goo blog サービス終了のお知らせ 

森男の活動報告綴

身辺雑記です。ご意見ご感想はmorinomorio1945(アットマーク)gmail.comまで。

チーフテンの作例がホビージャパンに掲載されました

2016年01月30日 | 模型の話題
1月25日に発売された月刊ホビージャパン2016年3月号に、模型のお仕事が掲載されました。タコムのチーフテンMk11(1/35)です。※この写真は私が撮影したものです。誌面には載っていません。

タコムは先日チーフテンMk5,10,11の3タイプを一気に発売し、誌面ではそれを受けてミニ特集で3キットを紹介しています。こちらが表紙。


私のMk11を含め、全部で14ページもあります。実車解説、各キットの内容説明と私と2氏による作例という構成。実車解説はとてもわかりやすく(チーフテンはやたら形式が多く、かなりややこしいので助かります、、)、キットの内容説明は、購入を考えている方にはとても参考になるのではないでしょうか。


記事にも書きましたが、現用戦車の単品作品ということで汚しは控えめにしようかな、と思っていました。しかし、とても強そうでカッコいい戦車なので、「汚したほうが似合いそうだなあ、、」といつも通りの結果に(笑)
チーフテンというと、私にとっては往年のタミヤのMk5のイメージが強いので、増加装甲をまとったMk11は、大げさですがまるで違う戦車のように見えますね。私は普段、第二次大戦以前の車両を作ってますので、現用戦車を製作するのはいろいろと新鮮でとてもやりがいがありました。で、最初に仮組みしたとき、増加装甲と長い砲身、シュッとした車体の組み合わせを見て、「な、なんてカッコいいんだ!」と思わずため息が出てしまいました(笑)戦車や飛行機でもなんでも、立体で見ないとその魅力がわからないことも多いので、お仕事とはいえ、普段と毛色の違うものを作るのって大事だなあと改めて思った次第です。

あと、これはたまたま、なのですが、後の2作品を担当した金山・長田両氏は個人的な知り合いでして、こういう形で誌面に載ることができて嬉しかったです。読者の方々には関係のないことではありますが、そういう意味でもいい記念になりました。

というわけで、興味のある方はぜひ誌面を御覧になっていただければと思います。

個人的な模型としては、先日上げたフィギュアの製作を進めています。今は装備品を製作中です。

これを見れば、どういう作品にしようとしているのかは、わかる方にはわかるかと、、、。また近いうちに製作過程を紹介させてもらおうと思います。

モデルガンの方は、懲りずにまた磨き始めてしまいました。ほんと、一つ終わったら「こんなめんどくさいこと二度とするか!」といつもいつも思うんですけど、やっぱりつい手を出してしまうという、、、。

CAWのS&W No.3 スコフィールドです。シリンダーまで粗磨きが終わったところです。リボルバーはシリンダーがほんとめんどくさいですね。こちらもまだまだ先が長いです、、。でも、とてもよく出来ているモデルガンなので、できるだけきっちり仕上げたいと思ってます。

というわけでまた。





  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

月刊ホビージャパンにパナール装甲車の作例が掲載されました

2015年09月27日 | 模型の話題
映画「ダンケルク」を25年ぶりぐらいに観まして、その印象をイラストにしてみました。※内容と大幅に違いますが、ご了承下さい。

9月25日に発売された「月刊ホビージャパン11月号」に、私の模型のお仕事が掲載されました。ICMのパナール装甲車の作例です。

さくさく作れて精密感もある好キットでした。興味のある方はぜひご覧下さい。※この写真は私のセルフ写真です。誌面には載ってません。

こちらが表紙
中身はこちら。見開き2ページです。


 ジオラマの舞台は、ダンケルクです。そのために、映画「ダンケルク」を観たのです。これ、50年前(1964年)の映画なんですねえ、、、。フィギュアは主役のジャン=ポール・ベルモンドっぽくしてみました。が、あくまで「つもり」です(笑)
映画のベルモンドは相変わらずカッコよかったのですが、軍服を着てるより、着崩したスーツで「勝手にしやがれ」とか言ってる方が似合ってますね(笑) 「勝手にしやがれ」「気狂いピエロ」もまた観たいなあ、、。

