどこうやったのか」「こうやればいいのか」と勉強させてもらっている
ここで学んだものを参考に、「仏教と文学の融合」から新しい文体を引き出すつもりでいるのだ

三つ目は「日本語の構造と伝統」の部門
日本語が歴史的にどのように変遷してきたか
明治以前の「言語の分裂状態」から明治以後の「三統一の言文一致体」へと、どのように発展してきたか
それを古典文学や近代日本文学、日本の歴史などを駆使して、具体的に跡づけてゆき、その発展の先にあるものを切り開こうとしているのだ
ここでやったものが「新しい文学」の土台や基盤となる

四つ目は「題材とメディア」の部門
上記三つのもので新しい文体を創造したら、次にそれを用いてどんな題材を描けばいいかの問題が起こってくるが、それも今から用意しておこうとするものだ
これもだいたい目星がついている
十分切り拓いてゆくことができるだろう

このようにして「新しい文学」を目指していたのだが、今日あれよあれよという間に四分の三以上が出来てしまったのだ
二つ目、三つ目、四つ目がほぼ出来てしまい、残る一つ目も半分近くが出来てしまった
あとはこの「融合」の中から具体的な文学原理さえ見いだせば、「新しい文学」は一挙に出来てしまうのである

まさかこんなにすさまじい勢いで出来てしまうとは!
今日 仮眠から起きて文学に取りかかった時には、絶望的な気分でいたのに
(まあ よく絶望的な気分には襲われるが…。こういう絶望的な気分のときこそ、そのすぐあとに可能性がドバッと開けることがよくあるのだ)

あとほんの一歩じゃないか、「新しい文学」まで

といっても、この最後が一番難しい

気を引き締めて、がんばってゆこう