森男の活動報告綴

身辺雑記です。ご意見ご感想はmorinomorio1945(アットマーク)gmail.comまで。

静岡に行ってきました。

2016年05月22日 | 模型の話題
というわけで、静岡ホビーショーに行ってきました。遊びに行っただけですが、疲れ果ててしまいました。イラストは、帰宅直後に描いて、フェイスブックに上げたもの。疲れてますねえ、、。

これまで何度も書きましたが、中四国AFVの会の宣伝のお手伝いをしているので、同会のブースと、私の所属する徳島モデラーズ倶楽部のブースにて参加しました。こちらが中四国ブース。
「中四国AFVの会ニュース」は、おかげさまでかなりお持ち帰りいただいたようです。ほとんど無くなっちゃったのかな?ありがとうございました!

こちらは徳島ブース。私は、日本家屋のジオラマ「Sweet Home」とミニアートのブルドーザーのビネットを展示させてもらいました。観てくださった方、ありがとうございました!

会場では、無数といっていいほどの作品が集まり、全ては見きれないほどです。写真もたくさん撮ったのですが、まだ整理しきれてませんので、今回の掲載はパスさせてもらいます。すいません。いやほんと、整理がめちゃくちゃ大変なんですよ、、。

しかし、一枚だけUPします。これは会場で見れた人、撮影できた人は何人もいないんじゃないかなあ、、。

中四国AFVの会ブースにあった、ピンクのティーガーの裏面です(笑)
福山の会場で、作者の方が金子辰也氏から「裏面も描いたら?」とアドバイスをされて、描き足したとか。静岡で見て、私は回りに他のブースの人がいるのに声を出して笑ってしまいました。いやー、参りました。表のシリアスなロンメルとの対比がいいですね。

ピンクのティーガーは、AFVの会のレポートで紹介してます。
http://blog.goo.ne.jp/morio1945/e/9e273bde4caf173927a522dba9cc41c1


会場では著名なモデラーさんのものすごい作品や、ジャンルが違うとはいえ自分の製作のヒントが詰まった作品、完成品を初めて見て制作意欲を掻き立てられた作品などなどがずらりと並び、ものすごい刺激をいただきました。いやほんと、毎年行ってよかったなあと。興味のある方には、見学をぜひお勧めします。

会場では、友人知人ら全国の方々とお会いして、いろいろなお話が出来るのも魅力の一つです。今年も多くと方と楽しい時間を過ごすことが出来ました。この場をお借りしてお礼申し上げます。

一方で、お会いでなかった方も多数おられ、大変失礼いたしました。またお会いした際には何卒よろしくお願いいたします。

以上、簡単すぎて非常に本当に恐縮ではありますが、静岡HSレポートでした。

あと、お知らせがいくつかあります。

第16回中四国AFVの会のレポートが、今発売中の月刊アーマーモデリング2016年6月号に掲載されました。受賞作紹介はじめ、会の運営の様子なども紹介されており、関係者の一人としてほんと嬉しくなってしまう内容となってます。よろしければぜひご覧ください。

そして、中四国AFVの会公式HPでも出品作品集がUPされました。ぜひご覧ください。
http://afv.run.buttobi.net/
第1回からの過去の作品集も見られます。これはほんと、地道で根気の要る大変な作業です。担当のY氏にはこの場をおかりして御礼申し上げます。

同時に「中四国AFVの会応援漫画・せんしゃんundすだこ」も一挙に3本も新たにUPしてもらってます。
こちらもぜひご覧ください。っていうか、新作の更新が遅すぎですね。お待ちだった方(いるのかなあ、、)大変失礼しました。ネタはあるので、また近いうちに描きます。多分。
せっかくなのでコラージュしてみました。「AKIRA」の表紙裏のコラージュがカッコよくて、一回やってみたかったんですよね(笑)


というわけで、また。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「中四国AFVの会ニュース」を作りました&イラストはこう描いてます。

2016年05月08日 | 模型の話題
これは「中四国AFVの会ニュース」の表紙用イラストの一部です。なぜ同じようなのが並んでるのか? 答えは結構あとに!