映画は、中学生のころにテレビで見ました。ドイツ軍がフランスに侵攻し、フランス軍とイギリス軍は海岸のダンケルクに追い詰められ、包囲されます。イギリス軍は船を手配して、脱出を図りますが、フランス軍は取り残される可能性が高く、フランス兵たちは焦燥を深めているような状況。そんな中、フランス軍のマイヤ軍曹(ベルモンド)は、なんとかイギリスに渡ろうと右往左往する、というあらすじ。マイヤが同じところをうろうろして(包囲されてるので)、同じ人と何度も出会ったり別れたり(包囲されてるので)するので、かなりの閉塞感があります。戦争映画なので、時々空襲や砲撃のシーンはあるのですが、フランス軍・イギリス軍ともども全く反撃しなくてただただ逃げ回るだけで、カタルシスなど皆無なのでした。というわけで、「退屈な映画だなぁ」という感想だけが残ったのでした。

で、今回再度観てみたのですが、やっぱり退屈でした(笑) 25年前も、日曜の昼過ぎぐらいの時間帯に観た記憶があり(深夜放送の録画)今回も同じような条件だったこともあって「あー、まだ終わらんのかいな」というアンニュイなデジャブが(笑)

とはいえ、それなりに歳を重ねた今の目で見ると、追い詰められた主人公らの含蓄のあるやり取りは味わい深く、さすがフランス映画だなあと思わないこともなかったです。そういう状況だからこそ、個々人の生き方・人生観があらわになり、それぞれが「俺はこうしたい」と生き方を模索します。その様子は、そのまま観客自身に「それぞれの生き方」を問いかけるものとなっています。多分。

マイヤ軍曹は、基本的にイギリスに渡ってドイツと戦い続けたいとは思ってはいるのですが、かといって「なんとしてもドイツを倒す」!という強い戦意があるわけでもなく、でも船に乗りたいとは思ってて、困り顔で街をうろうろするのですが、でも見かけた女の子にちょっかいを出したりして「どないやねん」的な主人公なのでした。でも、そんな行き当たりばったりのフワフワした感じは、中学生のときはピンと来なかったのですが、今なら「まあ、人生ってこんな感じだよね。しゃあないよね」となんとなく共感して腑に落ちてしまうのでした(笑)

さて、実はこの映画には、ガンマニア的に必見の見所があります。フランス軍の軽機関銃・シャテルローMle1924/29が大活躍するのです。敵の的になるシャテルローを手放さないので部隊から見放された、ピノという兵隊が中盤に登場します。彼が襲ってくるメッサー(代役・機種不明)を撃墜するのです。結構なアップでの発砲カットが2度あり、豪快に空薬莢が飛び散るところを見ることができます。中学生のときは、ここで「はっ!」と目が覚めた記憶が(笑) 
シャテルローの発砲がここまではっきり写っている映画はこれだけなのではないでしょうか。「パリは燃えているか」にも出てたような気もしますが(戦車に向かって撃つシーンがあったような)、おぼろげです。出てたとしても、ここまでアップではなかったかと。このピノという兵隊は、ちょっと変なキャラクターで面白かったです。カールおじさんみたいなのんびりした風貌なのですが、シャテルローの射撃が上手く、銃をずっと持ってます。撃ち終わったあとに「よしよし、今日は良く働いたな」などと銃に話しかけてなでてやったりします。そら、見放されるわな(笑)

というわけで、ここまで読まれて興味を持った方は映画をご覧になってみてください。ただ、決して保障は致しません(笑)

で、シャテルローは、おフランスの香りのする優雅な感じのデザインで、それなりに好きな銃なのです。こういう形で観る事ができるのはほんとありがたいことです。というわけで、イラストにしました。

その外見からてっきりZB26ファミリーと思ってたのですが、描くために資料を再読してみると違ってました。第一次大戦でフランスは米軍のBARの高性能にほれ込んで、戦後BARを参考に開発したんだそうです。

