インフレ目標(インフレターゲット)政策って言葉、最近、よく見るよね。あれって、日銀が絶対反対してた政策じゃなかったっけ? なーんて疑問もってる人、いませんか?
幸福の科学の大川隆法先生は、『日銀総裁とのスピリチュアル対話』(幸福実現党)で、日銀の白川方明総裁の守護霊と、月刊「ザ・リバティ」の綾織編集長や幸福実現党の立木党首(当時)を質問者とする対話を、次のように伝えておられます。
立木 ところで、「インフレ目標政策」というものがありますが、それについてはどう思われますか。
白川守護霊 嫌いです。これは駄目です。これはもう麻薬だ。LSDか何かの麻薬ですわ。
立木 でも、世界の他の先進国では実施されていますよ。
白川守護霊 それをやってるのは、みな、麻薬をやってる国ばかりじゃないか。麻薬は駄目ですよ。
立木 いや、それで、日本よりも経済パフォーマンスがいいわけです。
白川守護霊 いやいや、やっぱりね、実際に稼いだカネで大きくなりなさい。「“麻薬”を打って大きくする」っていうのは、やはり、よくないですよ。いい気持ちになって、ハイな気分になるんでしょう? 駄目だよ、そんなのは。
立木 いいえ。インフレ目標をつくることで、人々のインフレ期待に働きかけ、それで実際に経済が動き始めるのです。
白川守護霊 とにかく、日銀総裁の収入を五千万円台から三千万円台に下げた罪が拭われるまでは、私は、みんなの給料が上がらず、下がるような方向へ誘導する!
綾織 それは、自分の恨み心から、国民の所得を減らしていくということですね。
白川守護霊 要するに、天は「正しい評価」を下さなきゃいかんのだよ。私の職業は、何と言うか、言ってみれば、閻魔大王の親分のようなものだからね。
綾織 あなたは今、日本のことばかりおっしゃっていますが、実際には、アメリカも財政危機ですし、EUも緊縮財政に入っているわけなので、お金を使えるところは、やはり、日本ぐらいしかなくなってきています。
そのためにも、「日本が国債をどれだけ発行できるか」ということが重要になるわけですが、要するに、今の日銀は、日本に対する役割だけではなく、世界に対する役割も担っていると思うのです。日本がこれだけの大国になった以上、世界経済に対する責任というものも、やはり考えなければいけないと思うのですが、日銀が国内の銀行のことだけを考えているというのは、関心領域があまりに狭いのではないでしょうか。
白川守護霊 だけど、ギリシャやイタリアみたいに、国債の金利が、七パーセントとか、八パーセントとか、それ以上に上がってきたら、やっぱり失敗したということがすぐに分かるからね。そういうふうにならないように、頑張って優等生を続けてるんじゃないか。
綾織 いや、これだけ国債の金利が低いということは、「どんどん国債を発行しても構わない状態だ」という意味だと思うんですよ。
白川守護霊 たくさん国債を発行して金利が上がると、みな、国債を買い始める。そうすると、政府が、また無駄な投資をいっぱいし始めるから、やはり、国債はあまり発行しないほうがいいんじゃないかなあ。
(71~74ページ)
昨年2012年1月2日に行なわれた日銀の白川総裁の守護霊インタビューの一節です。この時点では、ここで守護霊が述べているとおり、日銀の白川総裁は「インフレ目標政策」に絶対反対という姿勢でした。
ところが、それから1年。日銀は、2パーセントのインフレ目標政策を取ることになってしまっています。
大川隆法先生、そして幸福実現党の政策が、じつは、1年後に自民党政権によって採用されているという客観的事実を、ぜったいに見逃してはならないと私は思うのです。
|
『日銀総裁とのスピリチュアル対話』大川隆法著 |
(↓ 更新の励みに、ブログランキングに参加しています。このアイコンを毎日1クリックすることで、応援していただけたらうれしいです!)