というわけで、今年も「中四国AFVの会ニュース」を製作しました。4月の中四国AFVの会の様子を、A4二つ折りで簡単にまとめたリーフレットです。2年前から発行をはじめ、今年で3号目になります。こちらが今年の表紙


こちらが去年の第2号。コンテスト受賞者リストや、会の様子のレポート、その年のトピックになる話題、せんしゃん漫画などを掲載してます。

毎年、5月の静岡ホビーショーの「中四国AFVの会」ブースにて、無償で配布してます。今年も今週末の14・15日に同ブースに来ていただければと思います。興味のある方は、ぜひ手にとってみてください。たくさん刷るわけではないので、お早めに!(笑)

表紙用のイラストは、毎年うんうん言いながら描いてます。まあ、素人の絵ではありますが、それなりに大変なのです。せっかくなので出来上がる過程を紹介させてもらいます。

まずどんな絵にするのか考えて、ラフを描きます。1、2号とも日本軍がモデルだったので、今年は欧米でいこう、と思ってました。丁度、「ベルばら」にはまってしまったので(笑)、テーマはおフランスに決定。大好きなショーシャM1915を描くことに。鉛筆で描いて、水彩絵の具をざっと塗って色のイメージをつかみます。

いきなり色を塗ってもまあうまくいかないので、大事な作業ですね。これは大友克洋氏が「AKIRA CLUB」(講談社)で、「AKIRA」の表紙など、色原稿を塗る前には必ずマーカーで試し塗りする、とあったので真似してみたところ、「なるほど!」と一発で納得しました。色のバランスもそうですが、完成後の全体のイメージが具体的につかめると、あとの作業がほんとすらすらいくんですね。それ以来ずっと真似してます。なんといいますか、凄い人がやってることって、やっぱり大きい意味があるんですよね、、。

大体のイメージがつかめたら、サイズを大きくして漫画の原稿用紙に(B4)鉛筆である程度まで細かく描いていきます。

最初はオスカルの入ったお姐さんだったのですが


「もうちょっと若い方がええかなあ」と思い、描き直しました。要するに、巻き毛が描きたかった、というのがよくわかりますね。オスカルからロザリーのイメージになりましたね。どうでもいいですか。どーでもいいついでに書きますが、「ソバカス萌え」ってあるんですかね。私はそれほどでもないんですけど(ほんまか)。「エマ」のメルダース家のトゥイーニー(キッチンメイドとハウスメイドの兼任メイド)のジェーン(ポリーと仲がいい)がソバカスで控えめな感じがちょっといいなあと思ったんですけどね。でも「赤毛のアン」は観たことないんですよ。そういえば「ブラック・ラグーン」の巻末マンガで、十代のエダがソバカスだったのもイイ感じでしたね。ほんと、どうでもいいですね。すいません。

閑話休題。次に、下書きの上に同じ原稿用紙を載せて、Gペンと製図用インクでペン入れをします。
以前は下書きに直接描いてたのですが、トレース台を自作(といってもガラス板の下に蛍光灯を入れただけのやつ。冬温かく、夏は暑い、、、)してからは、トレースしてます。そうすると、下書き原稿が残る上に消す手間も省けて楽ちんです。

ペンで描くのは楽しいですね。ペンを走らせるときのコリコリした手ごたえがなんともいえません。大きめに描くので、足がはみ出してます。2箇所の十字は、スキャンの目印。数箇所でスキャンして(スキャナーがA4までなので)あとでフォトショップで一枚の絵にするので、目印があるとわかりやすいのです。プロでなくとも、絵を描く人なら大判のスキャナー・プリンターを持ってる方も多いのでしょうが、私は、ま、そのうち、、、。ねえ、、、。
左上に張り足しているのは、ガスマスク(ARS17というらしい)のストラップを後で修正したものです。頭に固定するためのストラップを首に掛けてるのは変なのに気付いて直しました。首掛け用のストラップは別にあるようです。修正箇所だけ描いて、フォトショップで切り貼りします。