確かに、銃身はZBや96式のように交換を前提にした設計ではありません。銃身を交換しないで済ますために、ヘビーバレルになってますがZBや96式並の仕事は厳しかろうと思われます。BAR同様、「軽機関銃」というより「自動小銃」に近い銃のようです。映画の字幕でも「自動小銃」となってますので、恐らくフランス語で「オートマチックライフル」と言ってるのでしょう。また、木製のフォアグリップを見ても推察できるように、基本的に1人で持ち歩いて、1人で撃つ銃のようです。そもそも、プロトタイプの完成が1921年ということなので、ZBとは全く関係ないわけです。

採用直後は銃身の品質に問題があり、暴発事故が多発したようです。当初は「Mle1924」でしたが、銃身の問題が改良されたのが「Mle1924/29」なんだそうです。改良後は特に問題もなく、優秀な銃として戦後も使われたそうです。資料(80年代のコンバットマガジンのレポート)の記事ではその当時でも「未確認ながらフランス陸軍特殊部隊で使われている情報もある」とあるので、かなり信頼性のある銃なのでしょう。いまでもどこかで使われているかもしれませんね。模型方面では、ありがたいことに、タミヤ「フランス歩兵セット」に2個も入ってまして、とてもいい出来です。ジオラマにも使ってます。

フランスの自動火器は、優秀であろうと駄作であろうと、ドイツのに比べてどっかちょっとピントがズレてるような感じがするので好きですね。第一次大戦で使った、どうしょうもない銃という評価をされているショーシャもたまらんです。どちらも1/1でほしいところですが、出るのも買うのも無理ですね(笑) 1/12か1/6で作りたいなあとは思ってます。

というわけで、なんだか話がずれまくりました。すいません。再々ですが、ホビージャパン、もしよろしければぜひご覧下さい。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

月刊アーマーモデリングで徳島の模型店「クリッパー」さんを紹介しました。

2015年09月20日 | 模型の話題


今週発売の「月刊アーマーモデリング10月号」にて、徳島の模型店「模型のひろば クリッパー」さんを紹介させていただきました。
毎号、全国各地のモデラーさんが地元のなじみのお店を紹介する「全国模型店探訪記」というコーナーがあり、初の徳島県の回(第46回目なので、ブービーっすね(笑))ということで、私にお話が来ました。

徳島の模型店といえば、昭和22年(!)に開業したという老舗中の老舗・クリッパーさんしかない、ということで紹介させていただいた次第です。よろしければぜひご覧ください。

私とクリッパーさんの出会いは子供のころ(5歳くらい?)でした。最初にお店に入った時のことはとてもよく覚えています。両親と何かの用事で車で市内に出掛け、母親が用件を済ませるために車外に出ました。たまたま駐車した場所がクリッパーの向かいだったのです。そのクリッパーは今はない幸町店でした。すぐそばに中央郵便局があったので、多分母親はそこに用事があったのだと思います。

待っているときに、父親がクリッパーに気がつき(というか、クリッパーに私の目が釘付けになってたのかも)「あの店、入ってみるか?」と言ってくれたのでした。ドキドキしながら店に入ると、店内いっぱいにあふれる模型を見て、一瞬で心を奪われてしまったのでした、、、、。

振り返ってみると、このお店がなかったら模型が趣味になることはなかったかもしれません。模型に関心があっても、身近にこういうお店がなければ続かなかっただろうな、と思います。お店で実際に商品を見るというのはほんと大事なことですからね、、。

何度も通ううちに「色塗ってみようかな」「これがパテなのか。使ってみようか」とか「ソビエトの戦車もかっこいいな」「アメリカの飛行機もやってみようかな」などと、段々と興味が広がっていった記憶があります。

また、お店に行くためにバスに1人で乗ったり(これはもうドキンチョでしたね)、そのためにお金の計算をきちんとしたり(10円でも間違うと帰れない(笑))。もう少し大きくなってからは自転車で行くようになりました。結構な距離を走って街に出て行って、帰りに駅前に立ち寄って古本屋さんを見つけたり、商店街の中の映画館に行ってみたりと、「大人みたいなこと」をし始める大事なきっかけになったのでした。私はどちらかというと引っ込み思案なほうだったので(ホントですよ)、こういうあれこれは社会勉強の貴重な機会でした。つまり、なんだかんだで、自分を育ててもらってたんだなあと。

なので、今回こういう形で全国誌のアーマーモデリングさんで紹介させていただき、なんといいますか、ほんのちょっとながら恩返しが出来たような気がして、感無量であります。

