ゆーぱの部屋 ~幸福の科学の教えから~
幸福の科学の教え(大川隆法先生の書籍)で、みなさまの人生の悩みや疑問などを解決するお手伝いをします。
 



新宗教で一番大きいところの一つに、立正佼成会ってあるよね。どういう教団なの? なーんて疑問もってる人、いませんか?

幸福の科学の大川隆法先生は、『宗教イノベーションの時代』(幸福の科学出版)で、立正佼成会の開祖・庭野日敬氏の言葉(「霊言」)を、次のように伝えておられます。

 わしは、あちらの田舎のほうから東京に出てきて、とにかく、その日の糧を求めて働いてはおったけれども、「何か学びたい」っていうかな、求道心みたいなものは、あったことはあったわけよ。
 だから、幾つか、教えを乞うようなまねはしていてね。そのうち、当時、うちより先輩だった霊友会の支部長さんと知己になり、ご指導願って、それで『法華経』解釈を本格的に教えてもらったんだな。
 ところが、その人に教わったんだけど、霊友会の『法華経』解釈や活動方針と何か合わなくなってきたので、まあ、あんたがたから見れば、分派みたいなものだろうけど、その支部から分かれて、活動をし始めたんだ。(中略)
 新宗教風に信者をつくっていたんだけど、戦前だから、当局の取締りがきつくてね。そういう新しいものは、“不敬罪”というか、「邪教認定」っていうか、「人心を惑わす」っていうようなことで弾圧を受けて、捕まったこともあるわな。
 それで、霊友会から分かれた最初のころの布教は、わしが自転車に乗り、長沼妙佼さんを荷台に乗せてやってたんだ。
 妙佼さんっていうのは法名だけどね、女性なんだ。おばさんだけど、この人は、霊が降ろせる人で、いろいろなことがピタピタ当たったのでね。だから、まあ、最初は、実質上、向こうが教祖だったかなとは思うんだけどね。(中略)
 ただ、やっぱり、対立もだんだん起きてきてな。わしは、何の能力も持ってないから、わしが会長になっても納得しない者が教団のなかにはいてね。妙佼さんは、今やっているような、こういう霊言ができたのよ。だから、立正佼成会の人は、霊言というものをいちおう理解するんだ。
 妙佼さんのほうは、“入神状態”になったら、自分が何を言ってるか、全然分からなくなるからね。だから、わしが、妙佼さんの降ろす霊言を審神者(さにわ)する役割になっていたんだ。(中略)
 だけど、やっぱり、「どちらが教祖か」ということについて、少し、意見が分かれるようなところがあってね。信者のほうに、妙佼さんを担ごうとする者も出て、ちょっと苦しんだ時期はあるけど、戦後しばらくして、あちらも亡くなったので、わしの会長が固まったということだな。(中略)
 あと、特筆すべきこととしては“あれ”だね。あんたがたには、「フライデー事件」っていうのがあったと思うが、わしらには、「読売事件(一九五六年)」っていうのがあったね。(中略)この事件は、国会喚問を受けるところまで行ってしまったので、大きな教訓だったし、教団の危機だったわな。
 だけど、“読売菩薩”ということで、こちらが「反省した」というか、下手に出ることで、相手を持ち上げて、何とか逃れた。(中略)
 そのあとは、だんだん人も増え、組織もできて、社会的にも、普通の会社仕事ができるぐらいの人も増えてきたので、教団が安定してきた。
 まあ、わしは、宗教としての正邪を問われても、あまり言えないので、社会活動等に力を入れたんだ。平和運動だとか、「アフリカの恵まれない子のために、一食抜いて、献金しよう」という“一食運動”だとか、いろんな目に見える社会活動をやることで、理解されようとする努力はしたわな。(中略)
 結局、「外側の社会活動を活発化し、目に見えるところをしっかりやっていくことで、教団の社会的な信頼を高めた」っちゅうところかな。(中略)晩年には、宗教学者、仏教学者等にも金銭的な支援をしたし、仏教文化興隆のための支援活動もかなりしたので、そういう意味での文化的社会的な取り込みには成功して、日本の大教団の一つとして認められるようにはなった。
 まあ、大雑把に言やあ、そんなとこが教団史かな。
(26~37ページ)

庭野日敬氏の霊の言葉は、とても率直で飾り気がなくって、そして、実際に苦労して教団を創り上げてきた方にしか語れない、実感が込められています。

今日はこのブログの分量の制約から、かなり省略して、さわりだけをご紹介しています。

10年以上前に帰天されたはずの開祖自身のお言葉に直接ふれることができる、この奇跡。立正佼成会方にも、ぜひそのすべてを、自分の目で確認していただければと思います!



『宗教イノベーションの時代』

大川隆法著


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