マスコミって、幸福実現党が勝利する可能性なんて、どこもまったく報じないじゃない。なのにどうして、何度負けても選挙に出るのかなあ? なーんて疑問もってる人、いませんか?
幸福の科学の大川隆法先生は、幸福実現党の党首(当時)との対談書籍『日本の未来はここにあり―正論を貫く幸福実現党 』(幸福実現党)で、こう語っておられます。
マスコミは、基本的に「数字」しか信じていないんですよ。(中略)「思想」を信じていないんですよ。数字だけ見ているのです。「数字即信仰」なんですよ。
全部、数字で見ているし、基本的には「統計学的なもの」を信仰しているのです。マスコミは、経営的な判断ができないために、「世の中の流れが変われば、数字はどんどん変わっていく」ということが、分からないのです。
人が強い願望を持って、「このようにしたい」と思っていると、流れが変わってきて、数値的な予測というのは、当たらなくなるわけです。しかも、統計学が扱うのは、すでに終わったことばかりなので、それを使っても駄目だということがまだ分からずに、統計学に頼り、数字信仰になっているんですね。(中略)
ただ、その数字は、過去の数字だということも、間違いないのです。「過去の数字」であって、「未来の数字」ではないのです。未来の数字は、読めない。過去の数字を見て判断しているために、いつも一歩遅れているんです。(中略)
幸福の科学としては、「大敗」は、まことに珍しいことです。(中略)にもかかわらず、「あえて政治をやっている」ということの意味を、やはり知らなければいけないと思いますね。
先を予想できる人が、そういうことを分からないはずがないので、それでもやっていることの意味は大きいのです。国民全体にコンバージョンというか、改心をさせる、徹底的に考え方の方向を変えさせようとしているわけです。実は、「キリストの十字架」と同じことを、やらせようとしているのです。(中略)
日本では、マスコミが「数字信仰」に走っているのは分かっていながら、基本的には、「思想戦」として推し進めていかなければいけません。
(130~139ページ)
マスコミは、「思想」を信じておらず、基本的に「数字」しか信じていない。
人が強い願望を持って思っていると、流れが変わってきて、数値的な予測は当たらなくなるし、統計学が扱うのは過去の数字なので、マスコミはいつも一歩遅れている。
幸福実現党は、数字を出さないかぎりマスコミが信用しないのは分かっていながらも、国民全体に徹底的に考え方の方向を変えさせようとして、あえて「思想戦」として、政治をやっている──。
本書は、2011年に出された書籍です。
今日は、その中から、幸福実現党がオピニオン政党として果たそうとしている使命について説かれたお教えを、私なりに要約してみました。
なぜに幸福実現党は、2009年の立党から13年間も、まったく一貫してブレない姿勢で政治活動を続けているのか。
なぜに今回の参院選も、簡単な戦いではないことを重々知りつつ戦っているのか。
その秘密は、釈党首の政見放送で真正面から説かれていたと思いますが、さかのぼって大川隆法先生のこのお教えを学ぶことで、よりその意味が分かってくるのではないかと私は思っているのです。
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『日本の未来はここにあり』
大川隆法著
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