取材に当たっては、社長直々に戦後の模型史を背景にしたお店の歴史をじっくりと伺うことができ、ほんとうによかったです。この場をお借りしてお礼申し上げます。記事の文字数があるため、お話の内容を盛り込みきれなかったのが残念であります。

そういえば、同誌にて掲載していただいた今年9月号のファインモールドの三式中戦車http://blog.goo.ne.jp/morio1945/d/20150815や、同4月号の日本家屋のジオラマhttp://blog.goo.ne.jp/morio1945/d/20150315の自走砲のベースになった九五式軽戦車も、クリッパーさんで買ったものなのでした。そう考えると、ほんとに感慨深いものがあります。買ったとき(15年くらい前)は、それがアーマーモデリングに載ることになって、キットを買ったお店を紹介することになるなんて夢にも思ってなかったわけでして、、、。不思議なものですね。

というわけで、重ね重ねでありますが、興味のある方は記事をご覧下さい。近在の方は、機会があればぜひお店にも足を運んでみてください。よろしくお願いします。

※記事の訂正です。スタッフの写真説明の左右が違っています。正しくは上田社長を中心に、向かって右が店長の大川様、左がスタッフの幸家様です。ご覧になる際はよろしくお願いします。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

モノクロ写真はいいですね。の件。

2015年09月13日 | 模型の話題
「幕末古写真ジェネレーター」というアプリがありまして、先日その存在を知りました。どんな写真でも幕末の古写真風にしてくれるという面白いものです。いろいろやってみると、古びた雰囲気がとてもよい感じです。

面白いので、どんどんやってみました。














面白いのは、一度通した写真をもう一度通すと、複写したみたいに「劣化」することです。こんな風な写真、資料写真集によくありますよね(笑)


どんどん行きます。
















これはほんとに、なんか幕末の決めポーズ写真みたいですね(笑)

















というわけで、お終いです。いやー、面白い!

私はモノクロ写真は好きなのですが、フォトショップでモノクロ処理すると、どうしても綺麗なモノクロになってしまうので(あたりまえですが)、こういう感じになるのはとても新鮮で嬉しかったのでした。なんといいますか、自分の作品の雰囲気に沿っている感じなのですね。まあ、それは私の作品がわりと(かなり?)古臭いからなんでしょうね。戦車でも、現用車両だとあまり面白くはならないかも。要するに日本軍とかその辺のアイテムにぴったりなんですね(笑)

で、もちろん、この製作会社から何かもらってるとかいうことはもちろんありません(笑)知り合いがやってるのを見て、面白いので試してみたというだけです。念為。

興味のある方はこちらへどうぞ。http://labs.wanokoto.jp/olds

というわけで、また。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

無事終了いたしました。

2015年09月06日 | 模型の話題
徳島モデラーズ倶楽部作品展示会は、先ほど無事終了いたしました。来場してくださった皆様、本当にありがとうございました。

いろいろな方とお話でき、ゲストの方々の作品も拝見でき、とても有意義な2日間を過ごすことができました。いろんな意味で、今後の製作の活力をいただけたような気がします。拙作もいろんな方に見ていただき、さまざまな感想を伺えてほんとよかったです。作品を前にして感想を伺えるのはとても嬉しいものですし、より具体的になりますので製作に当たっての参考にもなります。というわけで、これからも頑張りたいと思います。

でもちょっと疲れてしまったので、写真は全体写真一枚だけでご容赦下さい(笑)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

徳島モデラーズ倶楽部 作品展示会のご案内

2015年09月01日 | 模型の話題
私の所属する模型クラブ「徳島モデラーズ倶楽部」の第33回作品展示会が、今週末の9月5・6日(土・日曜日)に、徳島市シビックセンター(「徳島そごう」と同じ建物です)にて開催されます。これらは今年の私の出品作の一部(というか大半)です。