というわけで、ここまではアナログなのですが、ここからデジタルの力を借ります。先に描いたように、ペン画をスキャンして、フォトショップで細かいところを修正します。かなり細かい線でも自在に修正できるので助かってます。アナログで修正するのはほんと難しく、しかも汚くなるのですね。修正後、A4サイズに縮小して(プリンターもA4までなので)プリントアウトします。それがこれ。

ペンでは影とかは入れないので、このままだと塗り絵みたいですね。けど、これ以上描き込むと、色を塗ると線が邪魔をするのでこれくらいあっさりの方がいいみたいです。最初は、もっと描きこんでたんですけど、いろいろ経験して、今はこれくらいになりました。水彩のため、厚手の用紙に印刷します。


次に、サクラの透明水彩絵の具で着色していきます。水彩画もとても楽しいですね。

透明水彩とはいえ、塗り重ねていくとそれだけ深みが出ますので、塗りがいがあります。模型の塗装となんか似てる気がします。

というわけで、何とか塗れました。

でも、なんかどこか違和感が。ちょっとリアル気味で、地味なんですね。これはこれでいいような気もしましたが、顔だけ描きなおすことにしました。元の絵も残るため比較できるので、こういうときはほんとデジタルはありがたいです。

描きなおしたのがこれ。下書きの1回目と2回目の間くらいでしょうか。

でも今度は瞳がちょっと大きくて、今度はディフォルメが過ぎた感じ。うーん、難しい、、。もう少し、という感じ。なので、ほんの少し手直ししました。

で、最初の画像です。左から修正順です。2番目と3番目はほとんど違いがわからないかもしれませんね、、。しかも、最初のもこれはこれでいいような、、。

「もう1回やってみようかな?」とも思いましたが、締め切りがあるので(印刷屋さんに発注するのです)これでタイムアウトでした。ヘルメットの文句は映画「勝手にしやがれ」の原題です。「息切れ」というそうです。邦題、原題ともどちらもいい題名ですよね。「Bout」の「B」が最後に大文字になってるのは、途中で映画が観たくなって観たときに、原題を確認しなおしたからです。レンタル代108円の成果ですね(笑)いや、やっぱりいい映画でしたね。 M1892リボルバーは映画でベルモンドが使ってましたね。カッコいいですね。モデルガン、欲しいなあ、、。

というわけで、なんとか完成したのでした。

こんなんでも出来上がったときは、フラフラしてます。いやー、もうちょっと早くから着手すればいいんですけどね、なかなか、、。

で、この一枚のイラストでも、これくらいばさばさと原稿が重なってくるわけです。要領の悪い素人だからこうなるのか、とも思いましたが、プロは素人とは違う意味で、たくさんの原稿が積みあがるんでしょうね。

「せんしゃんキット」でもそうなのですが、自分でとにかくやってみるのってほんと大事だなあと思います。「作品」や「商品」がどれくらいの手間ひまを掛けて作られてるのか、規模やレベルは違えど、その苦労の一端くらいは身体全体で理解できるからです。なので、あしざまに人の作ったものは悪くいえないし、言いたくないなあと、しみじみつねづね思ってます。なので、私の作品も温かく見守ってあげてくださいね(そこか)。

というわけで、また。静岡ホビーショーの件、何卒よろしくお願いいたします!

私のイラストについては、過去に当ブログで一度「イラスト集」としてまとめてます。興味のある方はぜひご覧ください。
http://blog.goo.ne.jp/morio1945/e/9df9d45cdade670be4ca8ee80238067a

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする