草花を撮る・北から南へ_6(2) -東北・中南部- 月山、蔵王山
月山 (1984m) へ
7月20日に鶴岡市の宿を早朝に出発し、月山・登山口へ向かった。赤い大鳥居をくぐり、
羽黒神社脇を通って月山登山口を目指したが、途中、少し渋滞したので、登れるか心配したが、
若干の遅れで駐車場に着くことができた。
山はガスっていて展望のある写真は撮れなかったが、修験者のような白装束の人にも会い、
残雪や花の写真も撮れたので、まずまずと思っている。月山は羽黒三山の主峰として登山道も広く
よく整備されており、登山というよりもハイキングの感じで登ることができた。
鶴岡市
月山の下山後に鶴岡市を散策し、藩校・致道館跡や藤沢周平記念館などを訪ねた。
致道館は論語の一節「君子学ンデ以テソノ道ヲ致ス」に由来。じっくり考えて
正しく理解し、それを実践に生かす、「思慮深くて行動的な人物」の育成を目指
した。文化2年(1805)酒井家九代目藩主・忠徳公が創設した藩校である。
出羽三山
出羽三山は、山形県の中央にそびえる月山(1984m)・羽黒山(414m)・湯殿山(1504m)
の総称で、六世紀に開山されたといわれています。三山といっても独立した三つの山がある
わけでなく、月山を主峰に、峰続きの北の端に羽黒山があり、月山の西方に湯殿山があり
ます。中世には湯殿山を「総奥の院」(最も大切な場所)として、月山・羽黒山・葉山
あるいは鳥海山を称して出羽三山とされました。(鶴岡市羽黒町・観光協会)
蔵王山へ
蔵王山(熊野岳)へ登ったこの日(7月21日)も曇り空で、展望のある写真を撮ることは
できなかった。この散策&登山コースでは、まず稜線からお釜を眺め、百名山に登録されて
いる熊野岳(1840m)を目指した。ガレた山道を難なく登り山上に達したが、ここでは見事に
コマクサが群生していた。熊野岳周辺は火山特有のガレた小石の世界で、植生が回復するのに
まだ時間がかかりそうな感じだ。従って、高山植物といえるような草花はほとんどなかった。
この後帰路についた。
途中、寒河江市の道の駅でサクランボを買い、そこからは一路、仙台空港目指して突走った。
順調に空港に到着し、車を返却して、無事、名古屋行きの飛行機に搭乗できた。
次いで、草花の個別写真(月山&蔵王山)を掲示します。
風景写真の一部個別写真を掲示します。
酒田市の風景写真
鶴岡市の風景写真
以上です。