こちらがポスターです。

興味のある方はぜひおいで下さい。入場無料です。ふらっと誰でも入れる感じの気楽な展示会です。会場などの詳細は公式HPにてご覧下さい。

アドレスはこちら→ http://tmcofficial.web.fc2.com/index.html

今、出品作のカードの作成や作品の確認などをしてます。うちは基本的に1年間の新作を展示することになっているので、自動的に自分の1年を振り返る展示会でもあるわけです。
で、こうやって1年の作品をまとめて見ると、多いような少ないような。作品もなんか全部同じに見えるような見えないような、、、。1年くらいの単位で、自分のやってきたことを振り返るのっていろんな意味で大事ですね。

というわけで、出来るだけ多くの方に来ていただければ幸いです。何卒よろしくお願いいたします。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ブルドーザーの作例がホビージャパン誌に掲載されました。

2015年08月30日 | 模型の話題
8月25日発売の「月刊ホビージャパン10月号」に、私の模型のお仕事が掲載されました。ミニアートの米軍のブルドーザー「U.S.Army Tractor w/Angled Dozer Blade」です。※この写真は私のセルフ写真です。誌面には載っておりません。

こちらが誌面。見開き2ページです。
米軍のですが、ウェザリングが映える民間仕様の黄色にさせてもらいました。ミニアートらしい、繊細で端整なとてもいいキットでした。興味のある方はぜひ誌面をご覧下さい。

拙作のほか、土居雅博氏の48のⅢ号L型→J型改造記事や、山田卓司氏、嘉瀬翔氏らによるタミヤパンサーD型特集など、スケールモデルのページが充実しております。Ⅲ号J型は、昔モデグラで土居氏がスクラッチ記事にされていましたね。当時大興奮した身としましては、スケールは違えど土居氏のJ型を見られてとても嬉しかったのでした。J型作りたいです。山卓氏のパンターも、6ページに渡って製作法を詳細に解説、B&W塗装法を駆使した素晴らしい作例でとても参考になります。嘉瀬氏の車両やフィギュアがギッシリ詰まったジオラマも「さすが嘉瀬氏!」といった出来栄えでたまらんですね。


せっかくなので、フィギュアの写真のアップも貼らせてもらいます。刺青、頑張ったので見てほしいなあと(笑)。でも、多分女の人はこういう彫り方はしないですよね、、、。でもありはありなのかな?よくわからないです。勉強しないと、、、。いや、こういう勉強はしなくてもいいか、、、。

記事にも書きましたが、このフィギュアは以前個人的に製作したものを、今回の作例にぴったりだったので流用させてもらいました。製作記はブログでもあげてます。よろしければご覧下さい。もう2年も前になるんですねえ、、。M26A1も「広能組」の車両なんですよー(笑)でも、電話番号が間違ってますね。市外局番は(呉)にしないと、、。リペイントするつもりなので、その時に直します。

こちらからどうぞ↓ 瀬戸内国際芸術祭訪問記のおまけつきです(笑)

http://blog.goo.ne.jp/morio1945/e/1e4e2c062066de1e2f2ebbcc929a44b9

http://blog.goo.ne.jp/morio1945/e/5e6e3016ce395daa7ae9124797535598
http://blog.goo.ne.jp/morio1945/e/596ad15b502b628c1536f8337fba2990
http://blog.goo.ne.jp/morio1945/e/4dc6145a0d880805fc3cc38c124bc73b

さて、これまた記事にも書きましたが、このところブルドーザーやトラクターなどのキットが充実してきていてほんと嬉しいですね。先日紹介したアーマーモデリング9月号でも「ファーマーモデリング」の記事がありましたが、トラクターや重機モデルは今キテルのかもしれませんね!

余談ながら、AM誌でスクラッチされていたポルシェのトラクター(作者の方の技術も凄いですけど、個人ユースのデジタル技術自体に絶句、、、)は、大昔(30年くらい前)週刊少年マガジンだかサンデーだかで、カラーグラビアページで「日本にポルシェのトラクターが!!」とかいう内容で、日本(北海道だったかな?)で使用されている個体が紹介されていたことがあります。小学生のころ、病院の待合室で誌面を見て「へー。ポルシェのトラクターってあるんだ。かっこいいなあ!」と、とてもよく覚えていたのでした。AM誌を見て「あ!これだ!」と(笑)今から考えると、なんで漫画雑誌でポルシェのトラクターを紹介する必要があったのか、いまいちよくわからないのですが、当時はいろいろおおらかだったんでしょうねえ、、。

閑話休題。というわけで、最近トラクターやブルドーザーがキットになってるのは、ほんと嬉しいです。以前は完璧にレジンキットアイテムでしたので、たまにリリースされたら買ってました。
スターリネッツは「トラペが出すかも」とビクビクしましたが、もう多分セーフ(笑)米軍の空挺用ドーザーはブロンコとかが出すかも、、。ランツ・ブルドックは微妙かなあ、、、。ドイツ軍で使ってたみたいなので、時間の問題かも、、。

とはいえ、トラクターのことは好きなだけでよく知らないのです。ブルドックも見た目で買っただけ。ドイツ軍でどういう風に使われてたのかもよくわかりません。けどこの車両はとてもかわいく、キットも出来が良くて作りやすそうな感じなのでそのうち作るつもりです。でも、かわいいので軍用より民生仕様がいいですね。

昔のトラクターは、とてもカッコいいし、素朴な感じがとても素敵です。キャタピラーの「2トン」とか、キットになってくれないかなあと。イラストにしてみました。
ほんと小さくてとてもかわいいトラクターです。イラストは、ちょっと小さすぎですが、まあイメージ優先ということで(笑)
戦前の車両ですが、今でも残ってるみたいで、YouTubeでも動画がでてますね。見てるとたまらんです。お金持ちだったらひとつほしいくらいです。広い敷地を持ってて不整地を無意味に走らせたらたまらんでしょうね(笑)

というわけで、この時代のこの辺の車両は素敵なものが多いので、もっとキットが出てくれないかなあと思います。なんだかんだで、今はなんかいい風が吹いてる気がしますので期待しています(笑)。




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第1回お手つき選手権

2015年08月22日 | 模型の話題
私は、一度作りはじめた模型は基本的に必ず完成させよう、させたい、するといいな、と思ってます。いわゆる「お手つき」は出来るだけやめとこうと心がけております。しかし、例によって理想と現実は大きくかけ離れております。お手つきは楽しいのであります(笑) なので、気がつくとじわじわとお手つきが増えております。というわけで、逃げられないようにするために(笑)ここらで1回まとめてみることにしました。

まずAFVから。エマーのMKⅣとソミュアMCG5です。MKⅣは、タミヤのが発表された直後(思い返せば、中四国AFVの会で田宮俊作会長自らがアナウンスされたのを生で聞いたのでありました、、、)「もうとっておいても仕方ないから作っておこう」と組んでみたものです。あれから一年以上経ちましたが、MKⅣはその間にあれよあれよと数社からリリースされてしまいました。あのころよりさらに「仕方なさ」が増してますねえ。キャタピラもタミヤのを取り寄せようかな?と思ってたのですが、今となってはこのままで完成させたほうが逆にいいかなあと。

ソミュアは、DESKITのレジン製。この車両はいまだにインジェクションにならないですね。なってもおかしくはないんですけどね、、、。そんなことはないか、、、、。早く作りたいのは作りたいのですが、ジオラマの構想がまとまらないということもあり、止まったままになってます。

飛行機もぼつぼつたまってます。こないだ紹介した九九艦爆三三型はちゃんと作ります。でも、もうちょっとかかりそうです、、、。
アオシマのカーチスは、フィンランド仕様にするつもり。基本的な処理は終わってるので、あとは組んで塗るだけです。SMER(エレール)のポテーズ540は、宮崎駿氏の雑草ノート仕様を考えてます。

ポテーズのキットは、とても古いのですがほんとよく出来てますね。翼の帆布の表現は驚愕ものです。
ところで、ポテーズは今は「ポテ」と呼ぶみたいですが、機名を覚えた時はポテーズだったので、ポテーズと呼んでます。銃のモーゼルも今は「マウザー」と呼ばれつつありますが、こういう呼び変えってなんか違和感がありますね。「昔からモーゼルって呼んでたんだからモーゼルでいーじゃん」と思うんですが、どうなんでしょう。そうすると「じゃあ三式戦に積んだマウザー砲はどうなるんだ!」とか、こういう話はややこしくなるのでこの辺でやめときます(笑)

こちらはグンゼハイテックのメグロ500Z7。メタルパーツを磨きかけて中断したままです。クリアなどは吹いていないのですが、酸化せずピカピカですね。ホワイトメタルは亜鉛と違ってピカピカを維持できるんでしょうか。拡大するとヤスリの傷が目立つのでもうちょっと磨きたいところ。

とはいえ磨きの山は越えてるのであとはほぼ組み立てるだけです。なんとか完成させたいものです。


エアガン・モデルガンはこんな感じ。マルシンの十四年式と、マルゼンのP38、レジンキットの稲垣式拳銃です。十四年式とP38は、研磨済みなのであとは塗るだけなのですが、塗料を買う予算がないので休止中(笑)
モデルガン用の塗料って高いんですよ、、。

稲垣式拳銃は、頑住吉氏のレジンキット。とても良く出来てます。実銃は戦時中に民間で少数(500丁程度)が生産され、海軍が航空機搭乗員に支給したといわれています。
単発の擬似ブローバックギミックが組み込まれてます。昔のマルゼンのカート式エアガンみたいな感じです。スライドを押し込んで、トリガーを引くとスライドが後退し、カート(マルシンのPPK/S用)が飛び出てきます。

簡易なギミックなのですが、面白くてつい何度もやってしまいます(笑)
買った時は、寸法の近い何かのガスブロの銃が出れば内蔵してやろうと思って、仮に組んでそのままだったのです。しかしトリガーとバレルの位置関係が独特で、合うガスブロがなかなかなく、今となってはあったとしてももう組み込む気力もないので、これで完成させちゃおうかなーと思ってます。

で、最後です。手持ちの唯一のキャラクターモデルがこれ。海洋堂のレジンキット「皇女クシャナ」です。どーですか!(といわれても困るか、、、)

ご存知の方も多いかと思いますが、海洋堂の最初期の製品です。モデグラの創刊号あたりに広告が載っていたので1984年ごろかと。共用の箱絵とコピーの手描きインストが素晴らしいですね(笑)


ご覧の通り、鎧のディテールを彫りなおす途中で挫折しました。でも、あとちょっと頑張ったらなんとか目途がつきそうな気が、、、。これだけ見るとなんか「サモトラケのニケ」みたいですね。

それにしても、30年前のものとは思えないくらい良く出来てます。フォルムも全体の雰囲気もばっちりで、クシャナ殿下そのものであります。今回写真を撮る時に、試しに瞳を入れて、仮組みしてみたらぐっとやる気が出てきました(笑)黒くスミが入ってるのは、昔これで型取りの練習をしたため、その際の離形剤代わりの塗料の名残です。

ポーズも決まってますね。かっこいいです。刀身は金属で作って、磨きまくりたいところですね。でも、セラミック刀って、多分銀じゃないよなあ、、、。

というわけで、これらのうち一つでも完成させていきたいですね。
でも今の製作ペースだと、これらが全部完成するのは早くても3-4年後ですね。ははは。なのでお手つきはもうほんとこれ以上止めとかないとあかんですね、、、。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

三式中戦車がアーマーモデリングに掲載されました。

2015年08月15日 | 模型の話題
先日発売されました「月刊アーマーモデリング9月号」に拙作・三式中戦車が掲載されました。※この写真は私のセルフ写真です。誌面には載っていません。

こちらが表紙です。
特集「日本軍戦車の組み方・塗り方・仕上げ方」の作例の一環として、「自由なマーキングを楽しもう!」との見出しで見開き二ページにて紹介していただいてます。
同誌は、定期的に日本戦車特集を組んでくれてますので、日本軍好きの1人としてもとてもありがたいです。今回もベテランから初心者の方まで参考になる記事が充実しており、大変読み応えのある内容となっております。興味のある方はぜひ誌面をご覧下さい。

誌面にも書きましたが、この作品は元々は個人的に作っていたもので、完成後に編集部から声を掛けていただき、掲載となりました。なのでこれは掲載を考慮していない妄想フルスロットル(笑)な作品です。しかし、依頼を受けた上での製作だと変に妄想をセーブしてしまったかもしれませんので、これはこれで良かったのかなあ、と思ってます。

そういうわけで掲載が決まる以前、当ブログでも製作途中を紹介していました。
(その1)http://blog.goo.ne.jp/morio1945/e/24f9c9d5349456a4e51050c1cc480ec7
(その2)http://blog.goo.ne.jp/morio1945/e/3ca08079c01f91ecd36f78c244f2a261

完成したら紹介しようと思っていたのですが、こういう経緯でそのままになっていました。ご了承下さい。製作中の様子は誌面では紹介されておりませんので、興味のある方には何らかのお役に立てるかもしれません。

あと、当ブログのインデックスですが、次は飛行機編にする予定です。ブログトップのイラストを新しく描こうと思って、まだ描けてないです。なので、イラストが出来ないとインデックスもできないような感じ(気分)になってます。すいません。今しばらくお待ち下さい。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「武蔵」の作例が掲載されました。

2015年06月27日 | 模型の話題
先日発売された月刊モデルアート8月号に、私の模型のお仕事が掲載されました。「沈没した武蔵が往時を偲ばせる姿だったら」という設定で創作したジオラマです。※この写真は私のセルフ写真です。誌面には載っていません。


こちらが掲載ページです。計6ページにもわたって紹介していただいてます。ご存知の方も多いかと思いますが、武蔵は沈没時の爆発のせいで海底の広範囲に四散してしまっており、このような原型をとどめた姿ではありません。いわゆるイメージモデルとして製作させていただきました。自分なりに全力で製作した作品です(特にゴールデンウイークの5日間は、朝から晩までこれをやってました、、、、)。なので、できるだけ多くの方に見ていただければ幸いです。

私の作品の他、今回の発見で判明した新事実を徹底的に反映した作例など、模型を軸として多種多様な切り口で「戦艦武蔵」を紹介する誌面となっており、非常に見ごたえのあるものとなってます。興味のある方は是非ご覧になってみてください。表紙はこちら。

記事にも書きましたが、製作中に読んだのがこの二冊、吉村昭「戦艦武蔵」(新潮文庫)と渡辺清「戦艦武蔵の最期」(朝日選書)です。


「戦艦武蔵の最期」ははじめて読みました。「戦艦武蔵」は3-4回目だと思います。
「戦艦武蔵」は、吉村昭の傑作のひとつですね。武蔵がどれほど大多数の人間のエネルギーを糧に造り出されたのかを、淡々とした事実の積み上げで描写していきます。そのエネルギーのすざましさには絶句します。武蔵に限らず、戦車でも戦闘機でも戦場でどのように使われたのかを紹介する書籍は多いのですが(当然ですけど)、この本のように、ある兵器がどのように計画され、どのような方法でどんな人々の手によって作られ、どうやってその生涯を終えたのかまでを描いたものは少ないのではないでしょうか。私は「近代の機械兵器」とは一体どういうものなのか、この本を読んで少しだけわかったような気がしました。「陸奥爆沈」「深海の使者」「総員起シ」など、吉村氏の戦争を描いた小説はどれも傑作ぞろいです。「日本人と戦争」ということを考えるにあたって、良質のヒントが本当にたくさん詰まっているように思います。興味のあるはぜひ読んでみてください。

そして、武蔵が兵士とともにどのような最期を迎えたのかを描いたのが「戦艦武蔵の最期」です。武蔵の生き残りの方が体験をもとにして書かれた本だけに、武蔵最期の状況の描写がものすごく、とにかく圧倒されました。主人公の兵長は阿鼻叫喚の戦闘を潜り抜けた末、ある一つの感情に行きつきます。

「それにしてもおれたちをここまで追いつめたやつは、一体誰だ、誰だ、誰なんだ、、、。突然、はじけるような激しい怒りが、胸いっぱいに突きあげてきた」。

それは多分、特定個人の「誰か」ではないでしょう。大きな曖昧模糊とした(だからこそもどかしい)「誰か」なんだと思います(特定の「誰か」や「組織」が、ある歴史上の悲劇の唯一の原因であるという考え方は、思考の放棄ではないでしょうか)。それは一体なんなのか?それを考えることがキモなんじゃないかと思います、、、。

武蔵沈没時には実に1000余名の方が亡くなられています。今の日本があるのは、ひとえに戦争の犠牲となられた方々があってのことだと、私は思っています。この場をお借りして、武蔵乗組員の方々のご冥福を、心よりお祈りいたします。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする